表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白眼の槍使い  作者: 陰月
魔王討伐編
89/94

出立

魔王討伐編です。

よろしくお願いします。

「じゃあ、僕は魔王殺してくるよ」


トウコクは例の放送があった次の日の朝に友達の家に遊びに行く感覚でそう告げた。


「は?」

「ど、ど、どうゆうことですか?」

「そのまんまの意味だよ。僕は魔王と少し、いや、凄く因縁があるんで僕がやらないといけないんです」

「トウコクはどこで魔王と関係を持ったんだ?」

「それは僕の前世の話をしないと行けないんです。聞きますか?」

「当たり前です!」

「じゃあ、話しますか。僕の前世の話」


トウコクは話し始めた。


「僕は転生者です。そして、前世ではこの前召喚された勇者。何故か魔王とを名乗っていたあいつと学校で同じクラスだった。そんな中僕はクラスで嫌われていた。そんな中、僕らは学校が終わったあとに神様にこの世界に召喚された。だが、僕だけはクラスからハブられて魔法陣の上から出てしまった。そして、僕は神様にこっちの世界に転生させてもらい母親に捨てられファナに拾ってもらった」


トウコクはざっくりとだが全てのことを話した。


「そんな酷いです。あんまりです」

「確かに、トウコクにそんな過去があったなんて」

「まぁ、昔の話ですし、今はこの生活に感謝もしてますが、僕はあいつらのことを許せない。だから、僕は世界を救う名目に僕の私情を持ち込むんです」

「なら、私も連れてってください」

「ごめん。それは出来ない。これは僕の戦いだし、これから行くところは何が起こるかわからない。そんな所にエリシアを連れて行けるわけがない」


「じゃあ、僕は準備してくるよ」と言い残し、トウコクは部屋に戻った。


「リーパーいる?」

「はい、なんでしょうか?」

「今、エリシアにかかってる僕と離れたら行けない効果って消せる?」

「出来ます。が、おすすめはしませんよ?今かかっている効果よりもやばいのがトウコク様の身に降りかかりますよ?」

「それでもいい」

「分かりました。そこまで意志が固いのなら止めませんよ」


リーパーは何かをしたあとに消えた。その後トウコクは自分のステータスの効果を見た。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

悪魔の呪い Lv.-

このスキルを所持するものは戦闘中に膝をつくことが許されず、つくと死にいたる。このスキルの所有者は膝をつくことすらも許されない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


トウコクは思ったよりもひどい進化をしているスキルに苦笑いし、部屋を出た。


「じゃあ、行ってきます」

「絶対帰ってこいよ」

「やっぱり私も行くっっ」


エリシアは泣きながらトウコクに抱きついた。


「エリシア、僕は絶対に帰ってくるから帰ってきてら大事な話をしよう」

「大事な話?」

「そうだよ。大事な話だよ。これからの将来のね」


エリシアはトウコクの言っていることを理解したのか顔を赤くしながら「絶対だからね」と体を離した。


「じゃあ、今度こそ行ってくるよ」

「ああ、行ってこい」

「絶対戻ってきてね」

「分かってる」


トウコクは家を出て、映像に映っていた場所を手掛かりに魔王を探し始めた。




2人はトウコクの机の中に遺書が隠されているのも知らずに見送ったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ