27日
……27日とは、26日の次の日。
26日が終わった後に続く、27番目の日。
もう間もなくひと月が終わるのだと、意識せざるを得ない…明らかな後半に位置する日付。
7という縁起のいい数字を持ちながら、どこそこ喜びの感情に乏しいのは…なぜだろう?
ひと月という、大きなひと塊が終わると認識しているから?
追い込まれているような、焦る気持ちが発生しているから?
絶妙に適当なゴロ合わせが見当たらないのも、ぼんやりとしてしまう要因なのかも、知れない。
フナやニーナという名前は、ちまたにありふれるほどは…浸透していないのだ。
少々扱いに困る、だがしかし。
……27日は、自己主張することもなく、平凡にやってくるだけ。