二十二話訓練終了
「さあ氷河!久しぶりの一対一バトルだぞ!」
魔王だったのは桜狐のお父さんだった。
「魔王になってから色々と大変だったよ。獣人の統一、人間や魔人への批判をできる限りなくしたり。光虹にあった日から色々とやることが多くなったよ。ただでさえ九尾子孫である俺達がお前と一緒に魔獣の大群を一層したら予想どおり進化しちまったよ。おかげで四人とも魔晶石が賢者の石になって周りから期待されて生きづらいのなんの。」
「いいじゃん。俺は楽しかったよ、あの時が。」
「俺も楽しかったよ。今回は娘もいるからな。カッコつけさせてもらうよ。」
「それは俺も同じさ。」
すると急接近して氷河さんが手を獣化させて切りかかっていった。
それを魔障壁で防御した。
父さんが手に電気を集中させた。
氷河さんの背後に瞬間移動して背に手を当てた。
全身の毛が逆立っただけだった。
「お前本当に頑丈だよな。」
「お前は本当にチート能力だよな。」
「能力は弱くても使用者の使い方によって強力になるんだよ。覚えておきたまえ!」
「十分それは体感済みだよ。光虹は最初水の能力しか使ってなかったからな。あの時は水操るだけの能力で何できるんだか・・・とか思ってたけどな。痛い目見たぜ。」
「俺も最初運動音痴だったから氷河とあった時焦ったぜ。」
「はい、昔話は終わりにしようか。これからは真剣勝負だ!」
父さんは二人に分身した。
氷河さんは完全に二本の尻尾をもった狐になった。
分身が前線に出て本体は後ろで拳を構えている。
魔眼の全視でみたら異常なほど魔力をまとわせていた。
様々な属性を持った魔力が流れている。
すると全視で見たことのない黒い空間が見えた。
分身は攻撃を受けて消えて氷河さんが突っ込んできた。
拳は顔に当たり、顔の部分だけ灰のように消えていった。
「氷河、起きろよ。」
すると頭が復活して起き上がった。
「なにそれ?いままで見たことないんだけど。」
「新技。全能で使える全ての能力を一点に集中させて使う。するとそれは破壊の力に変換される。まあ世界にバグを起こすようなものだと思ってくれ。」
「また変な技作りやがって。余計な差が生まれちまったじゃないか。」
「まあいいじゃん。この技の命名権をやろう。」
「お、いいの?じゃあ重混破で。」
「破はいらないな。でも重混はイントネーションよくていいんじゃね?」
「じゃあ重混で。」
「よし!決定!じゃあ氷河の部下の皆様校内入ってきてください。訓練終了したのでみんなで焼肉だー!」
「俺たちこっち来る間に魔獣狩ってきたぞ!」
「お、鹿じゃん!よし、解体班はこっちに来てくれ。これ捌くぞー」
「や、氷空君久しぶり!どうだい学校生活は?」
「楽しいですよ。それよりも魔王だったんですね。氷河さん。」
「うん、昔は人間に偏見持たれてたんだよね。魔王は人間の国に侵略してくるものだって。なんかゲームとやらではそうだったらしい。でも違うぞ!魔王は人間の王と同じで魔獣や亜人を統べる存在だ!魔王は強さと多彩な知識が必要だ。」
「魔王も大変なんですね・・・」
「まあ君の父親も大変だろうけどね。混合してから四十四年。光虹がこっちに来たのは四歳って聞いたな。俺達が出会ったのは十二歳の時。当時の光虹は今みたいに優しい目じゃなかったな。なにか大切なものを奪われた後の目、殺意しかない目だった。それが今じゃあれだ。それ以前は聞いたことがないな。随分丸くなっちゃった。氷空君達が今度はお父さんを笑顔にしてやってくれな!」
「もちろんです。氷河さん。」
そしてみんな校内に入ってみんなでパーティーすることになった。
納収一の紹介だ!
身長178cm
体重66kg
能力収納
小さい頃から親に連れ回されて収納の限界を超え続けた。
その結果人間が倒せる限界のドラゴンの攻撃を収納できるようになった。
いままで収納してきた攻撃を自由自在に出せるのが厄介だ。
でも概念系の重力とかは収納できないのが弱点だ。




