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C【派生シリーズ】邪  作者: 邑 紫貴
感謝短編

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94/95

【夢中】子おおかみ チョコのオマケと高校生編

チョコのおまけ♪(バレンタイン企画の時に書いたもの)

side:麒麟


ある日、蓮美の家族と俺の家族が旅行に出かけた。ホテルの部屋は4つ。

父親たちの思惑が見え、子どもの俺は黙っていた。一人部屋が楽でいい……と。

それにしても、父たちがこそこそと何かを相談しているのが気になる。

鬼畜の父と周りから、どSと言われる連歌くん。

夕食が終わって、母さんたちがホテルの店舗に足を向け4人が待っていた間のこと……

「麒麟、これ食べてみろ。」と、鬼畜な笑顔の父。

手には黒い物体。

……??チョコ?

旅行先で気が緩んだのか、つい口に入れた。

「……お酒入り?美味しくない……よ」

俺はこの後、気を失い……記憶が無い。


「おい!面白くない奴だな~~。連歌、こいつは駄目だ。弱いのは弱いが……寝たぞ?」

「……俺は、安心ですが?こちらも試して見ましょう。蓮美……」



side蓮美


私は、ホテルの設置された大きな水槽を眺めていました。

父に呼ばれ、歩いていきます。

何故か寝ている麒麟を、ヒツジさんが部屋に連れてゆくところです。

……??

「蓮美、口を開けて?チョコです。」

何か、微妙な雰囲気の父を不思議に思いながら口を開けました。

「……もぐ……」

【ピタ】

噛むのを止めると、父が私を覗き見ます。

「……美味しくない。」

泣きそうになり、父にお願いしました。

「お口の……取って下さい。」

「……ぐっ……何ですか、この色気は??酔ってはいないようですが……麒麟が寝たのが唯一の救いでしょうか?おいで、お父さんの手に出しなさい。」

「待て!親子でも、その色気でそれは不味いだろ?」

「戻ったのか……。ちっ!くく……幼い頃の小鹿を思い描いて、いけない気分です。」

……?

2人のやり取りが長いので、我慢して飲み込みます。

「……お父さんもヒツジさんも嫌いです。」

私の言葉に、二人がうなだれました。

「「何か、ダメージが大きい……」」

そして、私の顔をじっと見つめます。

「……?お母さんたちが帰って来ました。」

二人は、こそこそ話をしています。

「蓮美は、効かないな。」

「普通ですよ。二人と麒麟が特殊です……くく……」

お父さんたちは嬉しそうに、あの美味しくないチョコを隠しました。

麒麟は、寝てしまったみたいだし。

私も、一人部屋です。いつも寝る時間なので、ドアの前で皆さんにご挨拶。

「では、おやすみなさい。」

「「「「おやすみ」」」」

部屋は、オートロック。お母さんが部屋の鍵を持って行きました。

いつもの時間に、熟睡するはずが……目が冴えます。

いえ、何か……??……頭がぼうっとします。寂しい……

「くすん……誰か……一緒にいてください。……ぐすっ。」

ドアを開け、外に出ました。

涙で視界が霞みます。

「ふ……うぅ…………」

ふらふらと、正面の部屋のドアにぶつかりました。

「痛い……です。」

……確か、草樹くんが……こうでしたか?

【カチャ……】

ふふ……ドアが開きました。誰かのお部屋のはずです。

誰か……一緒にいてください。

意識が遠退きます。まだ、ここでは眠れません。

ベッドが見えました。誰かが寝てます。

布団をめくって入り込む。いい匂いがします。

何か熱い……体が……熱いです。

けど、布団はきちんと被らないと……眠い……熱い……ぐすっ……

伸ばした手が、体温の低い体を探り当てます。

ふふ、心地いいです……



side麒麟


朝……

「ふわぁ~~。」

俺は、目を覚まし布団を押し退けた。

寝ぼけた俺に、父さんの驚いた顔。

ん?隣には連歌くん??何か、胸元がスースーする……?!

上半身裸で、手が俺のお腹に……。

恐る恐る、視線は手を辿っていく。

白い腕、黒い長い髪。白い背中に、パンツ……。

え?蓮美??

……。

「違います。誤解です。夢ですか?!罠ですか?!!」


紫貴の一言♪

本当はバレンタイン企画に入れたかったのですが……楽しくてページが増え、却下。

くく……皆さん、分かりますか?ウィスキーボンボンと養○酒の設定。

麗季と小鹿の設定を子どもたちは、きちんと受け継いでいます。

偶然に気がついて、いつか書くと決めておりました。

大きく成長すると、変化があるかもですね?




高校生は自由に??【僕は高校生!】side景彩


高校生になって、背はそれなりに……それでも、海波より少し高い程度。

「景彩、ね……いい?」

「駄目だよ!学校は嫌だって言っただろ?」

「くふふ……嫌がるのに、抵抗が少ないのは何故かな?」

お年頃なわけで、外見とは違って俺も男……触れたい。

「海波……俺から、キスしてもいい?」

「ん♪」

可愛く目を閉じて、俺のキスを待つ。

ここまでは、いいんだけど……重ねる唇は甘くて……柔らかくて……幸せになる。

「……んん~~??んっ……はぁ……」

海波を押し退ける。

「ごち♪」

舌で、唇を舐めながら……へへっと笑う。

愛しい……だけど、物足りない。

「最近、その眼……どうしてなの?」

「……俺、男だよ?」

「うん、知ってる。だから言ったよね?君が望むのは、私じゃないって……」

海波の傷ついた顔……胸が苦しくなる。

「違うよ!選んだのが間違いなんて、思ったことはない……ただ、俺を受け入れてほしいんだ。」

きょとんとした顔の海波が、微笑む。

「ふふ。可愛い……じゃ、はい……何もしない。キスを頂戴?触れて……求めて……」

海波が我慢をしていたのは、数分だった……



紫貴と景彩

「酷いよ!!俺は、男だよ??」

「うん、わかってるって♪そんな景彩が、自信を持てる短編を用意しているんだけどね?書く予定が……予定がね??時間や頭がついていかないんだよ!!ぐすん……」

「……ごめんなさい。頑張ってね?」

「て、ことで……次に行きます!!」




【ツインな高校生:一葉】


「ね、いけない委員長だね?くす……図書室で、乱れた服……」

「やっ……酷い……ぅ……」

「泣かないで。ごめん……虐めすぎちゃったね。だって、瑠璃がいけないんだよ?俺がいるのに……他の男に触られるなんて……」

「しょうがないじゃない……」

「そうだね……くすくすくす……大丈夫、君に触れた手は……今、痛みで感覚がないから♪」



紫貴と一葉

「うわぁあああ~~??ちょっ、一葉!来なさい!!正座ですよ!」

「体罰反対ぃ~~。」

「君は、何をしたのかな??」

「え?皆しているよ?」

「こら!!問題発言をするんじゃ、ありません!!」

「双葉なんて、人生を左右する……むぐっ」

「つ、次は双葉……頼むから、……あぁぁ~……まとも……じゃ、ないよね??」




【ツインな高校生:双葉】


鼻歌で、廊下を歩く。

「……双葉、私の後をつけるのはどうしてかな?」

「ふふ……穂波、俺が気になる?」

「待て!そこで待機!!」

「……待ってもいいけど、ご褒美は何かな?」

「私に告白するのは、女の子だよ!!」

「穂波?俺の情報は、確かだよ?くすくすくす……ね、後で何を楽しもうかな?」


紫貴と双葉

「お座り!!」

「体罰反対ぃ~~」

「黙れ!!お前たち二人は……もう少し、まともな恋愛が出来ないの??」

「穂波が、ホストみたいだからいけないんだよ。俺が過激でも、告白する男はいるし!」

「一度、見てみたい気がする。」

「しぐさが可愛いんだよねぇ~。男には、堪らない……」

「こら!変態発言は、禁止です!!」

「もう、帰って良い?ぐふふ……」

「行けばいい。次は、大好きな麒麟だし♪」

「虐めすぎると、嫌われるよ?」

「それは、誰の事?」

「別にぃ~~♪」




【勝負にならない高校生】side麒麟


俺が高校生……相手は中学生なのに……勝てない!!

「蓮美、ね……触れてもいいだろ?」

「いいですよ……」

久々に、時間が空いて……甘い時間。

学園の空き部屋をゲット!

ここなら、連歌くんの邪魔は入らない。くふふ……

「蓮美、今日は遅くなっても大丈夫?」

「はい。お父さんが、良いよって……言いました。」

……許可済み??

雲行きが怪しい気がする……

「蓮美、連歌くんがここに来たりは……」

「いいえ。今日は母とデートで、遅くまで帰りません。」

マジで??

イタダキマス!!押し倒し、唇にキスを落とす。

味わう唇は、いつ以来か……くぅう~~。

我慢が、出来ない!!

「……はぁ……麒麟……苦し……です。……んっ……」

俺は、手で胸に触れる。大きな胸……俺の手が沈む。

本当に、邪魔が入らないんだ……幸せに浸るより、焦りが俺を急かす。

もう片手を、足に滑らせる。太ももで、手が押さえられる。

「だめ……です。今日は……」

「今日じゃなきゃ、邪魔が入るんだよ?俺、もう……」

「くすっ……くすくす……」

無表情で、笑いをこぼす蓮美……

「何、何で??」

「麒麟、今日は……生理です♪」

……。

「ね……キスを、いっぱい……ください♪」

最高の笑顔……悪魔が微笑みましたよ!!!!


紫貴と麒麟

「くふふ……麒麟、大好き♪」

「嫌いだよ!!酷いよ……ぐすっ……くすん……俺が、何をしたの??連歌くん……俺に、隙を与えだしたから……おかしいと思ったんだよ!!触れるだけで、我慢なんて……」

「さて、麒麟に愛情を注いだし♪」

「待ってよ!!そんな愛情、要らないからぁ~~」





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