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C【派生シリーズ】邪  作者: 邑 紫貴
11孫おおかみ達は彼女と戯れる

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65/71

適当な予告編とかオマケ

①自由な彼女

【ツイン】一葉・瑠璃の子 男 一瑠いちる

【ツイン】双葉・穂波の子 女 麦穂むぎほ


②束縛な彼女

【闇色】改・烏鏡の子 男 やまと

【闇色】泉麗・鵠華の子 女 采麗さいり


③戸惑う彼女

【闇色】進・暢の子 男 琳翔りんと

【被らない】來名の子孫 女 藤原ふじわら 星来せいら


④鬼畜な彼女

【僕】景彩・海波の子 男 りく

【勝負】麒麟・蓮美の子 女 澪美れみ


⑤許容の彼女 

【勝負】麒麟・蓮美の子 男 白狐しらく

【欲す】流烏・百枝の子 女 大賀美おおがみ 芹奈せりな


お遊びで作成したので、似たようなサワリの予告編みたいなのが存在←

加筆修正もせず、確認もせずに掲載。

ご了承ください。

【孫おおかみ始動?】side:一瑠

采麗さいり麦穂むぎほ一瑠いちる


俺は、役員。風紀を乱す奴は許さない!

「きゃあぁあ~~」

またか……

「いい加減にしろ!采麗、麦穂!」

教室で、麦穂が采麗に抱きついている。

「いちるん、あんまり怒るとハゲルよ。」

冷めた視線で俺に訴える采麗……私は無関係だろと。

「……ん?いちるん、おいで。首下に……風紀委員がだらしね~。」

くすりと、笑う麦穂。

しぶしぶ無防備に首を上げ目を閉じた。

【ちゅぅうううう~~~~】

……。

「あぁ~あ、間抜け……」

小さく呟いた声が、何かを確定した。

麦穂は、唇を舐め「ごちっ♪」

……。

風紀が……




【束縛して欲しい……】side:倭


「倭!聞いてくれよぅ~~」

口に色付きのリップがべったり……塗られたというより、激しいキスでわざと付けた感じ。

「一瑠……また、麦穂にキスされたのか?」

「ばか!!そんな、風紀の乱れることを口にするな!」

……。

今、まさに風紀を乱すような唇をしているのは……お前なんだけどな……。

一瑠が落ち着くまで、言えそうな雰囲気じゃない……

しかし、また……取り乱すだろうな……

「や・ま・と♪」

【ぞくっ】

きれいな声に、俺の中の何かが反応する……

「何?采麗……」

今、現れたら……連鎖で一瑠が……

「采麗、あいつはどこだ!!」

やっぱり……

「ぷっ……くくく……あはははは!!だめ、おかしい……我慢できない!!」

爆笑していても、きれいな顔なのはどうしてかな……

「……倭、僕の何がおかしいの?」

俺は、静かに生活したい……

「一瑠……口の周りに……」

采麗は、俺のセリフの途中……鏡を一瑠に渡した。

「なっ……なん……うっ……風紀が……風紀が……」

気にするところは、そこじゃないと思うけど??

「ほら、いちるん……顔拭いてあげる。」

麦穂に騙され続けたからか……

「嫌だ!!もう、騙されないぞ……」

威嚇しているが……何度、騙され続けるのかな?

そこが、可愛いんだろうけど……

「一瑠……拭いてやるよ。これ系は、水では落ちないからね。」

「あら、詳しいのね?」

最近、采麗が気になる……彼女も、俺を気にしているように感じる。

なのに、わざと……じらすような線を引く。

畜生……負けないぞ!!

「ん……倭……痛い。もっと、優しくして……」

……。

一瑠……麦穂から、逃げられないだろうな……。

拭き終わり、鏡を見て復活した一瑠は風紀の仕事に戻る。

「采麗……俺にも、キスして……」

「……も?私は、誰にもキスしていないわ。」

遠回しを嫌う……

「麦穂が一瑠に、愛情を表現するように……俺にも示してほしい。」

直球にぶつけるが……

「ふふ……私の愛情があなたに、あると?くすくすくす……束縛……するわよ?」

答えの出ない恋愛だけは、必死になりたい……

「して……采麗……俺の心をあげるから……」

「駄目よ。何かが違うの……倭……この気持ちは呪いかな?」

彼女が俺の頬に触れる……

その手を握り締め、キスを落とす。

「……私だけを見て……」

「見ている……」

束縛して欲しい……

それで、君の心が手に入るなら……




【小学生は駄目ですか】


麻生学園……姉妹校も合わせると6つ(海外にもあるらしいけど……)。

そんなマンモス校に、奇跡的な就任。

就任決定時に、高額のPC手当てが支給された。

さすが私立!!と……欲しいものに手を出して、自分のPCを持って初日にやってきた私……

周りを見ると、特殊なPCを皆が持っている。

この特殊なPC……手当てのほとんどが消えた私には、しばらく無理……。

自分のPCでは、無線に不都合があるらしい。

学校支給の携帯で電波を探し、校内をうろつく羽目になった。

特殊な携帯のアンテナ表示を探す……それが必要なのだとか。

自分の失態に、電波探し……トホホ。

「せ~んせ、何してるの?あぁ、毎年一人はいるんだよね~。俺、知ってるよ……案内してあげる♪」

高等部の男子生徒が、手招きをする。

甘い言葉に、空き室で押し倒された私を助けたのは……

学園の小等部指定カバンを背負った……美少年。

「ふふ……。獲物、見つけちゃった♪」

黄色いスライド式の携帯(?)を耳に当て「あぁ、俺オレ……」

詐欺ですか??な、会話が目の前で……

「5分頂戴。俺のお楽しみ……」

何だか、嫌な予感??

私を襲った高等部の男子生徒は、目を回して床に気絶中。

あの、私……助かったんですよね??助けて、くれたんだよね??

見つめる視線に、乱れた服を握り締める力が強くなる。

「先生、役員って知ってる?正体は、知られちゃいけないんだ……。ボスの狙いかな?ね?くすくすくす……」

床に座り込んで壁にもたれた私の前に、片ヒザをつけ微笑む。

小学生だと思えない色気……目に見えるのは、幻ですか??

「記憶を消せるんだけど……残しておくね?俺に……落ちて……」

私の顎に、綺麗な手……指がなぞる。

何に動かされるのか、顔を上に……目が閉じ気味で受け入れ態勢。

近づく綺麗な顔……

ダメ!駄目!!だめよぉ~~~~!!そう思うのに……

重なる唇……目を閉じた。

意識が途切れる。

目を開けた私は、床に倒れた生徒も……小学生の彼も……見ることはなかった。

そして、開いた携帯に……知らない番号と、探していた電波のアンテナ表示。

……私の苦闘の日々の始まりを垣間見た……


「5分……お前、その唇……口紅がついてるぞ??」

「ん?ふふ……獲物から奪ったんだ♪戦利品だよ……ふふ……くすくすくす……」

悪魔な少年の想いは、私を落とす。

どこまで落ちるのか、私はまだ……知らない……




【小学生は駄目ですか?2】


空き教室で、PCと闘いながらの教師生活。

周りに人がいないのは、特別なPCを買わずに手当に手を出した私の落ち度……

「はぁ~~」

ため息で教室を見渡す。

ここ数日、あの少年は来ない。夢だったのかな??

作業のために、仕方なく恐る恐るだがここにいる……あんな事……あんな……

【かあああぁあ~~】

顔が真っ赤になって、熱がこもる。

私ったら!!相手は、小学生よ?しっかりしないと……

「くすっ……思い出してるの?エッチだね……ふふ……」

色っぽい、まだ高い男の子の声……ま・さ・か??

後ろに、存在感が……怖くて、振り返れない!!

【ふぅう~~】

「ひゃん??」

首元に、風があたり……変な声が出てしまった。

「ふふ……ね、誘ってるの?いけない先生だね……教えてよ……先生。俺を、大人にして……」

後ろから、抱きしめる少年を見ていないのに……ゾクゾクする。

「はっ、離れて!!!!」

顔を見ないように、手で押しのける。

【ペロッ】

「ぎゃあぁ??!!」

手、手のひら……舐めた??

「ふふ……くくっ。ね、先生……どうして、ここに電波があるか知ってる?ここ、俺たちの組織の部屋に近いんだ。……ほかの部屋、探しても無駄だよ?」

にっこり……笑っているのに……怖い!!

「先生。生徒を無視するのは、いけないと思うよ?応えて……俺を大人にしてよ……ね、良いでしょ?」

「無理!!むりむりむりぃい~~!!」

彼の色気が駄々漏れ……私はパニックになる。

「何で?ただ、俺に落ちればいい……簡単でしょ。俺が、可愛がってあげる……いや、可愛がって欲しい……今は。」

今……は??

「琳翔、任務だよ。本気は、時間のある時にしな!」

逆光で見えないけど、声変わり前の男の子……

「ちっ……」

ち??舌打ちしましたかぁ??

【チュッ】

頬に、キスを受け……呆然。

「先生、またね♪」

まだ本気が、あるのですかぁあ??

しかも、逃げ道がない模様……誰か、助けてぇ~~~~




【鬼畜も飼い馴らし♪】side:りく

登場人物:景彩・海波・澪美れみ

「お父さん、どうして僕の顔は女の子なの?」

……。

お父さんから、答えは返ってこない。

「陸、お母さんは満足だ!!」

「いやあぁあ~~ん。お母さん、嫌いぃ~~」


過去の記憶が、よみがえる……

俺は、母に似ているのかな??

「陸、食べ物……」

美少女が首を傾げ、ご飯を求める……

やべ、趣味はお母さん譲り??襲いたい……




【嘘つきは どっち?】


中学一年。ざわざわ……新学期の新しいクラスに入ると、ざわめきが……

俺は、気にせずに自分の席を探した。

……。

あるモノが目にとまり、そのモノまで近づく。

【がばっ!!】

抱きしめるソレは、サラサラの毛並……

「可愛いぃいい~~!!」

「ちょっと、私に気安く触んじゃないわよ……」

テンションの低い声で、ソレは話した。

「何、君は何なの?」

「はぁ~~。見て、分からないの?キツネよ。」

深いため息で、切れ長の美しい目が俺を睨む……。

嘘つきだ!

「きゃはは♪面白いね!君は、俺のモノだよ!!」

肉球が俺を押し退けようとする。

椅子に座った狼♪

「あなた、血筋よね。知らないの?離れて……モノって……!?」

嘘つきな彼女は、俺の本質を一瞬で見抜いた。

ゾクゾクする……呪いから解かれても、俺たちは異世界の何かを受け継いでいる。

昔、昔の呪いの物語……解放された俺たちが得るものは……

俺の抱きしめる腕から、何かを感じ取って逃げた……

彼女?だよね……

「何よ……見てんじゃないわよ。」

今まで、そんな警戒をしてきたのかな。

「訊いてもいい?」

「テンションの高いのは、お断りよ……」

「それ、裸なんだよね?」

……。

「……っ……~~~~っっつつ!!死ね!!」




おまけ?

‘【俺の子……ですよね??】side:麒麟。

蓮美・連歌・小鹿・羊二・麗季


病室で、可愛い笑い声が聞こえる。

「きゃきゃ。くすくす♪」

愛敬を振りまき、love度はMax……しかし……病室では皆が静かに見つめる。

「蓮美?俺の……子……だよね?」

「……。」

返事はなく、無表情。

……。

羊二『俺……じゃない』

麗季『周りにいない……』

連歌『……鬼畜じゃない?』

小鹿『可愛いけどS?』

……。

みんなの心の声が聞こえる!!

うわぁああぁああ~~ん!!俺の子だよね??




【びゃっこ……】side:麒麟

蓮美・采景・連歌・羊二


可愛く愛嬌を振りまく男の子と静かに眠る女の子の双子……

「女の子は、蓮美似ですね……安心しました。名は、澪美でどうでしょう?」

連歌くんは、嬉しそうに抱っこする。

あの、孫は一人ではありませんよ??

不安があるのは、俺も同じ……いや、それ以上!!

皆は、愛想のいい息子に、どう接していいのか迷っている。

何故に??普通だよ!だからなの??

「びゃっこ……」

采景くんが、呟いた……

俺の時と同じ??

「采景……羊から麒麟に行って、次は白虎?」

父はあきれ顔……

「朱雀・玄武とかの??」

俺も、あきれる。

「違う。白狐!」

……。

狼の血筋なのに?




‘【昔……】side:麒麟?

羊二・麗季・采景


「ねえ、なんで俺……麒麟なの?」

いつだったか、俺は母に訊いた。

「……うっ……それはね、生まれたときに……」


母は、思い出すように語る……‐

男の子を出産。この子も、鬼畜になるのかと……少し不安に見つめていた。

「麗季……」

何故か、照れて恥ずかしそうに、話しかける羊二……

嬉しいんだ。なんだか、初めて見る表情に幸せを感じる。

「うわぁ。鬼畜に似てる……」

そんな雰囲気を壊す采兄……

「……うん。可愛いでしょ?」

可愛いけど、素直に認めない采兄。

「……きりん」

ぼそっと呟いた。

「いくら、ヒツジの子だからってキリンは……」

「違う、麒麟!!」

……。


「酷いよ!采景くんのばかぁ~~」





END

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