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平和への一歩、不穏な気配

皆さんこんにちは、佐助です。

前のあらすじ担当からそこまで時間経ってませんが、今回も担当になりました。

前回はなんとか隕石を扱う勇者を何とか倒すことができたんですけど…

鋼たちの方では、狼牙と白狼が傷を負ったようです…

僕も急いで戻りたいですけど、勇者を倒すのに体力を使い切っちゃって…

早く二人が無事かどうかを見たいです…


城の医務室にて…

狼牙「面目ない…」

白狼「うん…まさかあんな攻撃も気づけなくなってるなんて…」

狼牙と白狼の怪我は命に別状はない、軽いものだが、医務室に運ばれた。

シエル「そんな傷でも放っておけば命に関わりますからね?我慢してください。」

白狼「平和に身を置きすぎたのかな?」

狼牙「そうだな…」


佐助の方では…

佐助「はぁ…はぁ…」

佐助はおぼつかない足取りで、ヨモツへと向かっていた。

佐助「早く…戻らなきゃ…」

すると前から…

鋼「佐助ぇええええ‼」

遠くから鋼が走ってきた。

佐助「おぉ鋼…はぁ…」

鋼「お疲れさま…」

鋼は佐助をおんぶした。

佐助「そっちは…大丈夫だったか?」

鋼「狼牙と白狼が怪我して、今城の医務室にいる…」

佐助「マジか!?」

鋼「だから急いで向かうよ‼」

佐助「頼んだ‼」

鋼は佐助をおぶって急いで城に向かった。


医務室では…

シエル「とにかく…二人ともしばらくは安静にしていてください。」

狼牙「そういうわけにはいきませんよ…」

白狼「うん…またいつ敵が来るかわからないし…」

狼牙と白狼は布団から起き上がろうとするが…

シエル「ダーメーでーす‼」

シエルが優しく羽で抑えた…

狼牙「くっ…」

白狼「仕方ないか…」

すると廊下から足音が…

佐助「狼牙‼白狼‼」

シエル「医務室ではお静かにっ‼」

佐助「あっ…はい…」

鋼は笑いをこらえてプルプルしている…

佐助「二人とも大丈夫か?」

狼牙「あぁ、斬られはしたが、命には届いていない。」

白狼「元はと言えば…私のせいだし…」

狼牙「そう自分を責めるな…白狼…」

白狼「でも…私が気を抜かなければ…」

佐助「とにかく…二人とも…生きててよかった…」

佐助は二人を優しく抱きしめた…

狼牙「佐助…」

白狼「ありがとう…」

鋼「というか…佐助も人の事心配してる場合じゃないだろ?」

佐助「いや…俺は体力が切れただけだから…」

狼牙「まぁ、お前に怪我がなくて良かったよ…」

白狼「うん‼」

佐助「二人とも…」

5人は静かに笑い合った。

朧「全く…勝利の後とはいえ、気が緩みすぎじゃぞ?」

刀睡「まぁまぁいいじゃない。」

続々と医務室に入ってくる仲間たち。

月巴「というか、なんで刀睡さん一回行って戻ってきたんですか?」

陽炎「まぁ…空気読んだんだろ…」

刀睡「わかってるじゃない、陽炎♪」

玄秦「全く…ここは医務室なんですぞ?少しは穏便に…」

鋼「まぁ…二人動けない人いるんで、これでいいですよ。」

一行はお互いの無事を確認し合い、笑いあっていた。


そして…人間の王国では…

召喚士「隕石の勇者は敗れたか…」

側近「はい…」

召喚士「なかなか使えそうだったんじゃがな…まぁ良い…次の勇者を召喚しよう…」

側近「はっ…」

人間の王国では、絶えず勇者を召喚しようという流れがあった…

召喚士「この世界を…我らの物に…けっひっひっひ…」


続く…

この度はオタク学生が異世界で勇者として転生したけど魔族達に味方しますを読んでいただきまして誠にありがとうございます。

作者の妖峰輪廻です。

まさかの連日投稿になります‼

めちゃくちゃ頑張って書いてます…

さて、今回は音沙汰がなかった人間の王国に動きが見えましたね。

相も変わらず勇者を召喚していますが…そこいらの勇者では、ヨモツ陣営の相手にならないでしょう‼

そして次のお話は日常回にする予定ですのでお楽しみに‼

それでは、文脈ぐっちゃぐちゃですが、ここらで終わらせていただきます。

また次のお話でお会いできるのを楽しみにしております。

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