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フローラ、決意

「シビル様ッ! 素晴らしいですっ! あの絶大な魔力は宮廷魔導師の父よりも遙かに上ッ! 私、感服いたしましたっ! どうか、どうか私を側室にお加えくださいませっ!」


「フローラ様落ち着いてっ!」


「私に敬語は不要ですわっ! どうか私もセイナちゃんと同じように、いえ、それ以下の扱いで構いませんっ! 側室がダメなら小間使いで構いませんっ! 私にその魔力と英知の一旦を伝授してくださいませっ! そのためなら、なんでもいたしますっ!」


「落ち着いて、どうか落ち着いてくださいフローラ様」


『ぶへへへ、なんでも致しますってよシビルさん♪』


 頼むから今は黙っててくれ。


「どうどう、落ち着けフローラ。我が主が困っているではないか」


「で、でもぉ、でもぉおおおっ」


「あ、あの、シビル君……。さっき、スピリットリンカーで新しい感覚があったんだけど、ひょっとして」


 セイナに押さえられても興奮が収まらないフローラのバルンバルンおっぱいを眺めていると、ひそひそ声のホタルが話しかけてくる。


「ああ、さっきの戦闘が終わった時にフローラとスピリットリンカーで繋がったみたいだ」


「じゃあ今夜の見張りは私に任せてね☆」


「気が早いな」


「初めては痛いから、優しくしてあげないとダメだよ」


「わ、分かってるよ」


「フローラさんおっぱい大きいからなぁ~。セイナさんも大きめな上にスレンダーだし」


「拗ねるなって。ホタルだって魅力的だよ」


「ついでみたいに言われてもー」


 プクプクと頬を膨らませるホタルは小動物みたいで可愛い。


 こんな状態では美人と表現するのは難しいが、俺にとっては十分に魅力的と言える。


「機嫌直せって。ちゃんと順番にしてやるからさ」

「べ、別に……エッチをおねだりしてるわけじゃ……」


 モジモジしているホタルは明らかに何かを期待している。

 これは今夜にでも濡れ場まっしぐらだな。


◇◇◇


「す、すみません……取り乱してしまいまして」


「落ち着いてもらえたようで何よりでした」


「我が主、どうだろう。スピリットリンカーで繋がったことだし、フローラにも事情を話してみては?」


「す、スピリットリンカー? そういえば、心が温かい何かに守られているような……」


 どうやら事情を話す時がやってきたらしい。

 

 フローラだけが蚊帳の外だった状態にも限界が来ていたし、ここらで全員一緒の状態になるのに丁度良いぜ。


「フローラ様、俺が異常な人間だと思ったことはありませんか?」


「そ、それは……」


「聞き方が悪いかな。俺は普通の強さじゃない。正直、魔王ですら俺の敵ではないと思います」


「た、確かにもの凄いとは思ってましたが、それほど……」


「ええ。俺は、この世界の人間であると同時に、そうじゃない部分があります」


「そ、それは一体……」


 俺は自分の抱えている事情をフローラに全て話す事にした。


 転生者であること。特殊なスキルによって力に目覚めた事。


 そしてこの世界が俺の前世で物語の世界であったことなど。


 フローラは目を白黒させながら、しかし俺の話を否定することなく聞き入った。


 最終的に納得し、信じてくれた。


「お願いです。私にもその力を与えてください。もう弱いままは嫌なんです。与えられたものだとしても、人々を守れる力が欲しい」


「フローラ様、落ち着いて」


「落ち着いています。むしろ全てに納得がいきました。シビル様に感じていた不思議な感覚、転生者の力だったんですね」


「どうやらそのようです」


「シビル様、私は、既にあなたを男性としてお慕い申しております。将来シビル様の側室になることも、喜んで。むしろ私からお願い申し上げたいですわ」


 フローラは既に覚悟は決まったとばかりにズイズイと体を乗り出してくる。


 ここまで覚悟が決まっているなら止めるのも失礼だ。


『そんじゃあ恒例の奴いってみましょーっ! エロ同人で一発決めて魔力増量大作戦ですよー!』


 相変わらず良いムードが台無しだな。


 だがやるべきことは変わらない。


「フローラ、それじゃあ、この世界にはない方法で俺達は繋がることになる。いいかい?」


「はい。私に……教えてください。どんなことでも受け入れます」


『ぶへへへへっ、どんなことでも――』


 黙れアホ。


 俺はフローラの手を引き、テントの中へといざなう。


 覚悟の決まったフローラは自ら衣服を脱ぎ払い、俺の手を取って大人への階段を上ったのだった。


◇◇◇

 


「むにゃむにゃ……わ、わらひのおっぱいが、あんなことになるにゃんてぇ……♡ はわわぁ、シビルしゃまぁ♡ そんなご立派なモノを、挟んでしまわれたらぁ♡ はみゅぅにゅぅ♡」


「うへへへ……シビルくーん♡ ダメだよぉ……♡」


「んみゅおぉ♡ 我が主ぃ、私を椅子にしながらフローラとイチャイチャとぉ……どうか私にも御慈悲をぉ……」


 三者三様の寝言をむにゃりながら、テントの中はムンムンとしたメスの残り香に満たされていた。


 最初はフローラと二人きりだったが、フローラの喘ぎ声に辛抱たまらなくなったセイナが乱入し、最終的にホタルも引っ張り込んでの大ハーレムプレイ大会となった。


『妖精さんに見張りをさせるなんてシビルさんのイケずぅ。魔力めちゃくちゃ消費するんですよぉ~』


 いいから黙って結界張ってろ。せっかく新しい能力獲得したんだからな。


『分かってますよ~。ミルメットちゃんのニューパワーッ! エッチで経験値分配しましょーっ!』


 ミルメットの新能力。体を重ねるごとに俺の持ってる経験値の一部を譲渡することができる。


 更にはそれに派生した新能力を獲得することにも成功している。

 

 明日からそれらもお披露目するとしよう。

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