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初仕事は刀身を抜いて。


たどり着いたのは、何の変哲もない道だった。

どこにでもある閑静な住宅街の一角にある路地。


さて、(インフェルノ)を倒すんだっけか。それがどんなものかなんて想像もつかないけど、やってみるしかない。腕の中のクマのぬいぐるみ(メリーナ)を使って。


「さーって、ここはどこだと思う?」


腰に手をあて、口を弧に歪めながら先輩は言った。この様子から察するに、素直に答えたなら不正解だろう。

彼女が楽しそうな顔をするなんて、他人をからかう時か貶める時ぐらいだと自負している。


路地、道、住宅街。

一見して見て取れる情報はこのぐらいだ。これ以外で、ここにふさわしい言葉を探せたらそれが正解。


どこか、と聞いてきたのだから、必然的に場所を示す言葉であるはずで、今俺たちは敵を倒すためにここに来た。

と、いうことは敵を倒す場所、つまり戦う場所……。


相撲だったら、土俵。

プロレスだったら、リング。

サッカーだったら、コート。

なら、この場合は……


「バトルフィールド?」



読んでくださり、ありがとうございます。


感想などありましたら、残してくださると幸いです。

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