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受け入れ編・消視点、人の道を外れた者の末路

皆さんこんにちは、私設隠密奇襲部隊・空蝉所属、姿化族の怪です。

今回は私があらすじの任を佐助様から託されましたので僭越ながら…

前回はネムレティクの秘密について知ることができました…

まさか体に魔力の籠った自然由来の物を埋め込むなんて…

それに…その負荷を軽減するために、魔族の臓器を利用していたなんて…

今私は化けさせたがれきを消さないように隠れるしかできませんけど…

同族の仇は…狼牙隊長の分身と消に任せます。


ネムレティク「う~ん…やっぱり魔族の蹴りは効くねぇ…」

ネムレティクは首を回しつつ、土煙の中から出てきた…

分身狼牙「消、わかってると思うが…」

消「はい…同族の臓器を使うなんて惨い事をしたんです…ただ仕留めるだけじゃ生温い…」

分身狼牙「よし…なら、やろうとしてることもわかるな?」

消「はい。」

消と分身狼牙は左右に分かれて突撃した。

ネムレティク「左右に分かれれば対応できなくなると思った?」

ネムレティクは二人に向かって小瓶を射出する。

消は小瓶を掴み、分身狼牙は難なく回避する。

分身狼牙「(間合いに入った‼)」

消「(ここなら‼)」

ネムレティク「接近戦ならそっちに部があると思った?」

ネムレティクは分身狼牙に蹴りを入れ、消の頭を掴んだ。

消「がっ!?」

分身狼牙「貴様…体術に心得が…‼」

ネムレティク「まあねぇ♪これも君たちのおかげだよ♪」

消「何…だと…!?」

ネムレティク「えーと…両腕が豪猿(ごうえん)族で、両足が夜豹(やひょう)族…だったけな?もう忘れちゃった♪」

分身狼牙「貴様…‼」

分身狼牙は影に潜り、ネムレティクの拘束から逃れ、背後から攻撃を仕掛ける。

ネムレティク「へぇ…面白いねぇ君♪」

ネムレティクの背中から蛸の触手のようなものが生え、分身狼牙を拘束する。

分身狼牙「ぐっ!?」

ネムレティク「影に干渉できる子は初めてだなぁ♪君はどこを使ってあげようかなぁ♪色々実験したいなぁ♪」

触手の締め付けが強くなる。

分身狼牙「ぐっ‼がぁああ‼」

ネムレティク「おっと、いけないいけない♪大事な実験体が死んじゃったら大変だ♪」

ネムレティクは振り向き、狼牙を近くで見る。

ネムレティク「ふむふむ…魔狼族かぁ♪前に白い個体がいたけど関係あるのかなぁ♪」

分身狼牙「なん…だと…‼」

恐らく白狼の事である…白狼は鋼と佐助が転生してきた当初、人間側に操られていた。

そして、王国の裏切り者である鋼たちに牙をむいたが、鋼が麻酔銃で眠らせ、解呪し、今の白狼に戻った…

ネムレティク「もったいないことしたなぁ、洗脳なんかせずに、さっさと解体すればよかった…でもいっか♪こうして別の個体が…それも珍しい個体が来てくれたし♪」

分身狼牙「(もし…鋼と佐助が来ていなければ…こいつの一部にされていた可能性があったという事か…)」

ネムレティク「にしても今日はついてるなぁ♪変身する個体に♪影に干渉する個体♪いやぁ♪ついてるついてる♪」

消「おい…こっち向け…」

ネムレティク「ん?な…んぐっ!?」

消はネムレティクの口に何かを押し込んだ…

ネムレティク「なに…これ…」

消「魔族の臓器がご所望なんだろ…だから…うぷっ…やったんだよ…」

消は少し苦しそうだった…それもそのはず…消がネムレティクの口に押し込んだ物は…

消「俺の胃袋を…」

ネムレティク「がっ!?がああ…あ…あ…ああ…」

ネムレティクは苦しみ、藻搔いている…

その影響で、分身狼牙と消は解放された…

ネムレティク「な…なに…ごれ…」

消「教えてやるよ、色喉族の胃袋は、劇毒の毒液を生み出すことができるんだよ。」

ネムレティク「げき…どく…!?」

消「その毒液を出した状態で、お前の口の中に入れた…」

ネムレティク「ぐ…ぐる…じ…だずげ…」

ネムレティクは血を吐きながらゆっくりと息絶えた。

消「人の道を外れた報いだ…」

息絶えたネムレティクの口から自身の胃袋を取り出し、口から戻す消…

消「…まずい…」

分身狼牙「そりゃそうだろ…」

消と狼牙は息絶えたネムレティクを背に、怪と虚のところに戻っていった…


続く…

この度はオタク学生が異世界で勇者として転生したけど魔族達に味方しますを読んでいただきまして誠にありがとうございます。

この時期の湿気に殺意が沸く作者の妖峰輪廻です。

令和の温度調整ミスりすぎてません?

春は暑かったり寒かったりするし短いし、夏は長いし暑い、秋はまだ暑いし、冬は寒いし…

実質仕事してる季節が二季しかないですよね!?春秋もっと働けっ‼

まぁそんなことは置いておいて…

ネムレティクの最期は、魔族の臓器を自身に移植し続け、人の道を外れた者に与える最大の最期と考えた時、魔族の臓器を移植され、最期を迎えるのが、一番ネムレティクが苦しむんじゃないかなと思い、この最期にしました。

色喉族のモデルはカエルが入っているので、カエルの胃反転の生態を活用させてもらいました♪

擬態能力はカメレオン、声真似と胃反転はカエル、と言った感じです。

それでは、また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。

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