紅魔郷・VSフラン
先にフランと戦うのは布石だから!
………ごめんなさい、強がりました。
先にこっちと戦った方が書きやすかったんです。すいません
「行くよ!はくあ!」
「あっぶねぇ!!」
今までの敵の中で1番弾幕にキレ、スピード、密度があった。
「水歌・輪廻!」
水で作った壁だ。火には多分効くだろう。
「すごいすごい!そんなふうに弾幕を耐えるなんて!」
ギリギリだけどな…
「スペルカードを使っても耐えられるかなぁ?まぁいいや!禁忌『クランベリートラップ』」
「くっそぉ!妖刀『煌翔』!!」
「はくあも剣を使うのね、ふーん」
遊んでた時よりも楽しそうにしている。まぁ楽しいならいいけど………ん?"も"?
「戦闘中に考え事はよくないよー!」
ヒュンッ!
鼻先3センチを弾幕が擦った。怖ぇ…
「禁忌『レーヴァテイン』!」
炎の剣を装備している。これがフランの剣か…
「まだまだぁ!禁忌『フォーオブアカインド』」
フランが4人に増えた。1人でさえ辛いのに…まるで絶望を具現化したかのような緊張感が俺の中を走る。
仕方ないかな…
「試してみるか…」
「なになに!?もっと戦えるの?」
四人のフランは口を揃えて同じことを言う。
「清歌・青龍!炎舞・朱雀!雷鼓・白虎!樹奏・玄武!聖光・麒麟!」
覚えてる妖術をありったけ『煌翔』に詰め込む、さっき咲夜と戦った時に混ぜるということを思いついた。しかし覚えているのだが妖力が足りない。威力的には不十分だろう。
「すごい…」
「俺もこいつに吸い込まれそうだよ…」
「負けたくないから今のうちに叩くよ!」
四人で一斉に飛びかかってきた。1人は上から、1人は右、1人は左、1人は前からだ。
「よし、溜まった。」
妖刀のチャージが完了すると『煌翔』が白く発光した。
「薙ぎ払え!せりゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
四獣のオーラが弾幕となりフランに食らいつく。
「はくあは強いね!こんなことも出来るなんて!フォーオブアカインドだけで倒せるかと思ったんだけどなぁ、仕方ないQED『495年の波紋』」
「こっちもまだ麒麟が残ってるぜ」
バチチッ!ドゴンッ!
弾幕同士がぶつかり合い消滅する。
こんなことが起こるのか…
「え、どーしよう。スペルカードがもう無い。」
「俺もだ、つまり…」
「「引き分け?」」
「そうしておこうぜ、もう疲れた。」
「そーだね」
----15分後
「ねぇ、少し話しない?」
「あぁ、いいぞ
「私は《ありとあらゆるものを破壊する程度の能力》って能力をもってて、時々うまく扱えなくて色んなものを壊しちゃう時があってね?今地下室にいる原因なんだけど…」
「なるほどな」
「確かに制御出来ないのはダメだったと思うでもあいつ……あ、お姉様が私の事を閉じ込められて…私は人が信じられなくなっちゃった。だってここの館の人はみんなまともに私と話そうとしない…」
似ている、この娘は妖怪の山にいた頃の俺に…
しかし俺より辛いだろう。俺が生きた年はせいぜい17年ぐらいだ。しかし495年生きていてその内の大半がこの地下にいるらしい。しかも射命丸姉ちゃんみたいな話し相手すらいなかったようだ。
耐えられるか?と聞かれたら無理だ、心が壊れる。
少しでも助けてあげたい
「そーだったのか…」
「でもね、はくあは私の顔を見てしっかり話してくれた。それが私はとっっっっても嬉しかったの!」
「他になんか俺に出来ることはあるか?」
「うん、あるよ」
俺に出来ることなら叶えてやろう。それに俺の能力なら壊れても戻せそうだし。
「あのね…私を外に連れてって!」
「あぁ、任せろ」
心からの言葉だ。
その時俺はさっき読んであげた御伽噺のセリフを使った。
フランに勝ったのに咲夜さんに負ける白鴉ェ




