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異能世界話  作者: 雨雲日月
序章 加入編
5/7

腹ペコいもむしと背高女

皆さんクリスマスはどうお過ごしでしょうか。

楽しんでいたらいいのですが、とりあえずクリスマスプレゼントです。


前回から引き続き、いもむしが出ます。

私虫嫌いなんですよね…

「は?何こいつ・・・」


恐怖と困惑を足して二乗したような気持が私を襲う。


「ボクハネ!キミヲズットズットマッテタンダヨ?ダッテダッテダッテダッテキミヲタベタインダァ!」


そのなにかは楽しそうにゆらゆらと体を揺らしながら体から粘液と糸を出し織り交ぜ、触手のようにさせる。ねっとりとしているそれを私のほうに向け…向け?


「いぃぃやあああーーーー!こっち来るなキモイキモイ!」


そういいながら逃げる。方向は今向いていた方向、そう待ち合わせ場所へ。

振り下ろされた職種のようなものは体のぎりぎりを掠るように落ちる、粘液が飛び散る。うんもっと早く逃げなきゃだめだ。このままじゃなんか生理的に無理だ。

追いかけるはなにか。触手のようなものを振り回しながら追いかける。体を柔らかく動かしながらすり抜けるように追いかけてくる。なんかずっとしゃべってるし。雑木林抜けたらあの触手が自由に動けちゃうのかなぁ。どうしたらいいのかわからず私はただただ走るのであった。


・・@・・


一方そのころ朱音はちょっと早めに家を出た後待ち合わせ場所に向かっていたのだが、なんと道半ばであの()()に出会った。

こっちを認識するなり殴り掛かるそいつの攻撃を半歩前に進み避ける。そのことに驚いたのか、そいつは少し体を強張らせる。いやそれもあるかもしれないが一番驚いたことは昨日と違う点があったことだろう。

そう、二本の角を額から生やす朱音の姿である。その女のことを浜に打ち明け心配してくれる彼女を見た朱音は”巻き込ませたくないな”そう強く思った。

彼女を心配させることがないように小さい時から今までかかわり続けたのだ。父子家庭で親がいなくて悲しみをこらえながら決して涙を見せることがなかった。

そんな彼女をこれ以上無理させたくなかった。

そこで朱音は願った。自分が信じる神様に。力を大切に思う友達を守る力を。悪霊を追い払う力を。


そうして昨日、夢を見た。どんな夢か思い出せないが夢を見た。そして目覚めた。夢と新たな力に。

{大切に思う気持ち、悪霊を払う力、守るための力}この三つがそろい力は解放される・・・


「”異能力”:”鬼に刀か金棒”」


初めて振るわれる力に体はすぐさま対応を始める。初めてで力の使い方がわからない。けれどもそうは言ってられない。

本質はすぐに理解した。刀か金棒を出せる。ただそれだけ。でも十分強い力。刀を出し正面に構える。

相対するその女―”異能”―はその力を感じ取ったのか、昨日のように手加減をしない。握る右手に宿るは女型の異能の”異能力”:”速拳”である。

殴る速度を上げる。こちらもただそれだけという感じだが、違う。殴る速度が上がれば、手数が多くなる。殴る回数が多くなる。ただ単純に力を行使する分には問題ないのだ。

素早く突き出した突きをギリギリのところで防ぐ。刀が弾かれ体勢を崩すところを気合で踏みしめ、バックステップで距離をとる。

追撃するように出されたこぶしを左に避け、慣れていない刀を不格好な型で振るう。

慣れていないからこそ短期決戦。といわんばかりに、追撃を行うがすんでのところで避けられる。早く倒さねば体が持たない。

そう思うからこそ、体が呼応したのだろう。刀に火がともる。心ではない。物理的に刀にだ。

それに驚いた女型の異能は一歩下がろとするが…朱音は物怖じせず振りぬく。

刀の火は威力を上げ、燃え盛る火は敵を燃やす。

ごっそりと減る体力を体に感じながら、朱音は刀の火を消すように振る。


「名前とか、いるのかな…はあ、はぁ。鬼炎斬とかかな」


なんか空飛ぶ斬撃みたいだなぁと思ってしまいクスッと笑ってしまうのであった。

ちょい語り

なぜ鬼を選んだのか、秋田、鬼、なまはげ?というだけでなく守る力を持ち、神としてあがめる地域もあることから。

それが一番選択した理由として大きいのですけどね。

能力的にもって感じですね

ちなみに別に朱音の神社は鬼を祀っていません。

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