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虹色居酒屋  作者: 大山秀樹
2/15

第2話:餃子


「おっ、肉屋! お前も虹色居酒屋か?」

「八百屋か。おう、勿論さ」

「奇遇だな、俺もだ」

「半月ぶりだから、しこたま呑むぜ」

「飲みつぶれねーようにしねーと」

「妻に怒られちまう」

「全くだ。良い機会だし、一緒に呑むか」

「良いねー。お前とは気が合うと思ってたんだ」

「そうと決まりゃ急がなきゃ。ナマチューが俺達を待ってるぜ」

「トリアエズナマって言うとケンさん怒るから注意しねーとな」

「わかってんなー」

 肉屋と呑むのは初めてだ。時々虹色居酒屋で顔を合わせていたが、相席したことはない。

 肉屋は去年引っ越してきた。俺の店の斜向かいに。なんでも火事にあい、家がなくなったそうである。隣人の火の不始末とのことだが、いやはや火は恐ろしい。2軒とも全焼したそうだ。普通は泣き寝入りになるところだが、隣人の親戚が大層な金持ちで、賠償として土地と建物をもらった。

「オンボロだった家がピカピカになったのよ。人生何があるかわからないわね」と肉屋のカミさんが言ってるのを俺のカミさんが聞き付けた。それからウチにも同じことが起こらないかしら、とか不穏なことを呟いている。冗談じゃねーぞ。俺の家をなくしてたまるか。どんだけボロくてもあれが俺の家だ。

 まぁ大して儲かってねーけどな。こんなご時世だ、しょうがねえ。商売繁盛って訳じゃねーが、毎月虹色居酒屋を訪れる程度の余裕はある。

 俺は月に3回、ここを訪れている。限度は5回だか、5回行くと破産しちまう。

 1回は1人で、もう1回は集まりで、後の1回は妻と5歳の息子との外食だ。息子と行く時は酒は最初の1本だけ。そう決めている。

 ゆえに俺がここの酒を心ゆくまで堪能できるのは月に2回。

 だから1回、1回が勝負だ。今日も練りに練った献立を考えてきた。虹色居酒屋は毎回メニューが変わるが、不動のモノもある。

 それが「ギョーザ」だ。俺の大好物だ。毎回いの一番に頼みたいのだが、生憎と妻がニンニク嫌いで、俺は家族との外食の際は、断腸の思いで違うモノを食う。どれも美味いが、やっぱりギョーザに優るモノはない。

 あの極限まで引き伸ばされた薄皮に、ひき肉、ニラ、キャベツ、ニンニク、ショーガなどなどを混ぜあわせて焼いたモノだ。滴る肉汁や、野菜と肉の渾然一体となった旨味、ツンと鼻を突くニンニク臭、酸っぱくてギョウザの油っぽさを消すタレ、それを豪快に頬張り、ホッホッと息を吐きながらエールを流し込む。堪らん! 1皿で何杯でも飲めちまう。

 日頃の嫌なことが頭から消えて、ギョーザの旨味に全身を任せる。俺の至福の時間だ。

 あぁー、早く食いてぇ。


 見えてきた、見えてきた。あの読めない看板は虹色居酒屋だ。

 おっマリーちゃんが掃き掃除をしている。ってことはーー

「精が出るねー」

「あっ、八百屋さんに、肉屋さん。お久しぶりです」チョコンと頭を下げる。いやー和むね。こんな良い娘を持ててケンさんは幸せだろうな。

 肉屋もにやけてらぁ。

「久しぶり。俺らって、もしかして?」

「本日最初のお客様です。ようこそ、ケンとシズクの居酒屋へ」

 おっとそうだった。ケンさんは虹色居酒屋って呼ばれるのを嫌っていたんだ。ボロを出さないように気をつけないと。

 しかし最初か。そりゃ嬉しい。マリーちゃんは開店前に掃き掃除をするのが日課だから、早いとは思ったが1番とは。特別なサービスを受けられる訳ではないが、客が自分だけだと好き勝手に注文できるからなんとなく得した気分になる。なんたって開店と同時に満席が普通の店だからな。今回はラッキーだ。

 店前でチェックを受けてから入店する。今月は1回目だ。

「どうぞ」マリーちゃんが引き戸を開けてくれた。

 礼を言って入店する。

 途端にまばゆい光が俺達を包む。ここは夜でも真っ昼間のような明るさを保っている。虹色居酒屋の天井のちょうど中心に明るい物体が傘をさして吊るされている。それがピカピカと光を発しているのだ。相変わらずどうやってるのかわからん。皇都の科学者が総出で研究しているそうだが、皆目見当もついてないらしい。現物を手に入れれば話は変わるのだが、それはケンさんが頑なに拒否しており不可能だ。

 また真冬だというのに、温かい。しかも夏は涼しい。温度調整が完璧なのだ。そんな店ここ以外ありゃしねー。

 カウンターは8席。4人掛けのテーブルが4つ。最大で24人しか入れないこじんまりとした店だ。といっても次から次へとオーダーが入るため、店員は落ち着く暇もない。ケンさんは昔この店を1人で切り盛りしたことあるらしいけどな。信じられんが、常連の爺が言うのだから間違いない。あいつは俺がガキの頃からずっと爺だ。

 夏になると外で飲み始める奴もいる。俺も1度やってみたが、あれは良い。夜空を、星々を見上げながら呑むエールがあれほど美味いとは。感動したね。しかもケンさんもケンさんで、摘みやすい骨付きの鳥のカラアゲなんて出すもんだから、エールがとまらねぇ、とまらねぇ。飲み過ぎてぶっ倒れて、カミさんにしこたま怒られてからはやってないけどよ、またやってみてえな。


 木の椅子を引きカウンターに座る。肉屋も隣に座った。

「おしぼりです」マリーちゃんが温かい布を持ってきてくれる。

 これまた素晴らしい気遣いだ。かじかんだ手が途端に店の温度に慣れる(・・・)。常連の爺は顔や首まで拭くがあれはマナー違反ってもんだ。風呂屋じゃねーんだぞ、全く。

「お飲み物はどういたしますか?」

「「ナマチューで」」

「「かしこまりました。生中2つ入ります」」

「はいよ!」

 ケンさんの威勢の良い声が聞こえる。50手前だろうに元気だ。

「お待たせしました。生中2つとお通しのキュウリの漬物です」

 さほど待たずにナマチューが来た。背伸びをし、手を高く掲げてナマチューを置く。受け取るのはご法度だ。マリーちゃんは身長を気にしており、身長が低いと言われるのを心底嫌う。カウンターに座ってナマチューを受け取ろうとすると途端に拗ねる。「私が小さいのが……」とか言ってさめざめと泣く。そして中々機嫌を直してくれない。そのためナマチューや料理の皿を受け取るのは暗黙の了解で禁止されている。カウンターに物を置くために背伸びすれば、身長が伸びる、とマリーちゃんに吹き込んだ馬鹿野郎がいた。それを真に受けたマリーちゃんは、日々せっせと背伸び中である。

 素晴らしい向上心だ。拍手をあげたい。

 馬鹿野郎にはパンチをくれてやろう。

「「カンパイ!」」

 透明で材質のわからないグラスをマジマジと見てから、勢い良く杯を合わせる。キンッと心地よい音が響き、キンキンに冷えたエールを流し込む。「ビール」という種類らしいが、その名称で呼ぶ奴はいない。みんな慣れ親しんだエールと呼んでいる。普段飲んでいるエールとはモノが違うが、中々「ビール」という単語が根付かず、エールと呼ぶようになった。ケンさんも居酒屋の名前以外はとやかく言わない。お品書きにもしっかりと「エール」と明記されてある。

 ごくごくと暴力的な勢いで黄金色の液体を喉に流し込む。そしてエールの炭酸が俺の喉を襲う。くぅ、こののどごしがエールの魅力だよな。一気に半分ほどを飲み干し、プハーッと息を吐く。中にはゲップを吐く奴もいるが、マナー違反だ。

 そしてお通しのキュウリをつまむ。コリコリと心地良い歯ごたえと、程よい塩気、鮮やかな緑と白の色合いが後を引き、フォークが止まらない。爺は箸を使うが、俺は無理。何回か練習して諦めた。慣れない箸で食うより、慣れ親しんだフォークで食うギョーザの方がずっと美味い。

 肉屋と当たり障りのない話をする。景気だとか、家族関係だとか、そんなどうでも良い話だ。肉屋もさほど景気は良くないらしい。どこも似たようなもんだな。キュウリを食べ終わる頃にはナマチューも無くなった。肉屋も全く同じだ。やっぱりこいつとは気が合うな。

「お次はいかが致しますか?」

「「ナマチューで」」

「生中2つ入ります。おつまみは?」

「「ギョーザで」」

 これも被ったか。流石は肉屋わかってる。俺が握りこぶしを掲げると、肉屋も掲げ、手の甲をぶつけあった。友情の証だ。ケンさんから教わった。

「餃子ですね。種類は?」種類? んなもん決まってらぁ。俺はそれを食べるために来たんだから。

「肉で」「野菜で」

 …………

 …………

 …………

 …………

 あっ?

「肉餃子と野菜餃子ですね。かしこまりました」

「おいっ、肉屋。話したいことがあるんだが……」俺が喧嘩腰に言う。

「奇遇だな、八百屋。俺もだ」肉屋も喧嘩腰だ。

「お前とは気が合うと思ってたんだが」

「全くだ。まさか肉ギョーザを頼むとは。お前はギョーザの素晴らしさを知らんのか?」

「それはこっちのセリフだ。いいか、ギョーザは肉ギョーザが最高なんだ。あの外へと弾けんばかりの肉汁と、主張しすぎず、しかし肉の味に殺されることもないニラ、そしてニンニクの旨味、それがガッと口の中で広がった時にエールをごくごくとやるのが一番美味いとわからんのか」

「何言ってやがる。肉ギョーザなんて邪道だ、邪道。肉ギョーザ食うくらいなら、塊肉を、ハンバーグを食ってもかわらんだろ。ギョーザはそんなモノじゃない。シャキシャキさを残しつつ、十分に火を通し甘さが十分に引き出された野菜。それらの旨味をまとめあげるもっちりと弾力のある皮。そしてニンニクのビリっとした旨味。しょっぱくて、酸っぱいタレにつけてガバッと口にいれて、エールを流し込むことこそ、極上のギョーザの食べ方だ。その歳になってそんなこともわからんとは」

「何言ってやがる、大体お前は肉屋だろう」

「それを言うなら、お前は八百屋だろう」

「こちとら野菜なんて食い飽きてんだよ」

「こっちだって同じさ。毎日捨てられる寸前の肉が食卓に並んでんだよ」

「俺だって、毎日しなびた野菜のスープだぜ。煮れば食べられるからって」

 俺たちは睨み合う。

 こいつと手の甲を合わせたのは失敗だった。


 言い合いは平行線を辿った。

 次第にヒートアップし、手が出そうになった時に、「生中2つお待たせしました。後お父さんから伝言です。ん、ん。『喧嘩するなら外でやれ』だそうです」マリーちゃんが現れた。

「はっ。そうだった、喧嘩厳禁だった」

「忘れてた。おいっ、俺はまだ追い出されたくない。ギョーザ食ってないし、月1の楽しみを台無しにしたくはない。喧嘩はなしだ」

「そうだな。でも……」肉屋も同時にマリーちゃんを見る。

「「マリーちゃん、声似すぎ」」「エヘヘ」マリーちゃんは舌を出し、おちゃらけた。

 びっくりするくらい似てた。まるであの眼光鋭いケンさんが目の前に突然現れたかのようだった。殴られるとつい身構えてしまった。俺は子供の頃から虹色居酒屋にお世話になっているから、ケンさんには頭が上がらねー。恐怖心? 服従心? なんて言ったらわかんねーが、そんなモノが心の根っこに巣食っている。

「大体、喧嘩してる人はこれで収まるんです。そのために訓練しましたから」

 その向上心はいらねー。

 馬鹿野郎にはキック追加だ。


 俺らはカンパイをせずに、グラスに口をつける。ちょっと酒がまずくなった気がした。

 無言のまま時間が流れ、酒も半分になったところで待望のギョーザが到着した。

「お待ちどうさまです。こちら肉餃子になります。こちらは野菜餃子です」

 キタキタキターー。もう唾が溢れているぜ。

「お代わりは?」

「「ナマチューで」」

「かしこまりました。生中2つ入ります」

 小皿に餃子タレを注いで準備万端。

 さぁ食うぞ……と思ったら数がおかしい。肉屋も同時に気づいて、首を傾げている。

「マリーちゃん」

「はいっ」

「ギョーザっていっつも5個じゃなかったっけ? なんで6個あるんだ?」

「ああ、説明を忘れてました。向かって右端の餃子はお父さんからのサービスです。一番最後に食べて欲しいとのことです」

「サービス? まさか野菜ギョーザじゃねーだろうな?」「肉ギョーザじゃねーだろうな?」

「違います。肉でも野菜でもありません。お2人の好きなモノが入っているそうです」

「「肉でも野菜でもない?」」俺と肉屋は顔を見合わせる。

「食えばわかるか」肉屋のつぶやきを聞いて、俺もそうだな、と納得した。

 さぁ食うぜ。

 ギョーザをフォークで差し、小皿のタレをつけて、丸ごと口に入れる。

 酸っぱいタレの味して、顎を動かすと、歯が皮を破り肉汁が溢れだす。上質な肉の旨味とニラ、そしてニンニクの風味が口いっぱいに広がり、恍惚とする。身震いするように旨味に身を任せると、もう止まれない。顎が勝手に動き出し、ギョーザをすり潰す。皮のもっちりとした食感、焦げた箇所のカリッとした食感、野菜のシャキシャキとした食感、肉の弾力が歯を刺激する。十分に味を堪能してから、飲み込み、すかさずエールを流し込む。ごくごくと喉に引っかかるような感触を楽しみ、くぅーっと息を吐く。

 そして一言。

「「美味い!」」

 また被ったか。肉屋を見て、即座に目を逸らす。気にしないようにしとこう。

 その後、俺は脇目も振らずにギョーザにかぶりつく。今度は割って、内部の肉の色や、野菜の混ざり具合などを観察し、たっぷりとタレを染み込ませてから食べる。これがまた味が変化して美味い。そしてエールを飲み干す頃には追加のエールが来る。早く次のエールを飲みたいが、受け取りは厳禁なのでじっと待つ。マリーちゃんがカウンターに置いた瞬間にエールを持ち上げ、流しこむ。

 たまんねぇな、こりゃ。後はひたすらギョーザと向き合った。次の客が来たようでマリーちゃんもそっちへ行った。そして5個のギョーザを堪能すると、はたとフォークが止まった。

「「問題はこいつだ」」

 また被った。良く見れば肉屋も同じ状況だ。半分くらいのエールとケンさんのサービスのギョーザを残すだけになっていた。真似すんじゃねーよ。

 なんだろうな、これ。変なモノでも入ってんじゃねーか。

 ちょっと怖気づいていると「生中です」とマリーちゃんがエールを持ってきた。

「「頼んでないよ?」」

「お父さんの指示です。必要になるだろうからって」

「「必要になる(・・・・・)?」」

 なんだか良くわからんが、作った本人が言ってんだから、そうなんだろ。酒にめちゃくちゃ合うのかな?

「肉屋」

「なんだ、八百屋」

「先に食え」

「お前が食え」

「なんだと!」

「お前こそなんだ!」

「『喧嘩するならーー」

「「ああ、わかった、わかった。喧嘩してない」」マリーちゃんのモノマネは心臓に悪い。

「なら一緒に食うぞ」

「良いだろう」

 俺はタレをこれでもか、という程ギョーザに塗りたくって、口の前に掲げる。肉屋も同じことをしていた。不安なのだろう。俺と一緒だ。

「「せーの」」

 パクッ。

 …………。

 ガッ。

 いてーーーー、あちーーーー。

 口から火が出たような錯覚に陥る。喉がいてぇ。口が悲鳴を上げている。

 消火だ、消火。エール、エール。

 半分程残っていたエールでは足りず、追加のエールを流し込む。それでやっと口から火の手が去った。まだヒリヒリするが、痛くはない。

 それにしてもーー

「「ニンニクギョーザか」」

 断面をみて、納得した。ギョーザの中にニンニクが敷き詰められている。ほんの少し、ニラや肉も見えるが、このギョーザの主役はニンニクだ。肉とニンニクの配分を入れ替えた肉ギョーザって感じか。口から火が出るかと思ったぜ。ドラゴンじゃねーぞ、俺は。

 しかしーー

「「美味いな」」俺と肉屋の目が合う。

「肉屋。お前、舌が可笑しい訳じゃなかったんだな」

「八百屋。お前もな。これが美味いってわかるんだったら、もしかしたら肉ギョーザも美味いのかもな」

「美味いに決まってらぁ。俺の大好物だぞ。そうするとお前が推した野菜ギョーザも美味いのかな?」

「八百屋……お前野菜ギョーザ食ったことあるのか?」

「ない。家で野菜は見飽きてるからな」

「実は俺も肉ギョーザを食ったことはない」

「俺ら……食わず嫌いだったのかもな」

「……だな」

 しばしニンニクギョーザを見つめる。

 喧嘩する理由なんてちっぽけなモノだ。

 最初に食ったギョーザのインパクトが強すぎて、他のギョーザに手を出さなかっただけ。恐らく肉屋もそうなのだろう。

 大の大人が知らないモノ、食べたことないモノを語るな、ってケンさんが怒ってそうだ。

 俺と肉屋は微笑みあった。

 馬鹿な自分を、馬鹿な相手を、馬鹿な喧嘩を。


「「マリーちゃん」」

「はいっ」

「野菜ギョーザを」「肉ギョーザを」

「はいっ。先ほどとは反対ですね」

「「それと」」

「はいっ」

「「ニンニクギョーザを」」

「かしこまりました」



 それから2人は愉快に酒を酌み交わし、餃子を堪能した。

 「ニンニクギョーザは身体に良くないから、1人1皿までだ」というケンの無慈悲な宣告も何のその。

 美味い酒、美味いつまみ、雰囲気の良い居酒屋、気の合う友人との談笑。

 この日は全てが揃っていた。

 元々似た物同士であり、お互いの推す餃子の旨さがわかれば、喧嘩する理由などなかった。

 餃子とエールを次々にお代わりし、つぶれかけた彼らは、双方の妻が迎えに来て家路についた。

 以来2人は良く一緒に来るようになった。

 彼らが、いの一番に頼む料理は、肉、野菜、ニンニク餃子であった。

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