表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/57

異世界の?村

感想や意見などありましたら、よろしくお願いします


森の中では、モンスターも、さほど多くは無く、俺たちは、村の入り口に着くと…




村の警備兵らしき男に



「お前ら、森の方からきたが、モンスター倒してきたのか?」




俺は、あまりいなかったこと、何匹は倒してきたことを話した!



すると警備兵は、



「身分証を拝見したい!!身分証を出してくれ!!」


俺が戸惑っていると…




イリアが



「私は、浮遊島、ニール・マイト、キリア城(アリス・リーテ様の側近)」



「イリア・リーテ!」



「身分証は、こちらです!!この方は、私が、身分を保証します!」




警備兵は頭をさげ…




難なく村にはいれた!



「イリア!ありがとう!」



(なんか?…浮遊島のこと言っていたな…知らない名前の人も…)



「イリアは、浮遊島からきたの?」



「はい!」



「浮遊島には、キリア城があり、城内には、ニート・マイル・ウェル様の神殿があり、そこにお仕えしているのが、私の姉の聖女アリスです!!」



「取りあえずお腹すいたでしょう?」


「そこのお店で何か食事をしましょう!」




(そう言えば何も食べていなかったな…お金持ってないしな…)



「前の世界のお金を此方の世界のお金にデータ変換しました!」




「所持金128000を」



「金貨10枚」


「銀貨2枚」


「銅貨8枚」



「です!!」



(リリア!ナイス!分かりやすいな!一万円が、金貨一枚か…)



イリアと店に入り、テーブルに着くと…向こうのテーブルに…この世界に来て初めてみる…



(天使のような小人)



(悪魔のような小人)



(そのテーブルには、可愛い剣士風の女性)



(右手に何か禍々しいのを纏っている少年)




がテーブルに座っていた…



「あの少年から!ダークマターの大量な力を感じます!お気をつけ下さい!!」



リリアが警告してきた!こちらには、気づいてないし!気にしても無さそうだ!!



取りあえず飯だ!!



「イリア、此方の世界の食べ物分からないから、適当に頼んでくれない?」



「お金は、俺が払うよ!」



「えっ!そんな!調査のお手伝いして頂いたので、私が払いますので!」



「いいよ!俺が嫌々手伝った訳じゃないし」



「色々この世界のことも教えて貰えたし!」



「何しろ、イリアと出会えたお祝いかな!」



俺は恥ずかしいことを…


「クスっ」


リリアが笑いをこらえていた…



「それにさー俺のいた世界では、男性が女性にお金払わせない習慣があるんだよ!」


「女性に払わせたら恥じになるんだ!!」



俺は恥ずかしいことを言ったのを誤魔化した…



「わかりました、ウィン様ご馳走になります。」


(ハハハ…)なんか恥ずかしいな!



「お酒もあれば頼んでくれない!!」



「わかりました!」



酒に逃げるか…と考えていると…お店の入り口から、さっきの!



(小さな天使と悪魔が!!)


(人間サイズになって…)



(あの少年と並んで入ってきた!)



俺はビックリして思わず!!立ってしまった!



「どうされました!?ウィン様!」


イリアは、ダンジョンのことを報告しに



キリア城に戻らなければならないとのこと…



(さてどうしたものか…)



(リリア!元の世界に戻ったとして、またこの世界にすぐ戻れる?)



「時空転移魔法は、今のウィン様のダークマターエネルギーを9割つかいます!」



「元の世界での、力の吸収率から考えて、此方にもどるには、半年ほどかかります!」



「しかし…」





「?リリアなぜ話し止めた!?」



「ウィン様!勇者達が、店を出ていきますが…」



(まだ此方に来たばかりで、何も分からない状態だし、今は変に知らない人と関わらない方が無難だな!)




「勇者のダークマターの力を借りられれば、行き帰りの力を得られますが?」



(いつか知り合いにでもなったら、相談してみるのもありかな…)



「わかりました」



イリアは不思議そうな顔をしていた!



(あっ!イリアには、リリアのこと話してないんだっけ!)



(リリア…イリアに話していいかい?)



「宜しいですが…」



(外部に向けて話せる?)


「ウィン様の外形を解除して…私のスキル(自我と魂)で、肉体を創りだし、ウィン様みたいな…人間になれますが…」




(えっ!そしたら俺は?元の世界の普通のおじさんになるの?)



「はい!」



「………」



「このまま…外部音声に切り替えできるのですが…」



「ウィン様の体から声が聞こえるのも…」



(そうだよな…おかしいよな……)



俺は、覚悟を決めた!



イリアには、本当の自分を見てもらおうと!




「イリア!実は!!」



「はい!なんでしょう!ウィン様!」



「驚かないと約束してくれるかな?」



「訳があって今イリアの目の前にいる俺は…」



「本当の俺じゃないんだ!」



「えっ!?」



イリアは不安な顔つきになった…



俺は、元の世界のゲームやフルフェイスのこと…此方に来てリリアと名付けたこと…全部はなして



リリアに…人間の姿になってもらった…



(誰も気づいてないよな?)



俺が周りをキョロキョロみていると…


誰も気づいてない様子…



リリアの方を見ると…



なんと!髪は水色で透き通ったような感じ…体型は、グラマーの一言!


顔は、俺の、ど!ストライク!



「リリアさん、何を基準でその容姿に?」



「ウィン様のデーターを元に作成しました!」



(データー?記憶とか内面のこと?)



「因みにリリアさん、俺の記憶とか諸々みれるんですか?」



「はい!脳波などから…リンク可能です!!」




(とほほ…)



イリアは驚いていたが…


「初めまして!リリアさん」



「初めてまして…でいいですか?ウィン!」



(呼び捨てになってて…怒ってるような…)



「こんな素敵なリリアさんと…一心同体になっていたんですね!」



リリアは勝ち誇ったような…態度だ…


俺たちは、食事をすませ、外にでると…


イリアは、この村にある転移門でキリア城に帰ると言っていた。


(此方の世界にも転移門があるのか…)



(エレベーター?)



(違うよな…流石に!)



(本物の転移門使ってみたいが…)



「イリアさん、俺も行っていいかな?」


「何処にもいくあてないし…」



イリアは、少し考え…


「良いですよ、姉にも紹介したいので」


「その力を…」



(力ねぇ…)



イリアに着いていくと…


村の南側に、小さな祠の入り口に兵士が立っていた。



転移門であろう祠は、綺麗な白い石を積み重ねて建てられている



扉は無いが…兵士が入り口に立っていた。


「転移門は、行きたい場所を思い浮かべれば、その場所に転移できます。」


「ウィンは、行ったことないので…私と手を繋いで!」


(イリアさんと…手を?)

「リリアはウィンの手を握ってね」


俺は、不思議に思い「身分証とかお金とかは?」



「この転移門は、私の姉聖女アリスが無償で、各地に配置して誰でも利用できますよ」



「転移門の魔力は、姉の配下の魔法技士が、各地に派遣されていますので」



「10日に一回魔力を注いでいます」



入り口の兵士は、怪しい者や犯罪をおかした者を利用させない為にいるらしい…



兵士は石板を持っていて、犯罪者や怪しい者が通ると、石板が赤く光ると言うこと!




「さぁ!!ウィン手をだして!リリアもウィンの手を握って!」



イリアは俺の手を掴むと、転移門に入って行った!


転移門に入ると…



床に描かれた、魔方陣が


青白い光を発し



小さな光の玉が沢山床から現れ、俺たちを包みこみ!



体が消えた!!と思ったら!違う祠のような所に!


一瞬で出てきた!


エレベーターみたいな重力など何も感じなかった!!


一瞬!本物に一瞬で移動したのだ!!



(魔法凄い、異世界だな)


そう考えていると…イリアに手を引っ張られ、そのまま、歩き出した…



「ウィン、リリアさん、ここは、キリア城の城下町マリルよ!!」


「向こうに見えるお城が、キリア城!」


リリアが可愛い声で

「イリアさん…ここ浮遊島なの?」



「そうですよ!」



俺は、イリアの手の感触が気になって仕方無かった…



リリアの手も冷たいが機械的な手では、なかった…どんな仕組みになってるんだろうと思い


リリアの手をグニョグニョ触ってみた…



「きゃっ!!」



「えっ!?」女の子っぽい悲鳴に…



イリアと俺は、驚いた!


俺が変な触りかたしたんだが…



「なにをするんです!!ウィン様!」



イリアが手を強く握り睨んだ…



「リリアは、どんな仕組みで人間みたいになっているか…確認したくて…」



「スキルと魔法の力でウィン様から採取した細胞を、超活性化させて、一瞬で外形を創りました!」



「へっ?俺の?細胞?」



イリアは、なんのことを話ししているのか?分からないようだ…



「さい?ぼ?」



リリアの手は?俺の手?


「リリア!!内臓とか脳とか?あるの?」



イリアは…「ないそ?のう?」



まぁ…解らないのは当然か…文化水準が…異世界マンガ風の…古代ローマ?っぽいし



リリアは、「当然内臓もすべてあります!女性の○○○もありますよ!」

「うっ!!うそっ~!」

俺は、思わず叫んでいた…


リリアは爆弾発言をした…イリアは、一瞬で手を離し、顔を赤らめ座り込んだ…




(聖母様に仕える女性)



(絵にかいたような反応)



(新鮮だ!!元の世界の女性がこんな反応するだろうか…)



(マンガとかでは、見たことあるが…リアルで見れるとは!!)



リリアは俺の記憶データーとゲームデーターしかまだ知らないし



教育が必要だな!



俺はイリアに謝り…リリアは、まだ子供みたいなものだからと説明して納得してもらった…




下の星など頂けたら、大変喜びます!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ