二十五話四十四年前のあの日
僕が物心のつき始めた四歳。
実の両親と公園で遊んでいる時だった。
眼の前が光輝いて目を閉じていた。
開けた瞬間目の前に広がっていたのは森林。
世界が混合したことによって、二つの世界の地形が混ざった結果、地殻変動が起こり、建物の多くは崩壊した。ちょうど外にいたから崩壊に巻き込まれはしなかった。
全員困惑してたよ。
そしたら大型の魔獣が来て周りの人達を襲い始めた。
僕の両親も僕を逃がそうとして喰われてしまった。
僕は必死に逃げていたけどやっぱり子供の足では限界があった。
もう少しで喰われるって所に鬼人が来たんだ。
刀で魔獣の首を一刀両断した。
「大丈夫か?人間の子。あれ?人間って絶滅してなかったっけ?生き残りか?少年、どこから来たのかわかるか?」
四歳の割には細かいところまで説明できたと思う。
「なるほど?わからないな。地形が変わって俺の集落も埋まってしまって、なんとか自分だけが生き残った状態だ。君の両親は残念だが少年よ、心を強く持ちなさい!まず墓を作ってくるとしようか。そのまま放置は絶対だめだからな。」
そして墓を作って僕にまた話しかけてきた。
「君一人だけだとこの世界では大変だろう。俺が君の保護者となって一緒に暮らしてもいいかな?」
僕も一人だと心ぼそかったし頷いた。
「よし!じゃあついてきてくれ!俺の名は嶽丸。君は?」
僕はまだ四歳だ。
ショックで名前を思い出せなくなってしまった。
「昔、異世界人から漢字と言うものを教えてもらったことがあるんだ。もしかしたら君の世界の人だったのかもな!じゃあそうだな・・・光虹!俺の好きな漢字二選だ!苗字というものもあるらしいがどうする?」
僕は嶽丸さんに決めてといった。
「じゃあ色神。これも好きな漢字を組み合わせたものだ。よろしくな光虹!」
それから僕は一緒に生活をしていてわかったことがある。
それは魔人というものだと言う事だ嶽丸が知っている魔人は人間の中から稀に生まれる存在で負の象徴として監禁されていたらしい。
だから魔人は僕が初めてだったらしい。
その他にも二つの世界が混ざった状態のこの世界にいる魔獣という存在について教えてもらった。
この世界に生きる亜人、奇妙な植物、歴史について教えてもらった。
出会った時に人間は絶滅したはずとか言っていたのは、異世界の方は僕達がいた時代よりもはるかに進んでいて、戦争により壊滅したらしい。
その戦争は百年前だという。
「だからこの世界のあちらこちらにクレーターができてるの?」
「そう、爆撃のあとだね。あの時は爆弾の核に魔晶石が使われていたから魔獣や亜人にまで手を出されて本当に困った。」
今度は魔力を使った基本的な攻撃、防御の仕方を教えてくれるらしい。
嶽丸さんは他人の能力を知る能力を持っていない。
なんなら能力自体を持っていないらしい。
僕は一体どんな能力を持っているんだろう。
嶽丸さんを助けられる能力がいいな。
登場人物新しいの出てないし場所の説明でもしようかな?
色神家の家
色神家の家は過去に光虹と嶽丸の住んでいた場所、対魔対戦が終わってからやっぱり忘れられなくなってここに全能をフル活用して家を建てた。
一年後に運と結婚してからさらに広くして八子が生まれて、さらに改築、計三回改築。
国からさらに土地をもらい、子供達の訓練場を作ったり、温泉や花畑など、みんなが喜びそうな物をたくさん詰め込んだ。
嶽丸の墓は花畑のすぐ近くにあり、かなりの広さにしている。




