十一話朧との契約試練
どうも！氷空です！
そろそろ一章の終盤になってきました。
何かしら改善したほうが良い所やこんな所面白かったなどコメントください！
励みにもなるし、今後の作品制作にもそこを意識していきます！
（できればXの方にDMしていただきたい。よくそっちの方を見るので。時間ができればできる限り返信もします！）
ちなみにXは氷空 混合世界で調べていただければ出てきます。
青い髪、青いパーカーの男の子のアイコンです。
今後ともよろしくお願いします！
朝の九時。
僕と朧はもう僕の訓練場所である水辺に来ていた。
朧はもう人間形態。
魔力の回復もすごく早い。
「さあ、ルール説明だ。まず相手を殺さない。そして全力で戦うことだ。氷空、お前はいつも魔力制御をしているな。さあ、その魔力を解放してかかってこい。神獣と言っても今は百分の一しか力が出せない。魔獣を従える者、魔王と同じくらいかな？」
「魔王って結構強いじゃん。君に勝てると思う？」
「互角レベルじゃないか？氷空は気力で身体能力を向上させたり、体が通常よりも頑丈にできるからな。後はその魔力量だ。魔法連発できるぞ。」
「まあ、やるか。朧が合図してくれ。」
「よし！じゃあ準備はいいか？」
「もちろん！」
「よーい・・・はじめ！」
僕は気力で身体能力を高めて、強く地面を蹴り前進。
魔眼で朧の動きを先読みする。
さらに回復魔法を常時発動。
怪我をしてもすぐに治る。
できることを全てやった。
朧は太刀を出し振ってきた。
こっちも剣を出した。
剣同士がぶつかり、あたりに衝撃が走る。
「いいね！氷空。やっぱり強いじゃん！」
「それほどでも、やっぱり魔力を体外に出しすぎて制御しづらいね。」
「まあ戦っているうちに慣れてくるさ。おら！」
剣を押し返されて吹っ飛んだ。
上手く着地してもう一度突っ込もうと思ったけど、単純な剣術勝負なら負けてしまう。
自分の周りに無数の水球をだした。
「さあ、くらえ！ウォーターショット！」
しかし太刀で全て防がれた。
「氷空、能力も常人を超えている。たくさん練習したんだろう。俺の神獣としての能力を全力でぶつける。さあ耐えられるかな？」
人差し指を前へ突き出し、僕に向けた。
すると、一点に凝縮された水が朧の人差し指の先に水が出てきた。
魔障壁を展開した瞬間、勢いよくぶつかった。
ひびが入ったのは初めてだ。
だが、ギリギリ耐えた。
「よく耐えた！結構強く撃ったのに！」
「危なかった。死ぬかと思ったよ。」
「やっぱり神が言っていたことは間違いではなかった！」
「神がなんていってたの？」
「それは言えない。さあ続きを始めよう！ちょっとでも攻撃当てられたら君の勝利だ！」
そしてまたウォーターショットの弾幕プラス朧の周りに水球を作った。
「それに触れたら爆発するから気をつけて。」
「厄介な技だな。まあ問題なし。」
間を抜けてこっちまで来た。
そして今考えた技、水糸を使った。
水を細く糸みたいにして、地面に巡らしておいた。
突っ込んできた瞬間に指先についた糸を引き上げた。
朧の足に糸が引っかかり、木に吊り下げることに成功した。
「はい。お終い。」
剣先で朧をつついた。
「はは！やっぱお前のところ来て良かった！今後絶対面白いことばかりおこるぞ！」
「そういえば守護霊同化っていうのができるらしいんだけど。」
「それはやめといたほうが良いぜ。俺は守護霊召喚で出てきたけど神がその対象範囲を広げて神獣である俺も召喚できるようにしたから、実質俺とは守護霊同化ではなく神獣同化だ。魔人と神獣が同化したら九十九％精神と肉体両方が拒絶して耐えられないだろう。」
「そっか、じゃあ切り札だね。神獣同化。」
「そうだな本当にヤバい時にしか使わないほうがいいぞ。」
「わかった。じゃあ動物形態に戻って。家に帰ろうか。」
朧は肩に乗り、しばらく歩いて家についた。
「氷空！」
「何？莉茶姉さん。」
「はい！この子のお皿買ってきたよ！」
朧のご飯用の皿を買ってきてくれたようだ。
「この子今日何食べたいかな？氷空は契約者だからわかるんじゃないの？」
「わかった！聞いてみるね。何食べたい？」
すると耳によってきて言ってきた。
「とりあえず肉をたくさん。俺は雑食だからなんでも食べれる。揚げ物でも食べれるぞ！」
「肉食べたいって。この子雑食で揚げ物とかも食べられるらしい。」
「普通の動物じゃないんだね。」
「そりゃあ・・・ねえ・・・」
「じゃあ、はい！もう出来上がってるから。」
そしてお皿にたくさん唐揚げなどがのせられた。
朧は目を輝かせて、食いついた。
そして僕達も昼食を食べ始めるのだった。
今回は主人公色神氷空の紹介！
身長１７５cm
体重５８ｋｇ
能力水操作
普通より魔力が大きすぎて魔力調整に制限がかけられているが今のところ普通に制御できている。
いつ爆発するかわからないため、たまに一気に能力を使って発散しなければいけない。
魔力、気力どちらとも操作が一番八子の中で上手い。
だが戦闘でいったらまだまだ劣っている。
いつかはみんなから守られる存在ではなく守る存在を目指して修行中。
訓練場所は水辺。
滝もあって凄いきれいだ。
