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出迎え編・炊事場の大騒動

皆の者、こんにちはじゃ、妾はヨモツを統べる魔王…白鉄 朧じゃ。

今回は、久方ぶりに妾があらすじを担当させてもらうぞ。

前回は、鋼が海青と共に過去を懐かしみ、住居の予定地に向かっているところじゃな。

そこへ、見張りの役目中の月巴と白狼が現れたのじゃ。

白狼は佐助と早く会いたくてそわそわ…月巴は屋根から降りるのが怖くてあたふた…

そして、月巴がようやく降り、鋼が仕事にとりかかった時、月巴・白狼・海青の三人で色恋話が始まった…

妾も参加したかったのぉ…

そして、炊事場では、陽炎がくしゃみをし、モケモケと喧嘩しておったな…

今回はその炊事場の話じゃ。


陽炎「モケモケてめぇ…」

モケモケ「も~けも~け♪(ば~かば~か♪)

陽炎「あああ‼くっそ腹立つこのくそ毛玉っ‼その毛全部焼いてモケモケからチリチリに改名してやる‼」

モケモケ「もけぇっ(ちりちり)!?もけもけもけも~(そんなのやだ~)‼」

陽炎「待てくそ毛玉ぁぁぁ‼」

陽炎はそのままコロコロ転がっていくモケモケを追って行った…

玄秦「まったく…我々は仕事を続けよう、シエル殿…」

シエル「はい。」

シエルは手際よく料理を作っていき、玄秦さんは大きい手で人間が食べる用のサイズの餡蜜を手を震わせながら作っていく…

シエル「大変そうですね…」

玄秦「あぁ…人の大きさの餡蜜が…こうも小さいとは…思わなんだ…不覚…」

玄秦「(某の一口が…人の一杯だとは…)」

シエル「もしよろしかったら…こちら使ってみますか?」

シエルはヴァルロストスで、玄秦の巨大な手でも使えるピンセットのようなものを光で形成する。

玄秦「おぉ…先ほどまでの苦労が嘘のようだ…礼を言う、シエル殿。」

シエル「いえ、お役に立ててよかったです。」

シエルと玄秦が料理を進めていると…

朧「進捗の方はどうじゃ?」

朧が炊事場にやってきた。

玄秦&シエル「朧様、お疲れ様です。」

朧「む?陽炎とモケモケはおらんのか?」

玄秦「あ…それは…」

シエル「何というか…」

朧「まぁ良い…モケモケは比較的自由じゃからな、それに陽炎が付き合わされてるのじゃろう…」

シエル「はい…そんな感じでございます…」

実際はモケモケが煽って、それに乗った陽炎がモケモケをチリチリにしてやるとキレただけである。

朧「では、妾は少し鋼の様子を見てくる、道中陽炎とモケモケも見つかるやもしれぬからな。」

そういうと、朧は炊事場を後にした。

玄秦「ふぅ…相変わらず恐ろしい方だ…」

シエル「はい…まるで…蛇に巻きつかれてるような感覚でした…」

玄秦「この場に二人が居なくてよかった…」

すると廊下のほうから…

陽炎「……ぇぇぇええゴラァァァァァッ‼」

モケモケ「もけぇぇぇえええっ(いやぁぁぁあああっ)‼」

二人はまだ追いかけっこをしていた。

玄秦「まったく…お前たちっ‼廊下を走るなっ‼誰かにぶつかったらどうするっ‼」

玄秦さんの声に二人とも震えあがり静止し…

モケモケ「もけもけもけ…(ごめんなさい…) (シュン…)」

陽炎「すんません…」

玄秦「わかったら仕事に戻れ。」

モケモケ&陽炎「もけ…(はい…)/はい…」

シエル「(父親に叱られた兄弟みたい…)」

陽炎とモケモケは料理に戻った…すると…

玄秦「すまなかった…陽炎殿…モケモケ…頭ごなしに怒鳴ってしまい…」

玄秦さんは二人に頭を下げた…

陽炎「いや…悪いの俺らですし…」

モケモケ「もっけもっけ(そうそう)うきゅきゅきゅも(げんそうは)もけもけきゅきゅもけ(なんにもわるくない)。」

モケモケは玄秦さんの肩に乗り、頬にすり寄ってきた。

玄秦「すまぬな…気を遣わせて…」


続く…

この度はオタク学生が異世界で勇者として転生したけど魔族達に味方しますを読んでいただきまして誠にありがとうございます。

本日は二話更新‼作者の妖峰輪廻です。

というわけで今回は本当にお久しぶりの朧が少しだけ出てきましたね‼

本作のヒロインで、鋼の恋人、そしてヨモツを統べる王にして、作中最強の朧…

正直、設定的に強すぎてどこで本気出させようかすごく迷ってるほど強いです…

朧が人間根絶やし思想だった場合、エデンは第一話の時点で消えてますね、跡形もなく。

というか、第一話の時点で、ヨモツ以外の人間の王国は全て跡形もなく消えてます。

設定的にはそのくらい強いです…

ちなみに狼牙も、朧には劣りますけど、国家転覆は容易です。

いつか出てくる狼牙と朧の本気をぜひ楽しみに待っていてください。

それでは、また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。

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