演習
3人は、あれから数10分で王都についた。
「やっと付いたな」
「そうですね」
「じゃあ、ギルドに報告しに行こうか」
「「はい」」
3人は、そのままギルドに向かった。ギルドについてから、3人は、いつもの受付の人が受付をしている所に向かった。
「「「お願いします」」」
「もう帰ってきたんですか!?結構遠い場所だったと思うんですけど」
「遠かったな。まあ、ゆっくり帰ってきても2時間もあれば帰ってこれるところだったと思うけど」
「いやいや、もし、行き帰りでそうだとしても、その間にワイバーンを倒してくるなんて、ほとんどの冒険者じゃ無理ですかなね」
「そんなもんなのか」
「そんなもんなんです。まあ、それは置いておいて、ギルドカードをお預かりします」
「ギルドの受付も大変なんだな」
トウコクは聞こえないようにそう呟きながらギルドカードを渡した。
「少々お待ちください」
いつも通り、そう言って、奥に消えて行き、すぐに戻ってきた。
「確認しました。依頼達成です。」
「それと、帰ってくる途中で爺さんに化けた魔族と遭遇しまして、2回攻撃を仕掛けてから、分が悪いと思っんでしょう。逃げていきましたので、一応、注意してください。」
「それは本当ですか!?」
「はい」
「分かりました。すぐに上に連絡します。情報ありがとうございます」
「お願いします。では、これで」
受付の人は奥に消えて行き、3人はギルドを後にして家に帰った。
次の日、トウコクとエリシアは、休日明けの怠さを覚えながら学校に向かっていた。
「学校行くのって、こんなにも怠かったですっけ?」
「ああ、めちゃくちゃ怠いぞ。本当に行きたくないぐらいにな」
「そうですね」
2人は、思い足取りで学校まで歩いていく。
「「おはようございます」」
「おはよう」
「おはようございます」
トウコクとエリシアは、教室に入るとテレシーとフィアが挨拶してきたので、挨拶を返して席についた。それから、勇者ことを考えているとドレントが教室に入ってきた。
「お前ら、今日から今月の終わりまで実践演習の期間です。なので、これから、騎士学科と合流して、学園の地下にある簡易ダンジョンに向かいます。何か質問はありますか?」
「はい」
トウコクは手を挙げた。
「何でしょう?トウコク君」
「簡易ダンジョンってなんですか?」
「簡易ダンジョンとは、ダンジョンの数回だけを模して作られた空間のことです。ですが、しっかりと魔物は出ますので油断しないでください」
「分かりました」
「他に質問はありますか? 無いようですので移動しましょうか」
そう言って、クラス全員で移動した。そして、ダンジョンの前で騎士学科の生徒達と合流した。
「それじゃあ、今から、魔術科と騎士科の生徒3人3人で6人パーティを組んでくれ」
前に立った校長がそう言うと、一斉に生徒が動き出した。だが、トウコクとエリシアは動かずに止まっていた。
「僕達はどうしようか?」
「余り物でいいんじゃないですか?どうせ、ほかの人なんて邪魔なだけですからね」
「そうだな。余り物でいいか」
それから、数分後パーティが全て決まった。そして、トウコクとエリシアだけが余ったのだった。
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