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今までの生活。

「今日も相変わらずね・・・」

美桜は小さく呟いた。

周りを見渡すと自分と同じ制服を着た生徒達がちらほら居た。

「何で皆あぁなのかしら。」

たまたま前を通りかかった人を睨む。

はぁーっと、溜め息をつき、スクバの中からスマホとヘッドフォンを取り出し繫げる。

そして適当に音楽を流す。

「さぁ・・・・。行くか・・・・。」

美桜は重い足取りで学校に向かった。



~とある公園~

「ふんふんー♪」

ゼウスはブランコに座りながら足をバタつかせ、口にチュッパチャップスをくわえていた。

「ん・・・・?ん~!!」

ゼウスはブランコから降りその場でクルクルと回り始めた。

すると、バランスを崩しその場でコケた。

数秒後、ゼウスはその場から立ち上がり、怪我をした部分をみる。

膝からポタポタと血が流れていた。

「大丈夫?」

気がつくと目の前に自分より背の高い少女が立っていた。





~とある教室~

美桜は自分の席に着くと静かに読書を始めた。

読書をしていると他人の会話が聞こえてくる。

どこの店が凄いとか、あの子はあの子に好かれてるとか。

そんな噂話は聞こえる。

ガラガラと教頭がドアを開けると同時に立っていた生徒達は速やかに席に着く。

「今日は転入生が居ます。」

転入生?こんな時期に?―――と美桜は思いながら教頭の話に耳を傾ける。

「では入りなさい。」

皆が一斉にドアを見る。

美桜はドアなど見ずまっすぐ黒板を見つめる。

「初めまして!榮倉 俊です!よろしくっす!」

皆が一斉にポカ~ンとする。

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