呪い
トウコクは寝ている間に夢を見た。その夢はエリシアに関することだった。
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「エリシア、早く起きなさい」
「もうちょっと」
「そんなこと言って、いつも起きないでしょ」
「分かったよ」
エリシアは母親と思われる人と離していた。だが、夢で見た、エリシアは金髪、青眼のアメリカ人のような見た目だった。だが、見える景色は地球のものじゃなく、この世界のものだった。
「今日はみんなで隣町までお出かけだ!」
「やったー!!」
「お弁当作るわね」
その日、家族で隣町までお出かけのようだった。そのあと、家族は結構豪華な馬車に乗ってその街を出た。だが、その場者は運が悪いことに魔物に襲われた。しかも、その場者を守っていた騎士は直ぐにやられ、御者もやられた。だが、馬が無事だった。
「フレア、エリシアを連れて逃げろ」
フレアと呼ばれた母親はエリシアを連れて、馬で逃げた。
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トウコクはそこで目が覚め、起きた。
「あの夢は何だったんだ?」
トウコクはそんな疑問に思った。すると、頭に激痛が走り、その場で頭を抑えた。すると、ほぼ同じ感じのエリシアが歩いてきた。そして、エリシアが近づいてくると、だんだん痛みが引いていった。
「あ、痛くなくなった」
エリシアがそう言った。
「おはよう、エリシア」
「おはようございます」
そこで、少しの沈黙があり、その後、トウコクが話し始めた。
「なあ、エリシア。僕、今日、多分エリシアの夢を見たんだけど」
「え?本当ですか?私もです」
トウコクの告白にエリシアも同意した。
「2人が2人の夢を見たとなると、多分契約絡みだな」
「そうですね」
トウコクとエリシアは夢のことは話さずにリビングに移動した。そこには、少し顔色が悪いファナがいた。
「おはよう、ファナ。大丈夫か?」
「おはようございます。」
「ああ、おはよう。ちょっと昨日の疲れが残ってるだけだ。」
ファナはそう言うが、トウコクはそれ以上の何かがあると思ったので、鑑定を使った。
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ファナ・ブラット
年齢 35 性別 女
状態 魔剣の呪い
表示できません
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔剣の呪い
表示できません
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トウコクの鑑定によって、ファナは魔剣の呪いにかかっていることが分かった。しかも、魔剣の呪いを鑑定することが出来ないときた。
「とりあえず、今日はギルドに行くか。学校は!もしかしたら休むかもな。」
「分かりました」
トウコクとエリシアはご飯を食べてから、家を出て、ギルドに向かった。
「すみません、ジーザスさんに会いたいんですけど」
トウコク達はギルドに入ると、いつもの受付の人にそう言った。
「分かりました。確認してきます。」
受付の人は奥に消えていき、ジーザスと一緒に出てきた。
「あの方が居ないとはどういう事だ?」
「それについて話があるんで、ギルドマスターも交えて話しましょう。」
「分かった。直ぐに準備しよう。」
ジーザスは奥に消えていき、すぐに戻ってきた。
「大丈夫だそうだ。付いてこい。」
そう言われた、トウコク達はジーザスに付いていき、ギルドマスターの部屋に行った。そして、ジーザスはノックして部屋に入った。それに続き、トウコク達も入った。
「で、ファナの仲間が我々になんのようだ?」
ギルドマスターはトウコク達が入って直ぐにそう問いかけた。
「それなんですが、ファナが魔剣の呪いにかかりました。直し方を知りませんか?」
「な、何!?それは本当か?本当なら何でかかったんだ?」
「それはですね、昨日、受けたソードゴブリンの討伐なんですけど、そのソードゴブリンが魔剣に操られていて、僕達3人とも死にかけました。それでも、ギリギリで倒しました。それで、気絶していた、ファナを担いで帰ってきたら、今日朝呪いにかかってたんです。」
「そうなのか。色々突っ込みたい所は多いが、それは無視しよう。それに、魔剣の呪いだが、それはかかったもの全てが死んでしまい、不知の病として恐れられている。」
「それじゃあ、治しようがないじゃないですか」
「そうだな。我々にはどうすることも出来ない。」
「そうですか。わかりました。」
トウコクとエリシアは、ギルドを出て家に向かって歩いていた。
(不知の病となるとどうにもならんが、僕達よりも長生きしている(多分)リーパーなら何か知ってるかもしれない。聞いてみよう)
トウコクがそんなことを考えていると、家に着いた。
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