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成長の時、新たな精霊

皆様初めまして…琥珀咲殺芽と申します…

今回は影…八咫鋼君にあらすじを任されたので、今回は私があらすじを行います。

前回は刀睡さんと空…佐助君に連れられて街を見て回りました、まぁ佐助君は街に出て速攻でファンの人達に捕まって離脱しましたけど…そんなことが起こってる中で影…八咫鋼君や魔王様、狼牙さんの中では何やら衝撃的なことが起こってたみたいです。

ちなみに私は今、刀睡さんのお家の目の間にいます。


「ここが私の家だよ。」

「あの…なぜ刀睡さんの家に?」

「ん?なぜって、決まってるじゃないか?あんたみたいな可愛い子を野宿させるわけないだろ?」

「え…可愛い?」

「そうよ?あんたは可愛い、そのことをもっと自覚したほうがいいよ。」

「はい…」

「さぁ入るよ?」

「はい。」

「ただいま~‼」

(シーン…)

「お邪魔します…」

「「「いらっしゃーい‼」」」

「え!?なん…うわぁ!?」(ドサッ)

先程刀睡が叫んだときは誰もいなかったのに自分が入ってくると急に大人なお姉さんや小さいお姉さんが飛び出してきたことに驚きが隠せない琥珀。

「ったくあんたら…少しは遠慮しなさいよ?その子まだ来たばかりなんだから…」

「えぇ?そうなのぉ?じゃあお姉さんが明日いろんなところに連れて行ってあげようかぁ?」

「いいわねそれ‼呉服屋に化粧品売り場に甘味処‼それからそれから…」

「髪結いもしたい‼この綺麗な髪で髪結いしたら絶対に可愛い‼私先着ね‼」

「あ‼ずるい‼じゃあ私2番目ね‼」

「ちょっと‼私が2番目よ‼」

「いーえ‼私が‼」

「ったくあんたらねぇ…ごめんなさいね琥珀ちゃん…この子たちかわいい子が来るといつもこうなの。」

「は、はぁ…ところでこの人たちは…娘さんですか?」

「まぁそんなところね、一番身長が大きい子が髏玄(ろくろ)、二番目に大きい子が火凛(かりん)、一番小さい子が蜃竜(しんりゅう)、みんな私の家族よ。」

「そうなんですね。」

「ところであなたの名前は?可愛い人の子?」

「さっき言われてたでしょ?琥珀ちゃんって。」

「あぁ言われてた言われて…」

「いえ…もう”琥珀咲”ではないです…」

「ん?どういうこと?」

「過去の私はもういらない…私の名前は…月巴(つきは)です…」

「過去の名前を捨てて、ここで生きていく…そういうことでいいのかい?」

「はい、どのみち、過去の私…琥珀咲は死んでしまったので名前は捨てる気でした…ですけど、刀睡さんや髏玄さん、火凛さんや蜃竜さんの姿を見てたら…その…うまく言えないんですけど…心が楽になったというか…ってうわぁ!?」

「ん~‼もう言わなくていいのよぉ‼月ちゃんが言いたいことは十分伝わったからぁ‼」

「つ、月ちゃん?」

「もう~‼この子可愛い‼刀睡さん‼この子も新しい家族にしましょう!?」

「ったくねぇ…あんたら…この子がここに残るつもりだったらここに迎え入れるつもりだったわよ。」

「流石刀睡さん‼」

「それよりあんたら、いっぱいはしゃいで汗かいてるじゃないかい、みんなで一緒にお風呂入ってきたら?」

「おおおお風呂!?いいい一緒にぃ!?」

「いいじゃない‼女4人で水入らず…」

「裸の付き合いと行きましょう‼」

「えぇぇぇ!?」

「はははは‼これから騒がしくなりそうだよ‼」


一方八咫サイドは…

こちらは夕飯を済ませ、湯浴みも済ませて就寝しようとしている…だが八咫は何か物思いにふけっている…

(鍛冶師さん…ちょっといい?)

(はい、なんでしょう?)

(琥珀咲さんに造ってあげる武器の事なんだけど…)

(はい、薙刀と弓、どちらにも変形する機構でよろしいですか?)

(さすがだね、矢の方は…)

(月の魔力を矢とする…ですよね?)

(そう、これ僕抜きでもういいんじゃない?)

(そういうわけにはいきません、私には…考える力がないのです…今の発言も八咫鋼様の思考に直結して答えているだけにすぎません…)

(そんなことは…)

(武器の話に戻ってもよろしいですか?)

(あぁごめん、薙刃には…)

(月の形をした斬撃を飛ばす魔術を付与、切れ味や硬度は今まで錬成したものと同等、でよろしかったですか?)

(うん、ありがとう、今日のうちに錬成しちゃおう。)

(御意、では錬成開始します…完了しました、現像します。)

(うん、ありがとう。)

(ここで、八咫鋼様にお知らせがございます。)

(何?)

(ただ今の錬成にて、武具錬成の練度上昇の条件を一つ達成しました。)

(一つ?あと何個?)

(あと一つです。)

(その条件は?)

(私に…名前を付けていただけないでしょうか?)

(え?鍛冶師さんに名前を?)

あまりにも意外過ぎる条件だった。

(我々転生者のスキルに宿る精霊は、皆初めから名がありません、そして宿主のスキルの練度が上昇するにつれ、名を得る権利が与えられます。)

(名を得るとどうなるの?)

(はい、名を得ると、我々は転成を果たし、スキルの効果が飛躍的に上昇します。)

(なるほど…)

(そして私は名を得ると武具に自らの名を刻印できます、武具錬成に限らず、精霊の名を宿した武器は、今まで錬成した魔術やスキルを宿したどの武器でも遠く及びません。)

(今まで錬成したどの武器よりも…わかった。)

(ありがとうございます、では私の名を呼んでください…)

鍛冶師…万物を造りだす…加具土命(かぐつち)伊邪那岐(いざなぎ)加具那岐(かぐなぎ)

(加具那岐(かぐなぎ)…)

その名を呼んだ瞬間、体の内側から力が沸き上がるのを感じた。

(我が名は…加具那岐…八咫鋼に仕える、万物を造りだす精霊也…)

(変われたんだね、加具那岐さん…)

(はい、八咫鋼さまのおかげです、そして私の転成に伴い、八咫鋼様の武具錬成は名を変え、私の名である加具那岐となりました。)

(スキルまで変化したのか…)

(これにて、転成完了です。)

(はい、お疲れ様でした。)

(それでは、おやすみなさい。)

「ふぅ…加具那岐か…精霊の名を宿した武器…最上の一品にこの名を付けよう…な、亡がら…ん?」

腰に携えてる亡烏を見ると銃身の所に加具那岐と名前が彫られていた。

「サービスしてくれたのかな?まぁいっか‼さて、明日も早いし、これを桐箱に入れて寝ますか。」

先程錬成した武器を桐箱に入れ、布を被せ、寝ようとしたその時…

「鋼‼起きておるかっ‼」

「うわぁびっくりした、どうしたのですか朧様?」

「桜無を鞘に納めておこうとしたら、刃の部分に加具那岐という文字が刻印されておったのだが主何か知らぬか!?」

どうやら今まで造ったものには自動的に加具那岐の文字が刻印されるようだ。

「はい、つい先ほど武具錬成が転成を果たしたので、その影響と思われます。」

「そ、そうか…ん?その桐箱は?」

「琥珀咲さんの武器です、月華(げっか)の二つ名に恥じぬ仕上がりになっております。」

「そうか、それにしても…鞘に納めたら寝るつもりでおったから…眠気が…」カクンッ…

「おっと…はぁ…仕方ありませんね、運ぼうにもまた部屋の場所聞き忘れたし…腕くらいはお貸ししますよ…」

そういうと、八咫は朧様を布団に運び、隣に寝転がり、腕枕をした。

「寝てるから聞こえないよね…普段は気恥ずかしいから言わないけど……おやすみ、朧。」

言った後に顔から火が出るくらい熱くなった、しかしこの時八咫は思いもしなかった、実は朧が起きていたことに…そして朧は恥ずかしさで殴りかかりそうになるのを何とかこらえて頑張って寝つこうとした…


一方佐助サイドでは…

「うーん…」

「うーん?」

「うーーん…」

3人とも、突如自分の武器に刻印されている加具那岐の文字について頭を悩ませている。

「どれだけ考えても仕方ない、明日八咫に聞こう、多分明日魔王様に呼ばれると思うし…」

「そうだね…武器の事に関しては八咫に聞いた方が早いし…」

「そうだな…今日はもう寝よう…体中もみくちゃにされて痛い…」

「確かにな…佐助は先に寝てていいぞ、俺は少し夜風に当たってくる。」

「私はお水飲んでから寝る~」

「わかった、おやすみ~」

「おやすみ~」

佐助は部屋に戻り、白狼は水を飲み、狼牙は夜風に当たりに外に出た。

「ぷはぁ、やっぱりお水おいしいなぁ……」

水を飲み終わった白狼は佐助の部屋を見ていた。

「まだ、帰ってこないよね…」

そして狼牙がまだ帰ってきてないことを確認し…部屋に侵入した。

実は昨日の白狼が佐助の布団に入っていたのは寝ぼけたからではなく、夜遅くに侵入していたからである。

「寝てるね…ごめんね佐助…」

白狼はそう言うと、佐助の布団に潜り込んだ。

「こんな事して気持ち悪いってことはわかってる…佐助が異性に苦手意識を覚えてる事も…」

白狼は今にも泣きそうな声で囁いていた。

「でも、許して…どうにも気持ちが抑えられないの…‼寝てるから聞こえないだろうけど言わせて…」

白狼は消え入りそうな声で言った…

「佐助が好きなの…服従から覚めた時からずっと…」

そういうと、白狼は佐助の背中に隠れるようにうずくまった。

「ん…んぅ…」

「え?」

突然佐助が寝返りをうって、白狼と向き合う形になり、佐助が白狼を抱き寄せた…

「起き…てるの…?」

「………」

沈黙しているが沈黙は了承も同義である…

「悪い…」

「うぅぅぅ…」

「こんな俺でも良かったら、一緒にいてくれ…」

「はぁぁぁ…うん‼///」

「………良かったな…白狼…」

それを扉越しに聞いていた狼牙は、静かに二人を祝福した、そもそも、最初の頃から狼牙は白狼が佐助に向ける気持ちに感ずいていた、朧に言われ、家に招き入れたが、言われずとも家に招き入れるつもりであった。

「寝るか…」

そういって、狼牙も自室に戻り、眠りについた。


次の日の朝…

八咫サイドは…

「ん…んぅ?」

八咫の腕の上にて朧は目が覚めた。

「そうか、昨日わしは…うぅ…///」

昨日八咫に朧と呼ばれた事が頭から離れない様子…

「全く…胸がうるさくて仕方ない…」

「ん…んぁ?」

程なくして八咫も目が覚めた。

「おぉ目が覚めたかのぉ。」

「んぅ…おはよう、ございます…」

「ん?今日はやけにぽわぽわしてるのぉ?」

「昨日上手く寝つけなくて…」

「何があったんじゃ?」

あえて知らないふりをする朧。

「朧の名前を呼んだ…」

「んなっ!?」

恐らく寝起きのぽわぽわで上手く思考が定まっていないため、口に出てしまったのだと思う。

「と‼ともかく‼急いで顔を洗ってこい‼」

「はぁい…」

そうして、八咫は顔を洗いに行った。

「ははは…恥ずかしすぎて死にたい…」

顔を洗ったことにより、意識が完全に覚醒し、先程の発言がフラッシュバックした。

「はぁ…どんな顔すればいいんだろう…」

そんなことを言いつつ、朧様の所に戻った。

「ただ今戻りました…」

「お、おぉお帰り…ち、朝食はできておるぞ。」

「ありがとうございます。」

そして何事もなかったかのように朝食を食べた。

「のう…鋼…」

「何でしょうか?」

「もうこの際じゃから、二人きりの時は堅苦しい言葉は抜きにするのと、朧と呼んでくれんかの?」

「え…」

「実を言うと…主が朧と言ってくれた時…起きていたんじゃ…」

「あ…なるほど…」

「気恥ずかしいのは重々承知しておるのじゃが…どうもな…」

「わかり…んっん‼ふぅ…わかっ…た、朧…」

聞いて分かる通り超頑張って言っている。

「今後はできるだけ…呼ぶようにし…する…」

「無理を言ってすまんの…」

こちらは少しずつではあるが進展していっている。


一方佐助サイドでは…

「ふぅ…これで良しと…さて二人を起こすか…」

いつも通り狼牙は朝ごはんを作っていた、だが今日は先に済ませていない。

コンコンコン…

「佐助~白狼~入るぞ~」ガチャ

二人は抱き合った状態で眠っていた。

「すぅ…すぅ…」

「むにゃむにゃ…」

「全く…幸せそうに寝ているな…だが、二人とも起きろ‼朝ごはん出来てるぞ‼」

「んぅ…?はぁい…」

「うぅぅ…」

「はぁ…籍を入れてもここに住んでもらうか…絶対二人ともぐうたらしそうだし…」

こうして寝坊助二人を連れて朝食を食べる狼牙。

「あ~む…んむ…んむ…」

「ズズズ…はぁ…」

「どうだ?少しは目が覚めたか?」

「あ、あぁ、おかげさまで…」

佐助はとても気まずいようだ、いくら温厚な狼牙とはいえ、白狼と付き合うことになったと言えばどんな事をされるのか全く想像がつかない…

「心配するな佐助、もう知ってるから。」

「え?」

「ただ一つ条件がある。」

「なんだ?」

「籍を入れてもここに住んでもらう。」

「せ!?せせせせ籍ぃ!?」

「ずっと一緒にいるということはつまりそういうことだろう?」

「いやそうだけど‼」

「安心しろ、この国において籍を入れるのに年齢や性別、種族は一切問わないとされている、何なら家族同士でも籍を入れている者や同性同士で籍を入れている者もいるくらいだ。」

「ま、マジか…」

「異種族同士での繁栄も認可されている、ただし籍をいれた者同士でな。」

「そこは普通なんだな…」

「まぁ早めに検討してくれ、後悔しないうちにな…」

「…あぁ」

佐助は狼牙の言葉によってある事を決意した、白狼と狼牙を…大切な人を守り抜く、どんなことがあっても…

その決意に呼応し、佐助が突然光りだした。

「な、なんだ!?この光は!?」

「わからない!!けど…危険はないかも?」

しばらくすると光はやんだ…しかし佐助にとある変化が起きた…いや、正確に言えば”佐助”にではなく、佐助の中に眠る”神速”に。

(個体名・佐助…神速の所持者…照合完了しました…)

「なんだ⁉頭の中に声が⁉」

「まさか、八咫の鍛冶師の様な精霊が佐助の神速に宿ったのか⁉」

(はじめまして…私は佐助様の中に眠る神速の中で眠っていた精霊でございます。)

「眠っていた?どういうこと?」

(我々、転生者のスキルに宿る精霊は…)

「名前そのまんまだな…」

(宿主の決意に呼応し目を覚まします、目を覚ます条件は精霊によりけりですが、復讐や略奪といったものでは絶対に目覚めません…)

「なるほど、じゃあ八咫はすでにその条件を達成していたってことか。」

(はい、個体名・八咫鋼の中に眠る精霊・加具那岐は人の命を奪う行為で人の命を救う、そういった彼の不可能に挑もうとする姿勢に呼応して目覚めたのでしょう…)

「あの鍛冶師さん、加具那岐って言う名前なんだ…」

「精霊さんにも名前があるのかな?」

(いえ、私に名前はありません…そもそも我々には初めから名前がありません…)

「え?どういうこと?」

(我々精霊は、スキルに宿り、宿主の練度が上昇するにつれ、我々は成長します、そして練度が上昇していくと、宿主に名を与えられ、転成を果たすことが出来ます、加具那岐もその転成した一人でしょう…)

「そういうことか…じゃあ昨日突然刻印された文字は…」

「八咫が精霊を転成させたからってことか。」

(転生を果たしたスキルはそれまでのスキルとは比較にならないほどの成長を遂げます…)

「てことは、ただでさえあの性能の武器が、あれとは比較にならない性能になっているってことか⁉」

「マジか…いよいよ修練場じゃ試し斬りできなくなってくるぞ。」

「私の子たちもとんでもない性能になってるってこと?」

「お、ようやく覚醒した。」

「おはよう、白狼。」

「うん‼おはよっ‼」

「さて、そろそろ行くぞ、今日は魔王様の所に行くんだからな。」

「そうだな、じゃあまた色々教えてもらいますよ、えーと…」

(そうですね、私の事は速観師とでもお呼びください…では…)

「あぁ、聞こえなくなっちゃた…速観師ね…」

こちらは、外堀を埋められ、佐助に精霊が宿った、色々起きすぎである。


一方月巴サイドでは…

「んぅ…なんか…苦しい…」

謎の苦しさにあてられて目が覚めた月巴、その苦しさの正体とは…

「んふふ…月ちゃ~ん…むにゃむにゃ…」

「あれ?髏玄さん?何でここに…」

ガチャ…

「月ちゃん?起きたか…って随分派手にやったねぇこりゃ…」

「あ、刀睡さんおはようございます…って私何かやっちゃいました?」

「いや、あんたじゃないんだけど…あ、そうだ、これ服ね。」

「あ、わざわざありがとうございます。」

「早く着替えちゃいな、喰われちゃう前に。」

「え、それってどういう…ひゃあ‼」

ここでようやく月巴は自分がどんな格好をしているか理解した、今月巴は服と呼べるのかわからないほどきわどい恰好をしている。

なお犯人は火凛である。(イェーーイ)

「うぅぅ…何でこんな格好にぃぃ…///」

「多分火凛の仕業だね、あの子一応淫魔だから…(しかも同性愛者の…)」

「うぅぅ…///」

「着替え終わったかい?」

「はい…太ももが少しすーすーします…」

月巴の装いは太もも部分が少し空いており、腰の後ろ部分にはひらひらした物が付いている、上半身は脇腹部分が見え、それを覆い隠すように首元から外套がかかっている。

「良いわねぇ…最高だわぁ…」

「これ呉服屋に売ってるんですか?」

「いえ?蜃竜の手作りよ?あの子は糸を出す特殊な竜でね、裁縫がとっても得意なの。」

「な、なるほど…」

「さて、行きましょうか‼」

「え?どこにですか?」

「魔王様のとこよ?あんたがここに残るってことを伝えに行かなきゃ。」

「そうですね、行きましょう。」


続く…


この度はオタク学生が異世界で勇者として転生したけど魔族達に味方しますを読んでいただきまして誠にありがとうございます。

作者の妖峰輪廻です。

本日2度目の投稿になります。

今回は、転成を果たした精霊・加具那岐さんについてお話します。

加具那岐という名前は作中でも明言されている通り、加具土命と伊邪那岐から取っています、名前だけ見れば神様っぽいですが、精霊です、そもそもこの世界に神様も天使もいません。

性格は、初期の命令に忠実な機械のような性格から一変し、好きなことを全力で全うする、まさにオタクのような性格になっています。

初期段階ではそのままの性格でもいいかなと思ったんですが、全力で何かに取り組む人間みたいな性格にしてもいいじゃないかなということで、このような性格になりました。

加具那岐さんに関してお話できるのはここまで、これからどんどん人間らしくなっていくのでお楽しみに、

最後に、月巴さんや変態三姉妹等のプロフィールや本編では語っていない番外編なども同時に制作しているのでそちらも良ければ覗いて行ってもらえると幸いです。

それでは、また次のお話でお会いしましょう。

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