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気づいたら異世界の貴族になっていた  作者: 浅井翼
初めまして 異世界
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4話 騎士団の団長

 着任式には当然だが、内部の者がいる。

来賓としてくるのだ。

例えば、各村長だったり、騎士団の団長だったりだ。

各村長やその他とは、事務的な話をした。

税を下げた事についての経済的効果及び市場の活性化とか。

 問題は騎士団の団長の方である。 

みるからに脳筋だ。名前はガンさん。

「騎士団としては、」と彼は言った。

なんだ?決闘か?もしそうなら土下座である。

「引き続きガルディ領で働かせていただきたい。」と言ったときには驚いた。

いや、本当に驚いた。

何故かって、ガルディ騎士団は、国家公務員ではなく、地方公務員。

つまり、領主から給料を貰うんだ。


しかし彼らは、ラインカフに脅されていたのだ。

辞めるんだったら懲戒免職と言われて。

領主から懲戒免職されると問題児扱いされて職にありつけなくなる。

「懲戒免職にはしませんよ」と言う。

そうしたら、「親の罪は親の罪です。メイージ様は、私が見極めます」だってさ。

格好良いよな。罪って言ったんだよ、彼。

不敬罪で捕まえることができる。

不敬罪は重罪だ。

覚悟の重さ受け取った。

「これから”も”しっかりと働いてくれ」そう言ったら、彼は騎士の礼をした。

そっか。脳筋じゃないのか。

彼らがいなかったら、この領は荒れる。

良かったよ、予定では新たに雇うしかないと思っていた。

じゃあ次やるのは「ヨーゼフよ。次は町にいくぞ。ああ。領地視察だ。馬車の用意は任せた」だ。

はっきり言ってかなり楽しみだ。

土下座って通用するのかなぁ?

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