エピソード0:大学受験
さて、時系列順に書いていくと決めた以上、まずは就活に向けて一番初めで一番大切なステップをあげましょう。
『大学受験』
ですね。タイトルを目にして読みに来てくださった就活を目前に控えた方、絶賛就活中の方には退屈な話かもしれないですが、少々お付き合いください。
学歴、出身大学はなぜ大事か。
まず思いつくのは就職に有利というものですが、それは本当でしょうか?
一般に言われているような学歴フィルターというものはあまりありません
(少なくとも自分の周りにはなかったですし、入社後も友人と話していて、どの会社も上から下まで割と幅広く取っているので、微差はあるでしょうが門前払いのような極端なものは少ないと思っています)
学歴フィルターではないならなぜ重要なのか。
一つは過去の先輩が積み上げてきた就職実績があるからです。多少の幅はあるでしょうが、いい大学は良いところに就職した人が多いです。
サークルや研究室の先輩方から話を聞くことで自分で調べる手間が省けますし、ESや面接対策も高いレベルで行えるでしょう。
就活というのは知識ゲーの側面がありますので、周りの環境のレベルというのはかなり重要になってきます
さらに、もっと具体的な話をするなら、いい大学ほど推薦が充実しています(これは理系だけかもしれませんが)。
推薦を利用することで就活のステップを一つ二つスキップできたり、下駄を履けたりしますので、いい大学ほど就活では明確に有利でしょう
二つ目は単純に自信となるからです。
自分はあれだけ苦しい試練を乗り越えたんだという自信は、就活で苦しい思いをしている時の踏ん張る力になります。
また、インターンシップや面接などで他の学生と話す際にも、こちらが上であれば何となく話しやすいし、逆に負けていると少しばかり気後れしてしまうこともあります。これは人によるとは思いますが、自分の力を万全に発揮する上で自信やガワの名前というのはそこそこ役に立つのであった方がいいのは間違いありません。
他にもいくつかあるとは思いますが、ここでは割愛します。
できる限りいい大学に入った方がいいのは最早共通認識だと思いますが、例えいい大学だろうとただ漠然と就活するだけではどんな手札があろうが宝の持ち腐れです。
大切なことは目的を設定し、自分の手札をきちんと確認して、必要な努力をしていくことです。
そのために、大学のキャリアセンターや友人知人、先輩などの自分の武器をしっかりと使い倒すことでより効率よく就職活動が行えると思います。