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織田の内訌と天下人への道

遠江 浜松城



信勝の内政が少しずつ軌道に乗り始めた、そんなある日、近江に忍んでいた風魔小太郎が報告に上がっていた。


「柴田が北陸に向かった間に何かあったか、小太郎」


「はい、信雄殿と信孝殿との間で三法師殿を巡る口論から争いに発展致しました。」


私は溜息を吐き、「武田に備えなければならないのによくやるものよ」


「はい、滝川左近将監殿も池田勝入斎殿もあきれながらも、止めておりましたが、どうにもならぬようで、柴田殿に帰還を求めたようです」


「おや、丹羽惟住越前守は」


「病で明日をも知れないと」


私は溜息をさらに吐いた。


「信長殿の天下はやはり一代限りだった、一族には信長殿の遺産を食い潰すものしかいない。

家臣達も考えを一つに纏めるだけの力量を持たぬ。

力あるものが信長殿の後を引き継ぐしかあるまい。」


小太郎は「殿、まさか」


信勝は頷き、「私が信長殿の後を引き継ぐ。

小太郎、近江に戻り、織田の様子を」


小太郎は頷き、姿を消したのを確認し、家臣や家族を呼ぶことにした。

改めて、天下統一を宣言することになる


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