2日目の休日
また、忌々しいテストが始まるので、テスト明けまで更新できません。
すみません
次の日、トウコク達は、朝からギルドに来ていた。
「なんか面白そうな依頼はないかな?」
ファナは、そんなことを呟きながら依頼板を見ていた。そして、途中でピタッと止まった。
「これは、面白そうだ!!」
「どれだよ」
「どんな依頼ですか?」
「これだよ!」
ファナは、少し大きな声で嬉しそうに依頼を見せた。だが、その以来はとんでもないものだった。それは、ワイバーンの撃退もしくは討伐だった。詳しくは、王都の近くの山にワイバーンが現れて、山の生態系やその山を越えて隣町に行く商人が通れなかったりしているので撃退もしくは討伐して欲しい。との事だった。報酬は、金貨30枚と他の依頼より破格の金額だった。
「でもワイバーンか」
「これはキツくないですか?」
「まあ、私達なら大丈夫だろ」
ファナは、そう言ってから、受付に依頼を受けに行ってしまった。
「どうしようか?」
「そうですね。多分、倒せると思いますけど。」
「だけどな。ワイバーンも竜種最弱だって言われてるけど、それでも竜種だ。今までも魔物とは格が違うだろ」
「まあ、そこは、頑張りましょう」
「はぁ、まあ、そうだな」
2人がワイバーンのことを話していると、ファナがニコニコ顔で戻ってきた。
「さっきの依頼受けたら、受付の人にすっごい感謝されたよ。あんな、報酬のいい依頼は普通ないのに何でなんだろうな?」
「どう考えても対象がワイバーンだからですよ!」
「竜種と戦うとか殆ど自殺と変わらないですからね」
「でも、高々ワイバーンだろ?余裕だろ」
「「はぁ~」」
トウコクとエリシアは、ファナのその発言に長めのため息をついた。だが、2人も口には出さないが内心は勝てると思っていた。
「じゃあ、トウコクとエリシアも明日学校だし、今日中に狩って来るか」
「「はい」」
3人は、ギルドから出て、そのまま、ワイバーンの住み着いてしまった山に向かった。
◇◆◇◆◇
3人は、ギルドを出てから、1時間弱で山についた。だが、その山には見渡す限り、生き物らしき影は1つも無かった。だが、トウコクの白眼にはしっかりと頂上付近にいるワイバーンの魔力を読み取っていた。
「ワイバーン頂上付近にいます。他には全くと言っていいほど生き物がいません」
「まあ、そうだろうな。全部、ワイバーンの餌になっただろう」
「仕方の無いことですけど、可愛そうです」
「まあ、ワイバーンを倒せば戻るだろ」
3人はそんな会話をしたあと、山を登り始めた。山は、そこまで急ではなかったが素人にはキツいものであり、トウコクとエリシアは、山の3分の1ほど言ったところで息が上がってしまった。
「大丈夫か?」
「ちょっとキツいです」
「この辺で休憩するか」
「「はい」」
3人は、そこでゆっくり休憩してから、また、山を登り始めた。それから、1時間ほど登り続けると、頂上付近に着いた。が、そこにはワイバーンは居なかった。
「どこにも居ないぞ?」
「どこに行きやがった」
3人は、周りを見渡して、ワイバーンを探していると、急に3人のいた場所が暗くなった。
「「「なんだ(ですか)?」」」
3人は、同時に上を見上げた。そこには、猛スピードで垂直落下してくるワイバーンの姿があり、3人を食べようと目をギラつかせている。だが、3人は、簡単にそれから逃げた。
「もっと強いと思っていたけど、ワイバーンって大したことないんだな。全く、怖くなかった」
「調子抜けもいいところだよ。さっさと片付けて、帰ろう」
「なんで、そんな平然としていられるんですか?」
「ワイバーンが大したことないから」
「倒したことあるから」
エリシアの質問に2人はワンバーンから目を離して、答えた。そして、ワイバーンと対峙するのだった。
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