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白眼の槍使い  作者: 陰月
迷宮編
68/94

ゴブリンエンペラー

トウコクはゴブリンの大軍の中に1人飛び込み無双していた。


「この装備で挑む必要は無かったかな」


トウコクは襲いかかってくるゴブリンを数匹一緒に葬った。


「ギャキャギャア」


ゴブリンの中の1匹が鳴き、二回りほどでかいゴブリンが出てきた。


「ボブか」


トウコクの前にはいわゆるボブゴブリンと言われるゴブリンが立っていた。そして、ボブゴブリンは振り上げた棍棒を振り下ろした。だが、トウコクは全く焦った様子はなく棍棒を体を逸らしただけで避けてゴブリンの頭に槍を突き刺した。刺されたゴブリンは声も上げず崩れ落ちた。


「もっと来いよ」


トウコクはゴブリン達を挑発した。ゴブリン達は、それほど知能の高い魔物ではないのでその挑発に簡単に乗った。


「ギャキャギャ」


ゴブリン達はトウコクに襲いかかった。が、トウコクはいとも簡単にゴブリン達を返り討ちにした。すると、ゴブリン達の中から剣、槍、槌、弓、杖を持ったゴブリンが出てきた。


「面倒臭いな!」


トウコクは不敵な笑みを浮かべながら、そのゴブリン達に突っ込んでいき、横薙ぎ、振り上げ、振り下ろしなどを繋げて繰り出す。ゴブリン達は悲鳴を上げずに絶命した。


「ギャキャギャギャアァァァ」


そのゴブリン達を全部倒すと、ゴブリンエンペラーが鳴いた。そして、ゴブリンキングとゴブリンクイーン、ゴブリンエンペラーが前線に出てきた。


「ボスのお出ましか」


3匹のゴブリンは顔を見合わすと突っ込んできた。最初に、クイーンが正面から棍棒を振り下ろした。トウコクはそれをそれるように避けるが、その先を読むように後ろにいたキングが追撃した。トウコクはその追撃をステップで後ろに飛び退いた。すると、トウコクの後ろからエンペラーがハルバードを振り下ろしてきた。


「トウコク君、危ない!!」


階段の方からエリシアの声が聞こえてきて、トウコクは後ろから迫っているハルバードに気づき急いで避けた。


「あっぶねぇ」


トウコクはそんなことを口にしながらも、顔が笑っていた。


「じゃあ、本気でやろうか!『死神の鎧』」


トウコクの『漆黒の鎧』が消え、新たに『死神の鎧』が形成された。だが、3匹のゴブリンはそんなことは全く気にせずにトウコクに殴りかかる。それが、トウコクのいた場所に当たると爆発音みたいな音が鳴り響いた。


「そんな大振りの攻撃が当たるかよ」


トウコクはゴブリンキングの首を落としながらそう言った。そして、2匹のゴブリンが混乱しているところで、ゴブリンクイーンの上半身と下半身を2つに分けた。


「ギャアァァァァァ」


ゴブリンエンペラーは今までで1番長い鳴き声を上げた。その鳴き声は激怒しているのが簡単にわかるほどのものだった。そして、ゴブリンエンペラーは急に走り出した。そのスピードは目で追えるギリギリの早さだった。


ガキィン


ゴブリンエンペラーはトウコクに向かって、ハルバードを振り下ろしており、トウコクはそれを槍の持ち手の部分で受け止めていた。トウコクはそのまま押し返そうとしたが、ゴブリンエンペラーの腕力が高く、逆に押されていた。が、押し返せないと分かったトウコクは力を違う方向に流した。すると、ゴブリンは流された方向に前のめりになった。


「死ね」


トウコクはゴブリンエンペラーに向かって槍を突き刺そうとした。が、ゴブリンエンペラーはハルバードの腹の部分で止められた。だが、ゴブリンエンペラーは支えになるものが無くなったで転けた。


「ジャッチメント」


トウコクへそう言いながら、ゴブリンエンペラーに思いっきり槍を突き刺した。


「審判完了!」


こうして、トウコクの上級迷宮での1対多の戦闘を終えたのだった。

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