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混合世界  作者: 氷空
第一章「少年編」
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一話魔力を抑える訓練

 僕の名前は色神氷空。六歳。八子の末っ子だ


 混合前は小学校に行く年齢だけれど、この世界には学校は15歳から通うことができる学園しかない。

 それまでは家で言葉や計算方法、そして自衛の術を身につける。


 今回から自衛の術を身につけるため、魔力操作や能力を使う訓練を始めるのだ。


 まず僕の家族を紹介しよう。


 父、色神光虹 優しく強い自慢の父親 

 母、色神運 父同様優しい、料理がとても美味しい

 長男、色神焼斗 誰よりも運動神経がいい

 次男、色神黒桜 ずっと家の中にいる引きこもり

 長女、色神紫苑 頼れる存在

 三男、色神雷斗 元気を届けるムードメーカー

 次女、色神莉茶 料理が得意ですごい美味い

 三女、色神緑沙 おとなしいけどとても優しい

 四女、色神雪音 いつも僕と話してくれる

 そして、末っ子の僕「色神氷空」

 この10人はこの世界の経済中心国「ミクスルド」の北の土地に住んでいる。

 

 父さんは何をしてるのかは聞かされていないが、結構国の方では有名らしい。

 だからこそこの広大な土地(父さんによると東京ドームと言うものが4個分くらい)を得ることができたのだ。


 僕達八子は全員庭に集まった。

 庭で父さんが先に待っていた。


「みんなほら早く来て!みんな6歳になったからそろそろ魔力操作始めよう!」

「父さん、訓練するって言っても何するんだよ。」

 と聞いてみた。


「じゃあまず魔力を感じるところから始めようか。魔力は心臓の真横にある魔晶石から漏れ出てる温かいものだけど...まあお父さんもすぐできたからみんなも大丈夫でしょー」

 と簡単みたいに言われたけれどまだ二分の一しか抑え込めない。でもみんな抑え込んでいた。


 そしたら僕のところに父さんが来て僕をじっと見てきた。

 そして言ってきた。


「氷空...魔力は見たところ通常の十倍以上ある。半分抑え込んだだけでも凄いな」

 魔力が多いと言う事は他人より魔力調整が難しく、もし魔力が暴走したときあたり一面が消えさってしまう。

「じゃあ父さん僕どうしたらいいんだよ」


「うーん...まあ時間かけて抑えることもできるけど一番簡単なのは気を習得する方法だな」


 気とは人間の生命エネルギー。

 普段は体から漏れ出ているものだけれど自由に操作できたら普通の何倍も身体能力を上げることができるのだ。


「まずは魔力を抑え込む器、つまり体を強くしないといけない。まあみんなより遅くはなるかもしれないがやってみる?」


 やらないという選択肢はない。やらないといけない。


「わかった。」

「じゃあ氷空、まず気も魔力と同じ感じで体の中に抑え込む感じ。違うところと言ったら心臓で生成され、血液とともに全身に流れていることだな!」


 十分後。

 魔力よりは少なかったおかげで簡単に抑え込むことができた。


「よしカンペキ!じゃあ氷空もう一回魔力抑え込んでみて!」


 そして僕はやってみた

 最初よりもスムーズに魔力を抑え込むことができるようになった。


「よし、みんな魔力を完全に抑えられるようになったから明日から一ヶ月、魔力を一回も漏らさないように生活してみて」

 と言われた。

 

 一ヶ月実際に過ごしてみてわかったことはちょっと動いただけでもかすかに出てくること。

 兄さん姉さんもみんな動いただけでもちょっと魔力が出てくるもんだから焼斗兄さんは発狂してた。


 できない原因はみな体から魔力が出てくるギリギリのラインで抑え込んでいるからだと残り十日の時点でわかった。


 僕はそれを改善すべくできる限り体全体に抑え込むのではなく魔晶石に抑え込んだ。

 そしたら動いても体から漏れ出てくることはなくなった。


 そして兄さん姉さん達に共有した。

 やっぱり凄い。

 すぐにできるようになっていた。


 そして約束の一ヶ月が過ぎた。


 皆できるようになったから父さんから合格をもらった。


「よし、じゃあ明日からはみんなが楽しみにしてた能力を発現させる練習しよう!」


 僕達はやっと能力を使えるまでになったのだ。


今回からキャラの紹介をしていこうと思います!

このキャラのこんなことを聞きたいなどがあればできる限り答えていこうと思います!

まずは色神家の父さん色神光虹の紹介!

身長180cm

体重65kg

性格は穏やか

能力全能

種族魔人

小さい頃に育て親の鬼人で剣鬼と呼ばれた嶽丸と共に育った。

しかし、対魔大戦が終わる一ヶ月前まで魔人は魔獣と同じで危険な存在と言われ多くの魔人が人間の手で亡くなってしまった。

そこで約十二歳の光虹が人間により殺されそうになった時に嶽丸がかばって死んでしまった。

その後に光虹の全能の力が覚醒して、権能の一つ「不死」が発動。光虹だけが生き残った。

人間を恨んだが光虹は嶽丸がいつも言い聞かせていた言葉である「誰よりも人を思える、優しい存在になれ」を思い出し、人間がこんなことをする理由となった対魔大戦を止めるべくこの最強の能力を使い、立ち向かうのだった。

この後に何をしたのかは後々に出てきますのでお楽しみに!

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