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「でも大丈夫。恥じる事はないわ。だって、あなたは一般的な存在だもの。私が天才的なだけでね」


やっぱりこの人の言葉はいちいちムカつくんだよなぁ。なんでこう、人を見下した言い方しかできないのか……謎だな。

でも今は、そんな事を言っている場合ではない。早い所その敵とやらの情報を聞いてしまわなくては。


「そうですか。とりあえず、敵についてもう少し詳しい説明をお願いします」


「そう、わかったわ。一度しかいわないから有難く聞きなさい。まず、敵の名前はインフェルノ。倒し方は"見て"感じなさい、以上。それじゃ、今すぐ支度して。……仕事をしに行くわよ」


"見て"ねぇ…。

倒し方ってものは、そんな簡単に学べるものなのか?むしろ言葉にする事が困難なのか……。どちらにしろ見て覚える以外の方法で教えてくれはしないんだから、文句は口にするだけむだというものだろう。


ところで、先ほど支度をしてと言われた訳だなのだが、例にならって仕事に必要な持ち物の"も"の字も説明されていない俺としては、何を準備するんだと頭に疑問符を浮かべるばかり。

仕方が無いから先輩の様子を観察して持ち物を探ろうにも、彼女は彼女でくまのぬいぐるみとうさぎのぬいぐるみを交互に見つめ、真剣に何かを思案しているようだった。




読んでくださりありがとうございます。


感想などございましたらお気軽にお書き下さいませ。

次話投稿日は、一週間後です。

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