最古の迷宮 1層
「暗くなってきたけどどうするかな。ここで1晩明かすか中で明かすかどうしようか?」
トウコクは1人でそんなことを悩みながら結局外で夜を明かすことにし、迷宮の前にテントを立て始めた。
「こんなもんかな」
トウコクは自分で立てたテントに満足して、テントの中に入っていった。
次の日
トウコクは朝早くにテントを片付けて迷宮の中に足を踏み入れた。
「中は前の迷宮より明るいな」
トウコクはそんな感想を抱きながら階段を降りていた。
「さあ、鬼が出るか蛇が出るか。楽しみだな」
トウコクは階段の終りを目の前に何が出るか楽しみにしていた。
キィィィィィィィィン
トウコクが部屋に入るとそこは森のような光景が広がっており、気の上に蜂が1匹飛んでいた。
「蜂か。でも、蜂があんな音を出すなんて聞いたことないしな」
トウコクはそう思い鑑定を使った。
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超音波蜂 rank A
能力
超音波
毒針
音速移動
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キィィィィィィィィン
トウコクが鑑定の結果を見ているとまた入ってきた嫌な音が聞こえた。
「あの嫌な音は超音波だったのか」
今はまだ大丈夫だったがこれから超音波を何度も聞いたら体が持つか分からないトウコクだった。
「はぁ~、マジでどうしようかな。僕は飛べないし魔法もほぼ使えない。そして、あいつの超音波を防ぐすべもない。面倒だ」
蜂は高みの見物とばかりに上空からトウコクを見ていた。トウコクは相手が高みの見物をしている間に蜂の倒し方を考えた。
「やっぱ、分からん。とりあえず、投げてみるか。『来い、ゲイ・ボルグ』行け!」
トウコクは槍を蜂に向かって思いっきり投げた。蜂は相当驚いたのか一瞬硬直して、逃げようと飛んだ。だが、槍の速さを見誤ったようでトウコクの槍は蜂の羽を貫いた。そして、蜂はバランスが取れなくなったのかフラフラと落ちてくる。
「これで同じ土俵だ。『来い、トライデント』」
トウコクはLv.4に上がったスキルにて手にした新しい槍を召喚した。そして、この槍は水を操る槍であった。
「水槍・連刺」
トウコクは落ちてくる蜂に向かって水を纏った鋭い槍を目で追うのも難しい速さで蜂を串刺した。
「まだ、楽な方だったな」
トウコクは蜂にそんな感想を抱きながら次の階層に続く道を降りていくのだった。
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