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盗賊と女子高生

この物語は、実在の人物を使ったフィクションである事を理解した上で読んで下さい。

「・・・・・沙耶姫、腹減った〜、飯〜」


京都市内にある、そこそこ良いアパートの一室でランニングシャツにジーパンを着た二十代後半の男が気怠く甘えた口調で言った。


「私は姫じゃないって言ってるじゃないですかっ」怒った口調で男を睨みながらもリビングに向かう少女。


「俺にとっては、光輝で美しい姫君だよ」少女の睨みを軽く受け流しながら男は笑った。


「もうっ、そんな事を言って恥ずかしくないんですか?!」顔を真っ赤にしながら怒鳴る少女。


「沙耶姫だから言えるんだよ。他の女になんて言いたくもない」胸を張り堂々と答える男に沙耶は肩を落とした。


「・・・・・もう知りません」どこか拗ねた口調に男は小さく笑った。


『拗ねてる時も可愛いんだよね』


少女に言えば、確実に怒りを買うのは間違いないことだが、思わずには入られなかった。


今まで、こんな気持ちになったのは、過去に一度きりだったが再び、このような気持ちになるとは以外だった。


「・・・・・これも何かの因果か?」


因果は巡ると言ったものだが、こんな因果なら受け入れたいと思う。


その位、目の前の少女に熱を上げているのだ。


この男、その昔に天下を騒がせた大盗賊の頭目、日本左衛門。


何故、江戸時代の人間が現代に生きているのかは不明だが、今の生活を楽しんでいる様子。


この物語は、現代に甦った義賊と現代に生きる少女の物語である。

これからは、三つの物語を同時連載するので、少しの遅れは御了承ください。

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