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最も良い方法

作者: clock☆

 




 あなたからの最後のメール。


 見るのが怖い。律儀に返してくれるから、きっと今回もくるのだろう。電源を落としてしまった携帯、それは震えることはない。


 自分が悪いと分かっている、直さなきゃとも思っていて。でも、今まで必死に辛いことを考えないよう流すようにしていた私には直すことを意識し続けるのは相当難しかった。変わろうと思うことさえ長続きしない。そして人と深く関わろうとしない私は機会がほとんどなかった、言っても良いちょうどいい加減なんてもの知らなかった。その結果距離間を間違えてしまう。


 馬鹿だなぁ、本当に。そうなると何となくは知っていたのに。あぁ世界から居なくなった方がいいと思っていたのはやはり自分だけの気持ちではないんだ、そう実感してしまった。このままではいけない。でも、変わる術はあまりない。人間そう簡単に変われない。


 どうすればいい? どうすれば変われる?自分が嫌い、自分なんて信じられない。他の人の考えが一番正しい、一刻も早く直さなきゃ、駄目なところ全部。でも……もう誰とも関わりたくない。絶対に傷つけると分かっているなら、そして私自身疲れるから。


 家族が心配する、それは嫌だ。表面だけを取り繕って生活しよう。

 

 大丈夫。


 それが最も良い方法。




あはははは

メールなんてパッと見ちゃえばすぐさ!

見ちゃいましょうよ。

ほら!


なんて変な後書き。

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