表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白眼の槍使い  作者: 陰月
学校編
31/94

完全契約

後ろから斬られたトウコクはまた、真っ暗な空間で意識が覚醒した。


「どうも、お馴染みのリーパーです」


リーパーは笑いながらそう言った。


「僕は何故ここにいるんだ?」

「あらま、覚えてらっしゃらないのですか?」

「えっと、確か、魔物と戦って、そしたら、魔族(魔人)が出てきて、それからどうしたんだっけ?」

「覚えてないんですね。」

「ああ、思い出せない」

「率直に申しますと、トウコク様は今、現在、死にかけでございます」

「思い出した。そうだ、僕はトゥールに後ろから斬られて倒れたんだ。それで、気づいたらここにいたんだ。」

「そうですね。私がここに呼びました。」

「そうなのか。で、何か用なのか?」

「はい。このままでは、トウコク様は死にます。確実に」

「だろうな。結構深く斬られたからな」


リーパーはそこで少し間を開けてから、また、話し始めた。


「そこで、私と完全に契約しましょう」

「完全に?」

「はい。今は私が眼にだけ力を与えてるのを全身にします。それなりの代償はありますけど。」

「どんなのがあるんだ?」

「まず、魔法が私の力を使ったものしか使えなくなります。それと、今回のように戦闘に負けると、死にます。」

「まあ、それぐらいなら。どうせ、契約しなかったら死ぬんだろ?」

「はい、確実に死にます」

「じゃあ、契約しよう。今、死ぬわけにはいかない。」

「分かりました。それでは目を瞑ってください。痛みがありますが我慢してください。」


リーパーにそう言われ、トウコクは目を瞑った。目を瞑ったあと、「それじゃあ、行きますよ」と言うリーパーの声が聞こえてから金属バットで後頭部を思いっきり殴られたような痛みが走った。だが、この空間で気絶することはないようで、痛みだけがひしひしと伝わってくる。


「痛い」


トウコクは手で後頭部を抑えながら、蹲っていた。


「でも、契約は成功しました。あと、自分のタイミングで戻りたいと強く意識すると戻れますよ」

「分かった。痛みが収まったら、戻ろう」

「あ、それと、現実世界に戻ったら、ステータスを見てください。驚きますから」

「了解だ。じゃあ、そろそろ戻るよ」


トウコクはそう言って、空間から姿を消した。



トウコクは現実世界で目を覚ました。しかも、トウコクの身体は完璧に治っていたが、目を覚ましたタイミングは幸か不幸かトゥールがエリシアとファナに攻撃しようとした時だった。


「させるかよ」


トウコクは咄嗟に無詠唱でゲイ・ジャルグを召喚して、トゥールの攻撃を防いだ。


「何で生きてるんだ?」


トゥールは信じられないという顔をしていた。トウコクは固まっているトゥールを見て、チャンスだと思い、ステータスを見た。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

トウコク・シロガネ

年齢 10 性別 男


能力

鑑定 Lv.2

伝説の武器庫レジェンダリーウェポンズ(槍)Lv.2

自動回復 Lv.10

悪魔法 Lv.1

白眼・極 Lv.1

悪魔の呪い Lv.10

異世界言語理解

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


トウコクは自分のステータスを見て、驚いたが、正気に戻り、スキルの詳細を見ていく。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

自動回復


自分の回復力をあげるスキル。最大レベルが10で、最大レベルになると、即死と欠損以外は数秒で治すことが出来る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

悪魔法


リーパーとの契約によって得たスキル。この魔法を覚えると、無属性魔法を含むすべての魔法を使うことが出来なくなる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

白眼・極


時間停止の能力をLv.×10秒で使えようになる。だが、使った後に10分間使えなくなる。魔力を見ると、相手の使える魔法の色で見ることが出来る。未来予知は今までよりも先を見ることが出来る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

悪魔の呪い


スキル所有者の能力に大きな(1人でドラゴンと戦えるほど)補正をかける。だが、負けを認めたり、負けが確実になると死ぬ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「また、すごいスキルを貰ったな。だけど、これで、僕の人生一度も負けることが出来ないな」


トウコクはそう言って、トゥールと2度目の対峙したのだった。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

面白かったら、ブックマークお願いします。

感想や評価も宜しくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ