【夢中】子おおかみ チョコのオマケと高校生編
チョコのおまけ♪(バレンタイン企画の時に書いたもの)
side:麒麟
ある日、蓮美の家族と俺の家族が旅行に出かけた。ホテルの部屋は4つ。
父親たちの思惑が見え、子どもの俺は黙っていた。一人部屋が楽でいい……と。
それにしても、父たちがこそこそと何かを相談しているのが気になる。
鬼畜の父と周りから、どSと言われる連歌くん。
夕食が終わって、母さんたちがホテルの店舗に足を向け4人が待っていた間のこと……
「麒麟、これ食べてみろ。」と、鬼畜な笑顔の父。
手には黒い物体。
……??チョコ?
旅行先で気が緩んだのか、つい口に入れた。
「……お酒入り?美味しくない……よ」
俺はこの後、気を失い……記憶が無い。
「おい!面白くない奴だな~~。連歌、こいつは駄目だ。弱いのは弱いが……寝たぞ?」
「……俺は、安心ですが?こちらも試して見ましょう。蓮美……」
side蓮美
私は、ホテルの設置された大きな水槽を眺めていました。
父に呼ばれ、歩いていきます。
何故か寝ている麒麟を、ヒツジさんが部屋に連れてゆくところです。
……??
「蓮美、口を開けて?チョコです。」
何か、微妙な雰囲気の父を不思議に思いながら口を開けました。
「……もぐ……」
【ピタ】
噛むのを止めると、父が私を覗き見ます。
「……美味しくない。」
泣きそうになり、父にお願いしました。
「お口の……取って下さい。」
「……ぐっ……何ですか、この色気は??酔ってはいないようですが……麒麟が寝たのが唯一の救いでしょうか?おいで、お父さんの手に出しなさい。」
「待て!親子でも、その色気でそれは不味いだろ?」
「戻ったのか……。ちっ!くく……幼い頃の小鹿を思い描いて、いけない気分です。」
……?
2人のやり取りが長いので、我慢して飲み込みます。
「……お父さんもヒツジさんも嫌いです。」
私の言葉に、二人がうなだれました。
「「何か、ダメージが大きい……」」
そして、私の顔をじっと見つめます。
「……?お母さんたちが帰って来ました。」
二人は、こそこそ話をしています。
「蓮美は、効かないな。」
「普通ですよ。二人と麒麟が特殊です……くく……」
お父さんたちは嬉しそうに、あの美味しくないチョコを隠しました。
麒麟は、寝てしまったみたいだし。
私も、一人部屋です。いつも寝る時間なので、ドアの前で皆さんにご挨拶。
「では、おやすみなさい。」
「「「「おやすみ」」」」
部屋は、オートロック。お母さんが部屋の鍵を持って行きました。
いつもの時間に、熟睡するはずが……目が冴えます。
いえ、何か……??……頭がぼうっとします。寂しい……
「くすん……誰か……一緒にいてください。……ぐすっ。」
ドアを開け、外に出ました。
涙で視界が霞みます。
「ふ……うぅ…………」
ふらふらと、正面の部屋のドアにぶつかりました。
「痛い……です。」
……確か、草樹くんが……こうでしたか?
【カチャ……】
ふふ……ドアが開きました。誰かのお部屋のはずです。
誰か……一緒にいてください。
意識が遠退きます。まだ、ここでは眠れません。
ベッドが見えました。誰かが寝てます。
布団をめくって入り込む。いい匂いがします。
何か熱い……体が……熱いです。
けど、布団はきちんと被らないと……眠い……熱い……ぐすっ……
伸ばした手が、体温の低い体を探り当てます。
ふふ、心地いいです……
side麒麟
朝……
「ふわぁ~~。」
俺は、目を覚まし布団を押し退けた。
寝ぼけた俺に、父さんの驚いた顔。
ん?隣には連歌くん??何か、胸元がスースーする……?!
上半身裸で、手が俺のお腹に……。
恐る恐る、視線は手を辿っていく。
白い腕、黒い長い髪。白い背中に、パンツ……。
え?蓮美??
……。
「違います。誤解です。夢ですか?!罠ですか?!!」
紫貴の一言♪
本当はバレンタイン企画に入れたかったのですが……楽しくてページが増え、却下。
くく……皆さん、分かりますか?ウィスキーボンボンと養○酒の設定。
麗季と小鹿の設定を子どもたちは、きちんと受け継いでいます。
偶然に気がついて、いつか書くと決めておりました。
大きく成長すると、変化があるかもですね?
高校生は自由に??【僕は高校生!】side景彩
高校生になって、背はそれなりに……それでも、海波より少し高い程度。
「景彩、ね……いい?」
「駄目だよ!学校は嫌だって言っただろ?」
「くふふ……嫌がるのに、抵抗が少ないのは何故かな?」
お年頃なわけで、外見とは違って俺も男……触れたい。
「海波……俺から、キスしてもいい?」
「ん♪」
可愛く目を閉じて、俺のキスを待つ。
ここまでは、いいんだけど……重ねる唇は甘くて……柔らかくて……幸せになる。
「……んん~~??んっ……はぁ……」
海波を押し退ける。
「ごち♪」
舌で、唇を舐めながら……へへっと笑う。
愛しい……だけど、物足りない。
「最近、その眼……どうしてなの?」
「……俺、男だよ?」
「うん、知ってる。だから言ったよね?君が望むのは、私じゃないって……」
海波の傷ついた顔……胸が苦しくなる。
「違うよ!選んだのが間違いなんて、思ったことはない……ただ、俺を受け入れてほしいんだ。」
きょとんとした顔の海波が、微笑む。
「ふふ。可愛い……じゃ、はい……何もしない。キスを頂戴?触れて……求めて……」
海波が我慢をしていたのは、数分だった……
紫貴と景彩
「酷いよ!!俺は、男だよ??」
「うん、わかってるって♪そんな景彩が、自信を持てる短編を用意しているんだけどね?書く予定が……予定がね??時間や頭がついていかないんだよ!!ぐすん……」
「……ごめんなさい。頑張ってね?」
「て、ことで……次に行きます!!」
【ツインな高校生:一葉】
「ね、いけない委員長だね?くす……図書室で、乱れた服……」
「やっ……酷い……ぅ……」
「泣かないで。ごめん……虐めすぎちゃったね。だって、瑠璃がいけないんだよ?俺がいるのに……他の男に触られるなんて……」
「しょうがないじゃない……」
「そうだね……くすくすくす……大丈夫、君に触れた手は……今、痛みで感覚がないから♪」
紫貴と一葉
「うわぁあああ~~??ちょっ、一葉!来なさい!!正座ですよ!」
「体罰反対ぃ~~。」
「君は、何をしたのかな??」
「え?皆しているよ?」
「こら!!問題発言をするんじゃ、ありません!!」
「双葉なんて、人生を左右する……むぐっ」
「つ、次は双葉……頼むから、……あぁぁ~……まとも……じゃ、ないよね??」
【ツインな高校生:双葉】
鼻歌で、廊下を歩く。
「……双葉、私の後をつけるのはどうしてかな?」
「ふふ……穂波、俺が気になる?」
「待て!そこで待機!!」
「……待ってもいいけど、ご褒美は何かな?」
「私に告白するのは、女の子だよ!!」
「穂波?俺の情報は、確かだよ?くすくすくす……ね、後で何を楽しもうかな?」
紫貴と双葉
「お座り!!」
「体罰反対ぃ~~」
「黙れ!!お前たち二人は……もう少し、まともな恋愛が出来ないの??」
「穂波が、ホストみたいだからいけないんだよ。俺が過激でも、告白する男はいるし!」
「一度、見てみたい気がする。」
「しぐさが可愛いんだよねぇ~。男には、堪らない……」
「こら!変態発言は、禁止です!!」
「もう、帰って良い?ぐふふ……」
「行けばいい。次は、大好きな麒麟だし♪」
「虐めすぎると、嫌われるよ?」
「それは、誰の事?」
「別にぃ~~♪」
【勝負にならない高校生】side麒麟
俺が高校生……相手は中学生なのに……勝てない!!
「蓮美、ね……触れてもいいだろ?」
「いいですよ……」
久々に、時間が空いて……甘い時間。
学園の空き部屋をゲット!
ここなら、連歌くんの邪魔は入らない。くふふ……
「蓮美、今日は遅くなっても大丈夫?」
「はい。お父さんが、良いよって……言いました。」
……許可済み??
雲行きが怪しい気がする……
「蓮美、連歌くんがここに来たりは……」
「いいえ。今日は母とデートで、遅くまで帰りません。」
マジで??
イタダキマス!!押し倒し、唇にキスを落とす。
味わう唇は、いつ以来か……くぅう~~。
我慢が、出来ない!!
「……はぁ……麒麟……苦し……です。……んっ……」
俺は、手で胸に触れる。大きな胸……俺の手が沈む。
本当に、邪魔が入らないんだ……幸せに浸るより、焦りが俺を急かす。
もう片手を、足に滑らせる。太ももで、手が押さえられる。
「だめ……です。今日は……」
「今日じゃなきゃ、邪魔が入るんだよ?俺、もう……」
「くすっ……くすくす……」
無表情で、笑いをこぼす蓮美……
「何、何で??」
「麒麟、今日は……生理です♪」
……。
「ね……キスを、いっぱい……ください♪」
最高の笑顔……悪魔が微笑みましたよ!!!!
紫貴と麒麟
「くふふ……麒麟、大好き♪」
「嫌いだよ!!酷いよ……ぐすっ……くすん……俺が、何をしたの??連歌くん……俺に、隙を与えだしたから……おかしいと思ったんだよ!!触れるだけで、我慢なんて……」
「さて、麒麟に愛情を注いだし♪」
「待ってよ!!そんな愛情、要らないからぁ~~」




