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臆病者の合心獣  作者: 天井舞夜
第一章 蘭鳴学園悪魔事件
18/37

対ウィッチ

 放課後。錬は生徒会室で一人作戦を練っていた。結凛、通流、桜梅は今度こそジュウクを連れて来ると言って学校から一時的に出て行った。錬の今の役割はジュウクがいない場合の作戦を考える事だった。

 錬が先程生徒会面々から聞いた情報はこんなものだった。

 まずウィッチの能力は魔法。使える魔法は数種類に限られるらしいがそれでも複数の能力を持っているという認識。特に魅了魔法は生徒会内でも戦闘が得意というべき通流の戦力が激減する事、また錬の戦力も低くなる。逆に魅了魔法の影響が低い女子陣は元の戦力に問題がある。剣を持つだけで特に能力を持たない結凛のワルキューレは飛行し魔法を使うウィッチに対して相性が悪く、桜梅の場合奇稲田大蛇はともかく桜梅自体の戦闘センスが皆無で要するに弱い。

 もっとも錬は既に作戦を練り終わっているが。今は生徒会室で結凛達の帰りを待っている。

 錬はふわふわソファに寝転がりゲームをしているとドアが開く音がする。


「あれ? 入れ違いかな?」


 ドアが開く音の次に聞こえたのは男子の声。錬は聞き覚えがある声にゲームをポーズ画面にしてドアの方を見る。


「こんにちは銀君、保健室ぶりかな」


 そこには制服を着用し、長い金髪をまとめてお下げ、黒いサングラスをしている男子――鶯院緋色がいた。

 錬は座り直してから月読多摩兎を出してジュウクを見据えて問う。


「本物?」

「本物」


 ジュウクは微笑みながら九尾を出現させた。


「まさかウィッチが銀君に直接接触するとは思わなかったよ。しかもまさか僕に化けてね」


 ジュウクは冷蔵庫まで歩み寄り中からこの前と同じ二つのボトルを取り出して錬に見せる。


「どっちがいい?」

「…………水」


 ジュウクは勝ち誇ったように口元を歪めて鞄の中から水を取り出して錬に投げて寄越す。錬はそれをキャッチする。


「ナイスキャッチ、やっぱり水をご希望でしたか」


 ジュウクはそう言いながら錬の向かいのソファに腰を下ろす。


「何しに来たんだ?」

「協力しに、どうせ後悪魔一体だし。銀君、いや錬君の作戦に協力するよ」

「どういう風の吹き回しだよ」

「別に、なんとなくかな。ウィッチが僕の名を騙った事にむかついのもある。とりあえず協力はするよ」


錬はジュウクの明るい王子然としながらも考えが読めない顔を見て少し考えてから言う。


「じゃあ協力してもらおうか」

 

錬はニヤリと笑った。


 ☆☆☆


 ジュウクを捕まえに行った結凛達三人は錬に学校へ呼び出された。錬が今夜ウィッチを襲撃すると言ったからだ。

 錬を含めた四人の一行は森の中を歩き旧校舎を目指す。


「襲撃といっても錬よ、俺達の準備は万端から程遠いぜ。俺と錬はチャーム状態でウィッチを目の前にすると正常な判断ができなくなる」

「そうですわ。冷静沈着と定評のある通流ですら魅了されて本気が出せませんですのよ」


 通流が言い桜梅が続けた。当然錬も百も承知だった。錬もウィッチのチャームにはこの三日間振り回されている。


「じゃあ逆に聞くけど通流は今ウィッチと聞いて冷静でいられなくなってるの?」


 錬の質問に通流は「いや」と答えた。


「問題はそこ、俺も通流も今は冷静だ。通流は知らないが少なくとも俺はとても冷静だ。魅了する魔法なら今だって俺も通流もウィッチに対して冷静でいられないはず。たぶんだけどウィッチの魅了魔法は発動条件があるんだよ。たぶんそれは五感だ」


 結凛、通流、桜梅は納得したような表情や驚いた表情をするが無言で続きを促す。


「人間の五感というのは聴覚嗅覚味覚においては他の動物よりかなり劣っているのはわかるだろ? いや、この場合は哺乳類動物か。だけど視覚に関して言えば人間という動物はトップクラスの性能を持っている。特に色覚は赤青黄の三色の光を識別する。鳥は三色に紫外線を加えた四色、昆虫は赤を外して紫外線を加えた三色。感じ取る色の数が少ないのは、それはそれでメリットはあるが今は関係ないと思ってくれていい。さて魅了魔法の発動条件だけど――これが魅了魔法と呼べるかも怪しいけどね――条件は五感に訴えるフェロモンかな?」


 錬の解説に桜梅が質問する。


「フェロモンって、私の大好きと包容力でズッキュン! ていうのですわよね?」

「? よくわからないけどそういうのだよ。つまりウィッチの魅了魔法は魔法じゃなくて身体機能。鳥でいうなら空を飛ぶ翼、人間でいうなら二足歩行できる足みたいな当たり前の事なんだ。ウィッチにとってフェロモンという機能は当たり前の事であって魔法ではない」


 結凛は「ふむ」と言って続ける。


「それはウィッチというよりサキュバスに近いね。確かにこれまでのウィッチ関連の事件もそんな感じだ。対策はあるの?」

「五感すべてにフェロモンが適用される。たぶん視覚が一番で触覚、聴覚、嗅覚、味覚の順番で強力になると思う。人間は情報の大半を視覚から取り入れてるからな。対策として目を閉じるだけで効果は軽減されるはず」


 あくまで軽減である理由は聴覚が機能しているため無効にするわけではない。


「すごいですわウサギさん!」


 桜梅が無邪気な顔で錬を称賛するが、通流は納得いかない表情である。


「おい錬、それ対策になってるのか? なってねーよな」


 通流は疑問を口にした。やはりチャーム状態になった事ある本人だけあって重大な欠点気付いていた。


「どういう事ですの?」

「簡単な事だぜ桜梅、それは人間本体の対策であってキメラによる対策じゃねーって事だ。そこんとこどうなんだ、錬」


 別に責める風でもない通流の言葉に錬は肩を竦めた。


「確かにそっちの方がより深刻な問題だよね」


 錬は通流の反論に反論を返すわけでもなく同意した。それに関しては錬も朝の戦闘で経験済みだった。


「キメラは聴覚や嗅覚が優れているためか人間が視覚でフェロモンを受けるよりさらに強烈で、正直キメラ出した方がキツいんだよね」


 朝はそのためにキメラを出したはいいが錬はウィッチを攻撃する事ができなかった。


「正直、俺と通流がウィッチを攻撃するには精神力がいるけど攻撃自体はできないわけじゃない」

「そういえば錬君は朝、間接的ではあるけどウィッチに対して攻撃してたね。そうか、距離がある程度離れていれば攻撃自体はできるのか」


 錬と結凛の言葉で通流も作戦の全貌が見えていた。


「どういう事ですの?」

「いくらなんでも察しが悪過ぎるぜ桜梅」

「悪かったですわね」

「つまりスケルトン戦の時と一緒だろ。俺のキングダムを錬の月読が蹴り飛ばした時みたいな感じだろ。人間砲台ならぬキメラ砲台になるんだよ」


 ようやく桜梅も合点がいったらしい。


「だが今回の問題はスケルトンの時とは違うぜ。なぜならウィッチは前後左右に加えて飛行によって高低に動くんだからな」


 通流の言葉を受けて錬は返す。


「その通り、はっきり言って魅了魔法がなければ俺一人で十分だと思う。そこで俺達が取れる大まかな作戦は二つ。一つは初手奇襲、二つは攻撃が当たる状況まで持って行ってからの不意打ち。どちらがいいと思う? 結凛」

「私に振るのか」

「当然、お前はリーダーだからな。リーダーの役割はこういう時の決断でしょ。ちなみに戦闘を開始したら逃げられない事を前提として考えてね」

「え、なんで?」

「普通ボス戦は逃げられないだろ」


 錬はあっけからんと言った。


「ふっ、よく言ったぞ錬。強敵相手にジュウクは逃げないものだからな。ジュウクにとって逃げる事は敗北した時だけだぜ。そして二回目の戦いは絶対勝利じゃなければならない」


 通流が同調する。この戦い、役に立たないゲーム脳とジュウク脳の二人が作戦の鍵を担っている事に桜梅は不安を覚えずにはいられない。


「けれどウィッチと戦ったら逃げられるとは思えないね。前回、前回じゃなくて前前回か――はジュウクの九尾の能力で何とか逃げられたようなものだしね」


 結凛も違う形で錬と通流に同調する。


「ちなみに前前回はどうやって逃げたの?」

「前前回は九尾が私に化けてその隙に私が単身旧校舎からこっそり脱出して他の人達を召喚しただけだよ」

「ふ~ん、それで答えは?」


 結凛は熟考してから答える。


「後者、不意打ちし易い状況に持って来てからの不意打ちでいこう」


 錬は笑みを浮かべてから言う。


「結凛ならそう答えてくれると思ってた。それじゃあ作戦を説明しようか」


錬は三人を見てから説明に入る。


「大まかな作戦の流れはこうだ。事前に俺が月読玉兎の聴覚で探った結果と前前回の戦いの説明を受けた結果、ウィッチは旧校舎の意味不明な天井画があるフロアーにいると考えて間違いない。そこで結凛のワルキューレと桜梅の奇稲田大蛇で戦闘し、ウィッチを棟部分の上部へ飛行させる。さらに上空である屋根の上から月読が通流のキングダムを蹴り落として一撃必殺するというのが大まかな作戦なんだが」

「剣がないワルキューレと戦闘力が低い奇稲田大蛇じゃ不安じゃないか?」

「というか結凛ちゃん、あの天井画を壊す事に抵抗はないんですの? あれ一応有名画家の作品だったはずですわよね」

「有名画家の作品より人の命の方が大事だろ。それにそんなどうでもいい事で話の腰を折らないでほしいんだけど」


 錬のあんまりな言葉に桜梅は頭を抱えて夜空を仰ぎ見た。


「錬君、はっきり言って剣のないワルキューレと桜梅が操る奇稲田大蛇で万全な状態でフルメンバー状態における戦力の約一〇分の一以下だけど大丈夫?」

「そのための作戦だから」

「まあ、そうなんだけどね」


 結凛は錬の返答にクスッと笑った。


 ☆☆☆


 錬達四人は旧校舎に入り真っ直ぐ天井画がある間へ向かった。部屋に入り四人は天井画の真下で立っているウィッチを見付ける。


「早いわね。てっきり明日来ると思ってたのに」


 ウィッチは素直に驚いた様子を見せた。朝与えた剣の刺し傷は既に癒えている。結凛と桜梅はキメラを出現させる。錬と通流は旧校舎に入る前に出現させて外に待機させている。


「まさか結凛ちゃんと桜梅ちゃんが相手してくれるのかしら? う~ん、女の子は嫌いじゃないけど恋愛対象じゃないのよね。どっちにしても邪魔だから殺すけど」


 ウィッチは空中で一〇の氷柱を作った。


「来るよ!」


 結凛の言葉とともにウィッチが氷柱を飛ばして来た。


「きゃあ!」


 桜梅は周りに氷柱が突き刺さる中頭を抱えて屈んだ。


「ちっ」


 通流は舌打ちをしてから桜梅の前に出ると飛んで来た氷柱を黄金色の金属の拳で弾き飛ばした。


「パワードキングダム劣化能力の部分硬化だぜ」


 通流は本体のキメラ劣化能力として身体の一部分を硬化させる事ができる。


「く、私もせめて剣さえあれば!」


 ワルキューレは歯痒そうに結凛を抱えて氷柱を回避する。錬も単身氷柱を回避している。


「おい錬、どうすんだ!? この猛攻じゃ桜梅は頼りにならないぜ!」


 通流は飛んで来る氷柱を弾きながら言った。


「桜梅、通流を盾にして攻撃だ!」


 結凛はワルキューレに抱えられながら指示を飛ばした。


「は、はい!」


 通流の後ろから奇稲田大蛇の頭の無数のヘビが伸びてウィッチに向けて攻撃を仕掛けた。しかし、ウィッチは火の盾を出してそれを防いだ。


「防がれてしまいましたわ!」

「だが氷柱攻撃は止んだ! どうやらウィッチは同時に違う魔法を使えないらしい!」


 錬がそう言うと火の盾が槍に変形した。


「防いでみせなさい!」


 ウィッチの掛け声とともに火の槍が錬達の元へ飛んで来る。


「流石に火は防げないぜ!」


 通流は桜梅を雑に抱えてそれを横に飛んで回避した。同時に通流とは反対側の避けていた奇稲田大蛇が茨を伸ばして攻撃した。


「甘いわね」


 ウィッチは空気の刃を飛ばして茨を切り払い、そのまま奇稲田大蛇を切りつけた。奇稲田大蛇の体は大きな切り傷が出来て血を吹いた。


「あぐぅっ」


 桜梅も奇稲田大蛇と切りつけられた箇所を手で押さえた。その箇所から血は出る様子はないが、錬や通流程ではないがシンクロしている桜梅本体の体にも激痛が走っている。


「大丈夫か桜梅!?」


 結凛が叫ぶ。


「ふ……はぁ、だ、大丈夫ですわ」


 桜梅は苦悶に耐えるように返したが見るからに辛そうだった。奇稲田大蛇は血を垂れ流し地面に倒れている。


「その娘は無闇に殺しても復活するからこのままでいいわね」


 ウィッチは奇稲田大蛇を見ながら言ってから続ける。


「後は剣を持っていない結凛ちゃんのワルキューレだけかしら。錬君と通流君のキメラは外だし」


 ウィッチはそう言うと錬達に不敵な笑みで近付いて来る。通流は硬化させた右手でウィッチに殴り掛かった。


「勇ましいわね。嫌いじゃないわ」


 通流の拳がウィッチに届く前に金属の衝突音が鳴ると通流が大きい石槍で腹を突き飛ばされた。通流は虚空を飛び壁に激突した。


「うが……あ」


 壁を突き破りその向こう側で通流が倒れている。


「部分硬化で腹の防御力を上げたのね」


 ウィッチはご機嫌な様子で歩き続ける。


「はっ!」


 今度はワルキューレがウィッチの横から顔面目掛けて後ろ回し蹴りを放つ。しかしその前にウィッチの掌がワルキューレに向けられており水の塊が発射されて直撃して吹き飛ばされた。

 そして錬、結凛、桜梅が見守る中ウィッチは錬を抱き締めた。


「どう? 触れると抵抗できないでしょう?」


 ウィッチは錬の耳元で囁いた。

 視覚聴覚嗅覚触覚で錬はウィッチを感じた。


「やっぱり目的は一石で一鳥ずつね」


 ウィッチはフェロモンを振り撒き妖艶に勝ち誇る。


「そうだね。やはり布石は打っておくべきですね」

「ぐげぇ!」


 ウィッチの体が無数の大きい針に貫かれた。緑の液体が無数の穴から飛び散っていく。


「あ、あなだ……錬君じゃない?」


 ウィッチは絶望色の掠れ声。

 錬は「ふふふ」と妖しく女の声で笑い、針を体に引っ込めるとウィッチを両手で突き飛ばした。そしてその体を変身させる。そこには女性体のジュウク否、キツネの耳と九本の尾にヒツジの角。


「残念、ジュウク様のキメラ九尾ちゃんでした!」


 楽しそうに笑う九尾を見てウィッチは地面に膝を着きながら言う。


「ぞんな、錬君は……」

「残念でしたね、錬様なら現在ジュウクとともに駅前の喫茶店にいますよ」


 九尾は実に愉快そうにウィッチを見下ろしている。


「ふん、やっぱり錬君じゃなかったか」


 結凛が疲れの色を見せた顔で腕を組みながら言った。


「結構錬様の演技上手かったと思ってたのですが、やはり結凛様にはバレましたか。もっとも錬様はそれを期待しての作戦だったんですけどね」

「あのどういう風に不意打ちするかの選択肢はやはりブラフだったわけね。ウィッチを騙すためのブラフ。戦闘開幕初手不意打ちと戦闘状況を誘導しての不意打ち。そのどちらでもない、戦闘前にすべてを整えた騙し打ち。もっとも……」


 結凛はスカートに隠し持っていたナイフを取り真上に投げるとワルキューレがそれをキャッチしてそのまま落下する勢いに乗せてウィッチの背中から心臓へそれを刺した。ウィッチはワルキューレの突然の攻撃に反応できず断末魔とともに絶命し消滅した。


「私も不意打ちを考えたけどやっぱり錬君の不意打ちには遠く及ばないな。まったく惚れ惚れするよ」


 結凛が言い終わると錬とジュウクが召喚された。


「どうやら終わったみたいだな」


 錬は確信を持って言った。同様にジュウクも終わった事を確信持っている。二人ともキメラを通して状況は把握している。通流も起き上がりフロアーに入って来る。


「まったく、まさかジュウクと錬が共謀してペテンをかけるとは最悪だぜ」


 通流は痛そうな様子も見せずに嫌味を言ったが怒っている様子はない。


「そう言わないでよ通流、それに関しては僕も悪いと思ってるんだから」

「どうだかな」


 悪びれる様子がないジュウクに通流は呆れたように言った。


「まあ、俺には怪我ねーからいいけど」


 桜梅は痛みを忘れて呆然とその光景を見ていた。そして我に返る。


「えっ、つまりどういう事ですの!? もしかして私だけわからない感じですの!?」

「まあまあ桜梅、少し落ち着いて」

「結凛ちゃん! 結凛ちゃんも騙してましたの!?」

「うっ、いやまあ結局そういう形になったけど私も騙された側というか」


 詰め寄る桜梅に結凛は困り顔。


「結凛さま~! 私の剣見付かりました!」


 ワルキューレはどこからか自分の剣を見付け出していて結凛の元へ駆け寄ろうとしていた。錬達のいるドアの反対側で剣を鞘に収めたワルキューレが高い天井、天井画の真下に来たところ。

 ワルキューレのお腹が貫かれた。

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