エンドロール
◇ガイドリクス・ヴァン・エフェルク
新たなるロスカネフ王国の国王として王妃ユスティーナとともに
様々な難事を乗り越えた
王妃との間に三男二女の子宝にも恵まれる
六十五歳の時に退位し息子に王位を譲った
◆ヴィクトリア・ヴァン・エフェルク
ガイドリクスの姪で元女王
体調を崩し療養していたが
ある年の冬、肺炎を拗らせて亡くなった
独身
◇イェルハルド・ヴァン・ノルンバーグ
テサジーク公爵
裁判官として国家に奉職する
王妃ユスティーナの義理の妹エリザベト・ヴァン・サロヴァーラと結婚
四男五女に恵まれた
◆ウィレム四世
隣国フォルズベーグの国王
父王や王族たちが無政府主義者に殺害されて以降
混乱が続くフォルズベーグを再統一するも
統治が上手くいかず
ある日、王妃を残して忽然と姿を消し
その行方は杳として知れない
◇ヴィルヘルム・フォン・バルツァー
バルツァー連邦共和国初代大統領
リトミシュル辺境伯爵領を持ってアディフィン王国から独立し
連邦国家を作り上げ初代大統領に収まる
大統領を一期務めたあとは新大陸へ
うっかり養子の相続停止手続きをしていなかったため
養子にリトミシュル公爵位が転がりこんで騒ぎになった
◇アーダルベルト・キース
四十五歳のときに貴族の庶子でもなく、妻の実家が貴族でもない
本当の平民として世界で初めて元帥となる
四十九歳で軍を退役し、大統領戦に出馬
大統領就任後、再び元帥の座に就き二期八年務め
五十七歳で政界を引退
請われて軍に復帰し六十二歳まで籍を置く
最終階級は国家元帥
幾度となく叙爵を打診されたが断り続けた
生涯独身
公職を引退した彼はイヴ・フォン・クローヴィスの説得を受け入れ
リリエンタール城の離宮を終の棲家とし
イヴ・フォン・クローヴィスに看取られてこの世を去った
墓もリリエンタール家の墓所にある
◇レイモンド・ヴァン・ヒースコート
最終階級は大将
五十五歳で軍を退役し、三代目大統領選挙戦に出馬
勝利して大統領に就任
生涯独身
レイモンド・ヴァン・ヒースコートは二期目の一年目半ばで
不治の病を患い、これを公表し任期途中で大統領職を退く
三年の闘病の後に死去
◇フェルディナント・ヴェルナー
最終階級は大将
政界に転身することなく
六十五歳まで軍に在籍し
総司令官を務める
退役後は作曲を行い
かなりの楽曲を世に発表し認められた
週に一度はアーダルベルト・キースと互いの家を行き来して
互いに生存確認をして酒を飲み過ごした
生涯独身
フェルディナント・ヴェルナーの死後
彼の自宅の金庫から
「イヴ・クローヴィスへ捧ぐ」というタイトルの楽譜が見付かる
フェルディナント・ヴェルナーが「別れの曲(タイトル命名イヴ・フォン・クローヴィス)」を何時作曲したのかは不明だが
なぜイヴ・【フォン】・クローヴィスと記さなかったのか
もしくはなぜ書き直さなかったのかは
密やかなる謎として伝えられている
◆レオニード・レオニードヴィチ・ピヴォヴァロフ
共産連邦大将
飛行船部隊を率いて連合軍と交戦するも
ハンググライダーにライフル銃装備の単騎イヴ・フォン・クローヴィスに
搭乗していた飛行船を沈められる
ピヴォヴァロフの遺体は見付かっていないので
生存説が囁かれているが
共産連邦に戻ることはなかった
独身
◇オーガスト・アレクサンダー・マクミラン(クロムウェル公爵)
ブリタニアス君主国の名首相
若い頃は海軍提督としても名を馳せた
イヴ・フォン・クローヴィスへの愛を貫き生涯独身
◇デニス・フォン・ヤンソン・クローヴィス・バイエラント
世界鉄道総督




