王城にて
とてもとても遅れてしまってすみませんでした。
スランプのようなものになってしまって書けませんでした。すみません。
これからも遅れるかもしれません。すみません。
「ヒール」
勇者たちのパーティは王城まで帰って来ており、医務室で回復魔法をかけてもらっていた。
「朝倉と渡辺はまだ目を覚まさないのか?」
「はい。二人の傷は思ったよりも深く、傷を完全に治したからといって意識がすぐに戻るわけではありません」
「そうですか」
葉島と寺神は気持ちを落としながら、朝倉と渡辺が目を覚ますのを待っていた。
「少し外の空気を吸ってきます」
「分かりました」
「寺神、二人のことを頼んだ」
葉島は医務室を後にして自分の部屋に戻った。
「なんで、なんで、二人があんな目に合わなきゃいけないんだ!?もし、あの時、俺がゴブリンを倒すことにためらわなかったら、俺がもっと早くスキルを使えていたら、もっと、スキルを使った戦闘になれていれば、もっと、俺が強かったら」
葉島は自分の部屋で完全に現実逃避をしており、たら、ればのことをたくさん上げていた。それがすでに過ぎたことであり、もうその時が戻ってくることはないのに。
「そうか。ゴブリンや魔物がこの世界に存在するからいけないんだ。みんなが危ない目に合うんだ!なら、俺がもっと強くなって魔物を駆逐すればいいだけじゃないか。簡単だな」
その時、葉島は無意識に黒いオーラを纏い不気味に笑っていた。葉島はその事に全く気づかずに医務室に戻った。
医務室に戻ると2人は意識を取り戻していた。
「私たちお荷物だったよね。次からは倒れないようにするから見捨てないでね」
「今度はもっと役に立つから一緒に居させて」
2人は泣きながら葉島に懇願した。
「そんなこと当たり前だろ?それよりも僕の方こそ2人を危険な目に合わせてしまってすまないと思っている。僕があの時ちゃんと守っていられていればこんなことにはならなかった」
「それを言ったら俺だって悪いぜ?」
4人でそんなことを言いあっていた。
「じゃあ、今日はもう戻っていいよ。何かあったらすぐに来るんだよ」
「「「「分かりました」」」」
4人は医務室の医師にお礼を言って各々の部屋に戻っていった。
その頃、王女は葉島のドス黒いオーラを目の当たりにして薄気味悪い笑いを浮かべていたのだった。




