1話 夢?
この作品はもふもふ、動物との触れ合い、魔物との触れ合いが9割です。
気がついたらそこは一面の光の中だった。
前後左右は言うに及ばず、上下まで光の中だ。
中学生の時に頭を壁で打って気絶した時が、こんなだったなと最初に考えたのはそんなことだった。
その時には夢もなく、暗闇から段々と皆の声が聞こえてから目を覚ましたのだった。
(後で胃液まで吐いたが・・・知ってるか?吐く物がなくなると液体を吐き出すが、アレって段々色が変わるんだぜ?)
はて、今回は何をしたのだったか。
社会人になってからまでドジで気絶はしていたくないが。。
思い返そうとした時に、一面の光の中を更に強い光が走った。
「うぉっ!」
目がぁ~、目がぁ~。と、どこぞの悪役よろしくやっていると、
「あぁ、一声かけてからにすれば良かったの。普段は気にしないから申し訳ないことをした」
そう、優しい男性(お爺さん?)の声がした。
ようやく目を開くと、一面の光の中に部屋ができていた。
もう一度言おう
部屋ができていた。
一瞬で。
その部屋は畳にちゃぶ台、座布団、湯のみ。
掛け軸や壺まで置いてあったが、窓はなく、こちらに面した方以外は障子で3面を囲われていた。
天井は木材でぺったんこ。
簡単に田舎の部屋を作ってと美術で課題がでたら、やる気がないとこんなだろうなと思わせるそんな部屋だった。
そこに一人の男性が正座して茶を飲んでいた。
老年と言って失礼なのか、どうなのか。
お爺さんと言っても当てはまりそうだが、まだお爺さんではないと言われたら納得もする。
不思議な男性だった。
「まぁ、とりあえずこちらに来て座りなさいな」
あ、今回は夢ありバージョンなのか。
前書きで
「この作品はもふもふ、動物との触れ合い、魔物との触れ合いが9割です。」
と言ったな!
あれは嘘だ!
異世界行くまでは神様の苦労譚が入ります
皆さんからの、後書き上にある「勝手にランキング」の1日1回ぽちっと、感想、評価、いずれも楽しみにしております!作品の中の子達もですが、読者の皆様からの反響もモチべUP要因です、是非ご贔屓に~
(評価の付け方を知ってます?連載のは最新話じゃないと出てこないんですね。90話を書くまで知りませんでした。ということで評価したくなったら、最神話までGO!&ネタバレしないように、全力で下にスクロール!)