生徒会
次の日、トウコクとエリシアは同じ部屋でいつもの時間に起きた。そして、リビングに移動した。
「おはよう」
「おはようございます」
「おはよう」
リビングに移動すると、いつも通り、ファナが椅子に座っていた。
「身体は大丈夫ですか?」
「何ともないな。大丈夫だよ」
「それは良かった」
トウコクとエリシアはホッと一息ついた。
「じゃあ、朝ご飯にしよう」
「「はい」」
3人は仲良く朝ご飯を食べた。
「2人は今日も学校だよな」
「そうだな」
ファナは少し寂しそうにそう言った。
「そんな顔するなよ。早く帰ってくるようにするから」
「そんな顔してねーよ。変な勘違いするな」
ファナは少し照れ隠しするようにそう言うと、3人が声を上げて笑った。その後、ご飯を食べ終えて、行く準備をした。
「それじゃあ、行ってくる」
「行ってきます」
「ああ、行ってこい」
トウコクとエリシアはファナに見送られながら家を出て、学校に行く向かって歩き始めた。
「ファナ、元気になって良かったですね」
「ああ、本当によかった」
トウコクとエリシアはそんなことを話していると学校についた。
「今日はどんなことするんですかね?」
「分からないな。まあ、どうせ座学だろ」
「ですかね。もっと、違うことしたいですね」
「そうだな」
そんな話をしていると教室についた。
「おはようございます」
「おはようございます」
「おはよう」
「おはようございます」
今日に入ると、テレシーとフィアが挨拶をしてきたので、トウコクとエリシアもそれに返した。ちなみに、ハストは自分の席で大人しく座っていた。それから、しばらく、皆と話しているとドレントが入ってきた。
「じゃあ、授業を始めるぞ」
ドレントは入ってくるなりそう言って、授業が始まった。授業は休み無しで昼まで授業があった。
「じゃあ、これまでだ。昼は訓練場に集合だ!」
ドレントはそう言って、教室を出ていった。
「疲れました」
「ああ、俺も疲れた。しかも、俺なんか授業中ちょっと意識飛んでたよ」
「本当ですよ。急に目を瞑って動かなくなるんですから」
「仕方ないだろ」
トウコクとエリシアはその会話に対して2人で笑い、ファナの弁当を食べた。いつもは、エリシアの手料理なのだが今日はファナが作ってくれていた。そして、食べ終わった頃に校内放送が教室に響き渡った。
「あー、あー。トウコク君とエリシアさんは至急、生徒会室に来てください。トウコク君とエリシアさんは至急、生徒会室に来てください。」
「僕達のことか?」
「多分そうだね」
2回、呼び出されたトウコクとエリシアは2人で顔を見合わせて確認しあってから、生徒会室に向かった。
「生徒会が僕達に何のようかな?」
「分かりません。行ってみてのお楽しみですね」
そうして、トウコクとエリシアは生徒会室の前にたどり着いた。
「じゃあ、開けるぞ」
「はい」
トウコクはドアをノックして、返事が返ってきてから、ドアを開けて中に入った。
「なんの御用ですか?」
「話したいことは3つだ」
「その前にあなたは誰ですか?」
「済まないね。俺としたことが名乗り忘れていた。俺はこの学校の生徒会長のシリウスだ。よろしく頼む」
「トウコクです。それに、こちらがエリシアです」
「どうも、エリシアです。」
「それで、話したことは?」
「ああ、1つ目は、その魔剣のこと。2つ目は、君達のこと。3つ目は、2人に生徒会に入ってほしいということ」
「すみません、全部無理です」
「2つ目は分かるが。1つ目と3つ目は理由を聞いても?」
「1つ目は、僕もあまり分かってないからですね。あと、僕とエリシア以外が魔剣に触ると呪われますよ。それと、3つ目は、今はそんなことより大事なことがあるからです。それと、面倒臭い」
「その大事なこととは?」
「言えません」
生徒会長はそれだけ聞いて、「そうか」と一言言っただけだった。
「じゃあ、話はこれで」
「待ってくれ。じゃあ、俺と模擬戦をしよう。もし、俺が勝ったら生徒会に入ってくれ」
「嫌です」
トウコクは冷たくその勝負を断って生徒会室を後にした。
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