表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白眼の槍使い  作者: 陰月
迷宮編
77/94

最古の迷宮 3層

トウコクは2層の部屋のほぼ中央で目を覚ました。


「いたた」


トウコクは頭を抑えながら立ち上がり、覚束無い足取りで次の階層に行く階段を降り始めた。


「あと3層頑張るかぁ」


トウコクは階段を降りながらそう独り言をこぼしながら階段を降りていく。そして、次の階層につくとそこは大きな水溜りの出来ている大部屋だった。


「なんだあれ?」


トウコクは水溜りを見ながらそう言い、部屋に足を踏み入れた。すると、水溜りはだんだんと形を成していき大きな水色の物体になった。


「あれはスライムか?」


トウコクは鑑定を使ってスライムと思われる魔物を見た。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

マスタースライム rank S


表示できません

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「やっぱりスライムだったか」


トウコクはそんな感想を言いながらゲイ・ボルグを召喚した。


「先手必勝ぉぉぉ」


トウコクは叫びながらゲイ・ボルグを投げた。そして、それはスライムを貫いて体に穴を開けた。が、その穴は一瞬で塞がった。


「な!?」


トウコクは驚いてそんな声を上げた。その声を聞いたスライムは理解しているかのように左右に揺れた。


「移動速度が早くないのが救いだな」


スライムの動きは遅く、トウコクに攻撃が当たるようには見えなかった。


「とりあえず、魔法ならどうだ? ブリューナク、行け!」


ブリューナクは雷を纏いスライムに飛んでいく。そして、スライムを貫いてそこからスライムの内部「じゅうぅぅ」と音を立てて焼いていく。が、焼いたそばから修復していく。


「物理も効かない魔法も効かない。じゃあ、何が効くんだよ!」


トウコクの叫びが部屋中に反響した。


「もしかして、あいつは魔法ないし魔力で体を直してたりしないかな?試してみるか。来い、ゲイ・ボー」


トウコクは2本の槍を持ちスライムに向かって走り出した。すると、今までになんの動きもなかったスライムが自分の体を突起のようにして攻撃を仕掛けてくる。そして、その速さはトウコクよりも少し遅かった。


「これなら目で追える」


トウコクは迫ってくる突起をゲイ・ボーで弾き飛ばし、突き潰し、数を減らしていく。


「これでどうだ!!」


トウコクは近寄ったスライムに向かってゲイ・ボー振り下ろした。そして、水を切るような感覚があったが、トウコクは振り切った。2つに割かれたスライムの半分は力なくその場で朽ち果て、もう半分は元気よく動いていた。


「なるほど、何かしらの核みたいのがあるのか?それがある方が動いているのか。」


トウコクはそう結論付けてもう一度向かっていく。スライムは切られて身軽になったのかさっきよりも速く動いている。だが、その動きもトウコクよりも遅かった。


「これで終わりだ」


トウコクはスライムを上から半分に切断し、横からも斬った。スライムは4分の1の大きさになりさっきよりも早くなった。そして、それはトウコクよりも早かった。


「ぐはぁ」


トウコクは目で追いきれなくなって頬にスライムが当たった。だが、それは見た目ほど痛くはなく、耐えられるほどだった。


「どうしようかな。目で追えないから攻撃出来ないしな。あ、そうだこれでいこう」


トウコクは心の中で作戦を決めてその場に佇んだ。すると、スライムが頬に攻撃をしてきたり、足を攻撃してきた。


「来た」


トウコクは腹部に衝撃が走った。が、トウコクはそれを待っていた。トウコクは腹部に当たったスライムを捕まえた。


「捕まえたぞ」


トウコクは捕まえたスライムに向かってゲイ・ボーを突き刺した。そして、それは今までとは感触が違い何か硬いものを貫いた。そして、貫かれたスライムは力なく形を失っていった。


「さあ、次だ」


トウコクはそう言って次の階層に降りていった。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

面白かったら、ブックマークお願いします。

感想や評価も宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ