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混合世界  作者: 氷空
第二章「入学編」
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十八話Sクラス交流会前半

 僕達は日韻の部屋に集まった。

 僕はお菓子とジュースを持って行った。


「じゃあパーティーの始まりだー!」

「じゃあ早速改めて自分の過去とか話していこうよ!同級生だから知っておきたいじゃん。あ、でも言いたくないことは話さなくてもいいよ!」

(みんなは八子については知っていると思うからそこはスキップします。詳しくは一話から見ていただければ大体わかると思います。)

「じゃあ日韻から言ってみようか。」


 そして日韻が話し始める。


「OK!私は七歳の時に吸血鬼に噛まれたんだけど、血液創作で吸血鬼に与えられた血を止めてるからちょっとしか吸血鬼になっていないんだよね。でも傷の再生が異常に早かったりするから。血液は体外で自由自在に操作できる。」


 そして、手の平から血が出てきて、その血が槍の形になった。


「どう?凄いでしょ。これが私の能力。あまり兄さんには無理してほしくないから。吸血鬼の血を体内で循環し始めさせることもできるよ。だけど太陽が苦手になっちゃうけどもとに戻ることもできる。じゃあ兄ちゃんの番。」


 今度は骨牌の番だ。


「僕は骨を操作できるけど、すごく痛い。回復魔法を使わないと破った皮膚は治らないし不便だね。妹と僕がつけているペンダントには互いの能力発動に必要な物が入っている。僕のには血が、日韻のには骨がね。互いにそれを使って守り合えるようにしている。じゃあ黒葉君だっけ?次は君の番ね。」


 次は黒葉の番。


「僕は小さい頃から能力が呪眼になっていた。物心がつく前は両親を呪い過ぎて大変なことになっていたんだよね~。物心がつき始めて、僕は目を閉じて生活するようになったんだ。そのうちに魔力放出して帰ってきた魔力でものの位置を把握できるようになった。まあコウモリみたいな感じ?今はもう一年くらい閉じてるかな?禁忌呪術である傀儡、急逝とかも一応かけられるよ。呪解石っていう透明な珍しい鉱石があったら普通にレンズ越しにみんなのこと見れるのに。」


 呪解石は解呪に使える鉱石で、視認すると呪われる呪物でもそれを通して見れば呪われないというものだ。

 珍しくて値段がすごく高い。

 手が出せないのも当然だ。

 いつか呪解石を手に入れたら黒葉にあげようかな。


 次は霊の番だ。


「僕は霊がいないと能力は使えない。まあ、ちゃんと霊は僕はいるけどね。見えるかな?見るには霊視、または獲得が非常に難しい全視がないと見えないはず。」


 でも僕にははっきり見えた。

 いつからだろう。

 この学校に来る前から魔力すら見えていた。

 でもあの収納の能力を使った魔人との戦闘の時は見えなかったのだ。

 まだ熟練度が低いからね。

 自分の中ではただの魔視だと思っていたが一つの目に一つしか魔眼を獲得できないという法則性からして全視だろう。

 まあ秘密にしておこう。

 

 それはそうと、霊の後ろにいるやつは結構ヤバい。

 霊が出したのは女性だった。

 霊とはあまり年は変わらないだろう。

 でもその容姿とは違い、霊力ってやつが桁違いに多すぎる。

 

「そして、みんなには見えないと思うが僕の後ろにはもう僕と契約を済ました霊がいるんだ。かっこいいんだよ?この霊の力!」

 後ろの幽霊は壁に手を突っ込んだ。

 その瞬間あたりの壁や床から無数の手が出てきた。

 壁は壊れていないが、その手であたりのものが持ち上げられた。

 ちなみに僕と霊しか見えていないようだ。


「これ能力の一つ、ポルターガイスト。霊の手を使って僕が触れなくても、物を持ち上げられる。あとは継承って能力かな?他の霊を食って、その能力を奪う力。この霊は優しいんだよ。僕を守ってくれている。」


 これでクラスの半分の紹介が終わった。

 続きはまた後で。


今回は天野黒葉の紹介!

黒葉は氷空と同じで突然変異個体。

氷空は一般の魔晶石の十倍も魔力を持つことができるが、黒葉は魔晶石はあるが能力がない。

全て魔眼に魔力が行くようになった。

目を閉じる時間に比例して呪いが溜まる呪眼。

最高まで貯めれば禁忌呪術にも該当する呪いを放てる。

そのため、呪いをかけないように目を開けないようにしている。

みんなの顔を見れるように呪解石という呪いを打ち消す鉱石を欲しているのだ。

だが、希少で高いので、なかなか手が出せないでいる。

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