受け入れ編・気難しい魔法師、フィアの育ての親
皆様…はじめまして…私は、王国騎士団に所属していた、元魅了の勇者の仲間…フィランクス・バスカーです…
今回は、私がアラスジを担当することになりました。
前回は、クルファのお母さんの所にいき、見事に説得に成功しました。
元々クルファのお母さんは物分かりがいい方でしたからね…
案内の方はウツセミさん達に任せて、私とフィア、サスケさんとウツセミさん達はフィアの元に向かっています。
あれ?あ…ウツセミさんの後になんか書いてあった…えーっと…
(書いてあるのは、誘導班と同行班、エデンでは漢字を使わないので読めない…そしてフィルは頭が弱い…)
クルファと一旦分かれて、フィアの家へと向かう佐助達…
佐助「フィアさんのご家族ってどんな方なんですか?」
フィア「私の家族は…元々血が繋がってないんです…」
フィル「そうだったの?」
フィア「うん、私が4歳の頃に、両親が死んじゃって…それで露頭に迷ってた時に拾ってもらったんだ…」
空蝉隊員1「なるほど…」
フィアは進みながら話し続ける…
フィア「拾ってもらってからは、自分の身に何があってもいいようにって、魔術を徹底的に教えてもらった…」
佐助「結構ご年配なんですか?」
フィア「はい…もういいおじいちゃんで…」
それを聞いた空蝉隊員の一人が佐助に近づき、耳打ちをした…
空蝉隊員2「(ヒソヒソ…)佐助様…少々まずいかもしれません…」
佐助「(ヒソヒソ…)まずい?どういうことだ?」
空蝉隊員2「(ヒソヒソ…)おそらく…この者の育ての父…この国で指折り数える程度しかいない魔法師・エクセクトルの一員かと…」
佐助「(ヒソヒソ…)えく…なんて?」
空蝉隊員2「(ヒソヒソ…)エクセクトルです…正直…魔刀衆の皆様や魔王様でしたら相手にならないとは思いますが…今回はあくまで説得…しかもエクセクトルは全員反魔思想が根付いています…」
佐助「(ヒソヒソ…)マジか…二人目にしていきなりやばいな…」
エクセクトル…エデン王国の中でも指折り数える程度しかいない、魔法師の総称…その顔触れは数十年変わっておらず…全員に反魔思想が深く根付いている…
フィア「着きました…」
佐助「空蝉のみんなは外で隠れてて、万が一のことがあれば…」
空蝉隊員2「いえ、自分も行きます…連絡役は二人に任せればよいので…」
佐助「でもそれじゃあ…」
空蝉隊員2「我々が呼ばれた理由…その一つは、佐助様を守れという、狼牙隊長の言葉にしない命令だと、我々は思っています。」
フィア「わかりました…でも…もしものことがあれば、私も抵抗する気です…命を救ってくれたこと…仇で返す気はありません…」
佐助「ありがとうございます…」
フィア「じゃあ…行きますよ…」
(コンコンコン…)
?「誰だ?こんな夜更けに尋ねてくるのは…」
ドアが開けられると、そこにはご年配のおじいさんが立っていた…
フィア「ただいま…お…お義父さん…」
フィアの義父「フィア…お前…なのか…」
フィア「話があるの…とりあえず…中入っていい?」
フィアの義父「あぁ…わかった…」
そして家の中に入るフィア・フィル・佐助・空蝉隊員2…
フィアの義父「それで…話って言うのは…」
フィア「単刀直入に言うね、私たちとヨモツに来てほしいの。」
佐助&空蝉隊員2「(いや直球すぎるって⁉)」
フィアの義父は一瞬驚いた顔をするがすぐに戻る…
フィアの義父「わしが?あの魔族の国に?何をバカなことを…現に魔族共は、かつてこの地に訪れた女性の勇者を寝取ったではないか‼」
佐助「(勇者を…寝取った?でも…今の魔王は朧様だし…)」
空蝉隊員2「(そうなると…先代魔王様のことか?だが…今の魔王様には角があるし…)」
フィア「でも今は違うよ、その時のことはわからないけど…今は魔族も人間も幸せに暮らしてるんだよ?私も…命を助けてもらったし…」
フィアは胸に手を置きながら話した…
フィアの義父「それはお前たちに恩を売って、我らを滅ぼす気だ、卑劣な魔族の思いつくようなことだ。」
だがフィアの義父には響かなかった…それどころか…
フィアの義父「まさか…貴様フィアではないな?」
フィア「え?」
フィアの義父「フィアの皮を被った魔族だな‼許さん…よくもフィアを‼」
フィア「お義父さん待って‼」
フィアの義父「エクセクトルの名において‼我が娘の仇を取る‼」
佐助「これやべぇな…」
フィア「お義父さん‼」
フィアの義父「散れぇえええええ‼」
続く…
この度はオタク学生が異世界で勇者として転生したけど魔族達に味方しますを読んでいただきまして誠にありがとうございます。
アクションゲームは機動力命‼作者の妖峰輪廻です。
今回は反魔思想が強く根付いた老害の説得ということで、二話構成になります‼
今回書いてて思ったのが、空蝉隊員たちにも名前振ってあげた方がいいですかね?
なんか…フィア・フィル・佐助・空蝉隊員2って並び…書いててすごく違和感ありましたもん…
というわけで、頑張って名前を考えていきます‼
それでは、また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。




