妄想甚だしい、好きは信じるわ、でもどれだけ好きなのか言ってくれなきゃわからないじゃない
ヤッバリ、すべて、まっさらがいい?
今それを言うの?なら私をかえしてよ、
あなたに会う前にかえしてとは言わない
あなたに触れる前にかえして。
あなたがそれを言うのなら
好きはわかったわよでもどれだけ好きなのか、
言ってくれなきゃわからないじゃない。
私には何の救いもないじゃない?
顔と同じ位の大きさの『絶望』って書いた札
首からぶら下げて
ぶらぶらぶらぶら ばかみたいな顔して
口ぽかーんと開けて
アケ続ケテルシカナイジャナイ
私があなたの愛に応えるとき
ちゃんと何度も確認したよね?
私のこと好き?ほんとに好き?一生好き?死んでも好き?そのすべてにあなたはそうだよと答えた
答えたんだよ、もう、忘れた?
あー、そういえばなんて言ったっけ、
女房と畳は古いものじゃだめだ?
私はあなたの女房じゃないわよ。
(そうであればちょっと嬉しいけど………)
で、別に、妄想甚だしくなんかないよね?
ただの夢なんだもんね。
きっと、そうだよ。
なんか、誰かが、何のことか知らないけど、
まっさらがいいなんて言葉を書くから。
それ読んだだけで。
被害妄想?
被害妄想、なんだけど、
私、どう?
とか思ってしまって大人じゃないけどね。
(てか、大人である必要なんかあるのかよお?)
でも好きだからだよ。
好きじゃなくっちゃ、
こんなこと思わない、わかる?
だからお願いこんな私を嫌わないでね。
嫌われたら絶望しちゃうかも。
絶望しちゃったら、あなた殺しちゃう、よ?
ウソ、ウソ
(そんな攻撃的だったらよかったんだけどね)
私が私を殺しちゃうかも、後味悪いでしょう?
別に脅してるわけじゃない、
ほんとにするわけないんだから。
ただ比喩的表現で、
それほど好きだ。
あなたのことが好きで、
好きで、好きで、好きで、好きで、好きで、
たまらない、今でも、…………古くなったけど。
え?
妄想?
なら、いいんだけど……