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白眼の槍使い  作者: 陰月
幼少期編
9/94

初めての魔物討伐

次の日、トウコクはいつも通りの時間に起きて、朝稽古の準備をしてからリビングにいった。


「おはようございます」


トウコクは挨拶をしながら部屋に入った。


「よし、始めるか。今日は基礎訓練だ。腕立てと腹筋、背筋、素振り、ランニングだな。」

「分かりました。」


トウコクは返事を返して、2人で家を出た。それから、腕立て100回、腹筋100回、背筋100回、槍の素振り(突きや振り上げ、横薙ぎなど)合わせて200回、ランニング(家の周りを)10周、約30キロを走って、朝稽古は終わった。


「疲れた。てか、5歳でここまでやってる奴とかいないだろ」


トウコクは地面に寝そべりながらそんなことを呟いた。


「今、頑張ればちゃんと実力はついてくるわよ。それと、朝ごはんにしましょうか。」


ファナはそう言って家に入って言った。


「ファナはなんで全然疲れてないんだ?」


ファナはトウコクの倍ほど基礎訓練をしたけど息すら切れてない。その事にトウコクは驚きながら家に入って言った。入ってから手を洗ってリビングに行くとテーブルの上には既に料理が並んでいた。


(毎回思うけどこんなに早くどうやって用意してるんだろう?)


トウコクはそんなことを思ったが気にしないことにした。


「早く席に着きなさい」


そう言われたので、トウコクは急いで椅子に座り、「いただきます」と、言って朝ご飯を食べ始めた。そして、食べ終わってから食器を片付けて洗濯を終わらすと時間は10時ぐらいだった。なのでトウコクはそれから2時間程魔力制御をやり続けた。



「トウコク、今日は昼ご飯を食べた後に昼稽古にするよ。」

「分かりました」


そう言われて、昼ご飯を食べて、食器を片付けてから家を出た。


「今日の昼稽古は何するんですか?」

「今日は魔物を狩りに行こうかと思っている。だから、少し遠出するよ。」

「分かりました。」


それから、森を抜けて少し歩いて、また、森に入った。すると、入ってすぐ緑の小人程の魔物を見つけた。


「あいつは、一回見たことあるな。確か、ゴブリンだったかな。」


トウコクそう言ってもう1度鑑定してみた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ゴブリン


表示できません

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「やっぱり、Lv.1じゃこの前と一緒か。」

「じゃあ、トウコク。とりあえず、1人でやってみて。」

「分かりました。」


トウコクは頷いてから前に出て槍を召喚した。


「『我が召喚に応じて顕現せよ。ロンギヌス』」


トウコクは詠唱を省略していた。省略しても召喚出来た。そして、魔力を全身と槍に循環し始めた。


「本当に槍に魔力流してるよ!」


後ろでファナが驚いていたが無視してゴブリンに突っ込み、喉元に槍を突き刺した。槍は少しの抵抗はあったが普通に貫いた。


「終わりました」

「みたいだな」


見つけた魔物はゴブリン1匹だったので直ぐに終わった。


「じゃあ、もう少し奥に行ってみようか」

「はい」


トウコク達はそう言って森の奥に入っていった。それから、数分歩いていくと装備をつけたゴブリンが5匹程いた。


「今回は5匹か行けるか?」

「大丈夫だと思います」

「じゃあ、頑張れ」


ファナはそう言って木の影に移動した。


「『我が召喚に応じて顕現せよ。天沼矛』」


トウコクは槍を召喚した。そして、前と同じように突っ込んで、ゴブリンの喉元に槍を突き刺した。


「1匹目」


トウコクに気づいた、4匹のゴブリンが剣を振り上げて襲いかかってきた。だが、トウコクは槍の長さを利用してゴブリンがトウコクに辿り着くまでに頭に槍を突き刺した。


「2匹目」


その後、3匹のゴブリンはトウコクに剣を振り下ろした。が、トウコクはその剣を1つはサイドステップで避け、あと2つは槍で受け止めた。そして、剣を簡単に押し返すと槍を回しながら矛先とは逆側で下から振り上げた。そして、体を軸に横薙ぎした。その行動で近くにいたゴブリン2匹は片方は顔が潰れており、もう片方は頭と首がさよならしていた。


「あと、1体」


トウコクがそう呟いて、ゴブリンの方を向くとゴブリンは剣を投げてきた。そして、ゴブリンは後ろを向いて走り出した。トウコクは投げてきたその剣を叩き落とし、ゴブリンに向かって魔法を打った。


「バレット」


トウコクがそう言うと魔力の塊が放出されゴブリンの頭を貫通した。


「ふぅ〜。終わりましたよ」


トウコクが息を吐いてファナの方を向くと、ファナは口を開けて固まっていた。


「どうしたんですか?」

「あ、ああ、1つ聞きたいんだが、いいか?」

「いいですけど」

「最後のはなんだ?」

「あれですか?あれは、僕が作った無属性魔法ですよ。しかも、やってることは簡単です。魔力で貫通力の高いものを作り出して、魔力で打ち出すだけですから。」

「はぁ、いつの間にそんな事出来るようになったんだよ。」

「つい最近ですよ」

「まあ、いい。今日はこれぐらいにして帰るか。」

「はい」


こうして、トウコクの初めての魔物狩りはゴブリン6匹を狩って帰路についた。

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