九話入学準備
あれから結構時間がたった。
僕達は今年で十五歳。
つまり学校に行くことができる年になったのだ。
今日教科書や道具を買ったりする。
楽しみだ!
現在はミクスルドの中央の書店にいる。
「さすがに一人十五冊くらいの教科書を八人に買うのは懐がなー」
財布を見ながら父さんは渋々お金を出していた。
これから学校で使う道具を買う。
制服、魔法道具を作るもの、その他にも魔法陣作成に必要な魔獣の素材をすりつぶした粉などを買うつもりだ。
まずは服屋さんへ行き、制服の採寸を始める。
この制服は機能性が良い。
普通の攻撃じゃ壊れない。
ネクタイを買う時に試しにつけてみたけど手こずった。
次は魔法道具を作るための道具を一式買う。
僕と父さんが店内を歩き回ってみんなの分を選んであげた。
僕も新しく色々な素材や刻印を彫る彫刻刀を買った。
最後に魔法陣作成に必要なものを買った。
魔法陣のメリットは陣に様々な刻印を入れることで高度な魔法を撃てたり、複重魔法という様々な魔法を同時に一つの魔法として撃つことができる。
僕が興味あるのが守護霊召喚だ。
精霊、悪魔、天使などが召喚されるらしい。
僕的には精霊が良いなと思っている。(犬や猫もいてかわいいらしい。)
そして買い物が終わった。
「じゃあついでに学校見学してくる?」
「行けるの?」
「もちろん!」
そして学校についたら一人の男の先生が待っていた。
「おう、光虹。この子達がお前の子供か?お前が小さい時に似てるな。」
「だろ?強いんだよみんな!この人がみんなの担任する予定の先生、神谷封人ね!仲良くしてくれよ!」
「まさか光虹学園ちょ」
父さんが急いで先生の口を塞ぎに行った。
「おい!ゆうなって!秘密にしてるから!」
「何秘密って?」
「ああ莉茶なんでもないよ。」
そしていろんな場所を見て回った。
グラウンド、学校内、寮。
僕達は寮に入ることになっているから一応見学しておこうということだ。
寮内は意外と広い。
寮なのに各部屋にテレビ、冷蔵庫、キッチン、お風呂もある。
ご飯は出るらしいが間食を各自作れるようにキッチンを作っているらしい。
ホテルみたいだ。
しかも研究室が各部屋ついていて、そこで魔法道具を作ったり、魔法の研究をしたりできる。
「さあ、どうだい?この学校は!凄いだろ!生徒がやりたいことは全てできる!」
「すげー!先生!質問!」
「なんだい?雷斗君。」
「二つあるんだけど先生の能力と学校入学の試験ってどんなことするの?」
「先生の能力は・・・まあ入学後のホームルームで教えよう。試験はもう公開されてるから大丈夫かな。試験はまずクラスの強さを大体同じにしたいから戦闘をしてもらう。今回入学する四百人をS、A、B、C、D、E、Fの七クラスに分ける。Sランクに入るには最後まで負けないという条件だから頑張ってね。」
「まあみんな俺の子だから大丈夫だって!」
今の一言で凄いプレッシャーがかかってきた。
Sクラスに絶対に入らなきゃ。
「そういえば光虹。もう荷物はおいて行くのか?」
「ああ。もうおいておくつもりだよ。」
「じゃあ運ぶのを手伝ってやるよ。話したいこともあるし。」
「そんじゃお願いしようかなー」
「じゃあみんなは部屋にもう荷物をおいておいたから。整理しておいて。」
僕は部屋についた。
勉強道具をおいたりしておいた。
気になって僕は研究室に入ってみた。
魔法陣や魔法道具を作る道具がたくさんあった。
なにか試してみようかな。
僕は魔法陣の教科書を開いた。
守護霊召喚の陣を作りだした。
粉を使い分けたり、様々なことをして完成した。
後は陣に魔力を流すだけ。
魔力は強いのが良いから結構多めにいこうかな。
そして魔力を流した。
そして周りの魔力の流れが異常なほど変わった。
このままだとまずいと思って手を陣から離そうとしたが手が動かない。
そして召喚が終わった。
陣の上にいたのは小さな角の生えたトカゲだった。
「よう、お前が召喚主か。我は水神獣。名は朧。今は天界から来たばかりでこの姿だが一応神獣だ。」
僕が召喚したのは精霊、天使、悪魔でもなく精神体の神獣だった。
今回の紹介は色神緑沙!
身長160cm
体重48kg
能力植物操作
畑で様々な植物を育てている。
もともとの地球にあった植物にくわえ、この世界に来てから増えた植物もたくさん育てている。
光虹と共にたくさんの植物の利用方法を研究してきた。
訓練場所は森の中。
様々な植物が自生していて、動物もたくさんいる。
とてもきれいな場所。




