初のダンジョン
「先生、僕達、余ったんですけどどうしたらいいですか?」
トウコクは手を挙げて、質問した。
「それじゃあ、教員を連れて3人で挑んでくれ。教員は、2人ともドレントのクラスだからドレントが付いて行ってくれ」
「分かりました」
「よし、全員決まったな。それじゃあ、今から説明を始める。」
壇上の上に立っていた教員がそう言うと、今までしていた会話が一瞬で無くなった。そして、静かになった所で教員が説明をはじめた。
「まず、ダンジョンについてだ。このダンジョンは、全部で5層構成だ。1層から4層まではF~D rankの魔物が生息しており、層を下りる事に強くなっていく。そして、最終層には、C rankの魔物が生息している。頑張ってくれ。あと、Sクラスは、1パーティに1人、それ以下は、1パーティに2人教員が付く。もう、無理だと思ったら教員に言って、ここまで戻ってきてくれ。では、入る順番を伝える。」
その場にいる生徒全員が息を呑む音が聴こえたような気がした。
「まずは、Sクラスの成績順位上位のパーティーから順番に入ってもらう。それあと、Aから順に入っていく。それじゃあ、準備が出来しだい俺に言いに来てくれ。準備開始だ」
教員がそう言うと、生徒が準備をするために一斉に動き出した。そんな中、トウコクとエリシアは用意するものが無いので直ぐに教員の所に行き、大丈夫なことを伝えた。
「今年の入る順番は1番目が、お前達だな。」
「え?一番なんですか?」
「ああ、明かされてないが、準備を終えた組から入るんだ」
「なるほど。面倒くさいな」
「だが、1番目は、終るのが1番早い。あと、最初に入るから、見つけた宝箱は全部何か入っている。結構、珍しいのが入ってたりするから、1番目は結構人気なんだぞ」
「ちょっと、やる気が出てきましたよ。頑張ろうなエリシア」
「はい!」
トウコクとエリシアは、それから、生徒全員が準備を終えるまでドレントの横で待っていた。そして、準備が終わると教員が壇上に上がった。
「全生徒が準備を終えたみたいなので、これよりダンジョン実習を始める。教員の言葉に従い挑んでくれ。武運を祈る」
壇上に立っていた、教員がそう言ってから、壇上を降りた。そして、教員に従い、生徒が動き出した。
「じゃあ、行くか」
「「はい」」
トウコクとエリシアとドレントは、1番最初にダンジョンに入っていく。
「なかなか、明るいんだな」
ダンジョンの中は、壁から緑色の光がと持っておや思っていたよりも明るかった。
トウコクとエリシアは、そのことに驚きながらも歩いていく。歩いていると、トウコクがこの世界で初めて見た魔物のゴブリンが数体で行動していた。
「お、あんな所にゴブリンがいるじゃねーか。どうする、お前ら?」
「そうですね、倒してもいいですけど、後ろよ奴らに残しておくのもいいですね」
「私たちには、弱いので残しておきましょう」
「そういうことなら分かった」
トウコク達は、ゴブリンを倒さずに横を通り抜けた。そして、トウコクが白眼の能力を使い、ダンジョンの魔力の流れを読み、簡単にしたに降りる階段を見つけたのだった。
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