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殺人館の不死鳥  作者: かなかわ
生命編
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第一章【表】不死鳥の首は切りづらい 第一部

 夏。照りつける太陽からの光線を防ぐ手立てもなく、八木黒彦は大学生と言う身分には似合わない、どちらかといえば就職活動にしか着ないような白いワイシャツの袖で汗を拭っていた。

 これから向かう先は海であるが、海水浴を望むことはできないだろう。そこが砂浜など存在しない漁港であるゆえに。

 自分の足を持たないキャスター付きのスーツケースは八木に黙って引かれていればいいものを、時折悪戯のようにアスファルトが抉れて出来た窪みを掴んでは八木を苛立たせた。


「全く、日本の夏はどうしてこうも暑いのか……」


 日本以外の夏を知ってもいないくせに、愚痴が口から溢れた。


「これで集合場所を間違えていたら……海に入ろう。もうそれでいい、暑すぎる」


 言いながら、ポケットから小さなチケットケースを取り出し、中の【招待状】を改めて取り出した。八月一日、――県――市――町――の、白鷺漁港にて集合。その文字列を確認したのち、スマートフォンのメールフォルダを開き上司からの指示書を確認、自分の認識に誤りが無いよう改めて確認するとその両方を左右のポケットに戻した。「はあ……」それでもなお、八木はため息をついた。白鷺漁港へはここからでもまだしばらく歩かねばならない事実は、足取りを重くする。と、その時すぐ隣を一台の車が通り過ぎて行った。田舎町にはふさわしく無いような、真っ黒なポルシェ。無条件にイラッとする。いっそのことこちらもタクシーでも呼ぼうかと思うが、大学生である八木にはタクシーですらもったいないと自覚していた。


「ああ、最悪だ……」


 何度目かわからないその愚痴は、しかしあるものによって吹き飛ばされた。潮の匂い、海からの風。それは八木の汗でじっとりと濡れた肌をすり抜けてゆき、まとわりつく熱を攫っていく。それだけで沈んだ心持ちが幾分軽くなるとは、単純なやつだ、と自虐的に笑った。

 しかし、目的地はもうすぐだろう。顔を上げれば敷き詰められた住宅街の瓦屋根のその向こうに、ようやく果ての無い水平線が垣間見えたような気がした。果てが無い、とは言っても八木の目的地は漁港ではなく、その世界の果てに浮かぶ島であったが。


 ※


「だから、そこをどうにかできないのかね!」

「ですから、他の方の到着を待つようにと旦那様から申されておりますので、まだ船を動かすことはできかねます」


 白鷺漁港、その駐車場をスルーし、漁港とそれに連なる商店尽くを横目にスルーして八木は集合場所である船着場に到着した。だが、そこにはどうやら先客がいたようだ。


「おいおい、この私が誰だか分かっていないようだな? 私は貴様の主人の古い知り合いなのだよ。そこの融通は十分につく間柄なのだがね」

「どなたであろうと、決まりでございますので」


 一人はこの暑い中上等そうな漆黒のスーツを着込んだ老人。所々に露出した肌は日に焼けているのか浅黒く、豊かな白髪は癖毛なのかふわふわとその頭部を包んでいるが、不潔感が全く無い。口元を隠す髭は切り揃えられ、やはり不潔感は無かった。表情はまるで樹齢千年の木の表面のように深い溝が彫られており、険しく目の前の男を睨んでいる。年齢は六十前後だろうか、身長は八木と同じほど、175cm前後。体格は非常に細く、枯れ木のようだ。両手両足を揃えて立たれれば八木にすっぽりと隠れてしまうのでは無いだろうか。


「いい加減にしたまえよ! せめてアイツと話をさせろ!」


 対する一人は、対照的にとても大柄な男だった。明らかに染めたであろう茶色の髪はワックスで後方へ撫でつけられ、しかしその長さから放射状に広がり、正面から見ればまるで太陽――いや、たてがみのように見える。今でこそ老人に食ってかかってはいるが、その表情は普段は自身ありげにニヤリと笑っているのが似合いそうな、それでいて迫力のある、初老未満……四十五〜五十代前半くらいといった顔立ちだった。体格は前述の通り大柄、おそらくは180は超えているであろう身長に、ジムなどで鍛え上げているのであろう筋肉。そしてそれを所々に金色のラインをあしらった派手なダブルピースのスーツが包んでいた。全てに金をかけた何かの社長。それが八木の第一印象だった。


 そしてその二人が、おそらくは八木の目的地である集合場所で言い争っている。途端に憂鬱になった。今からでも来た道を汗を倍かいても帰ってやろうかな、と本気で思う。

 だが、八木にもおいそれと手元の招待状を放り投げられない事情があった。


「あの」


 恐る恐ると言った八木のその声に気づいたのは老人だった。牙を剥き出しにして怒鳴り散らしていた男性に向けていた視線とは一点、まるで保育園の保父さんのような人の良さそうな顔でこちらを迎え入れる。


「お待ちしておりました。そちらをお持ちということは、私どもの招待客でございますね?」


 枯れ木のような体がゆっくりと八木に向かって倒れる。お辞儀のようだったが、第一印象が凛として立っている姿だっただけに、妙に驚いてしまった。


「え、ええ。そうです、はい」

「ご足労感謝します。私の名前は【漆田うるしだ 羊介ようすけ】と申します、皆様の極楽島での暮らしをサポートさせていただく執事でございます。失礼ですが、お名前を頂戴してもよろしいでしょうか?」


 招待状を手渡し、手続きが進もうとしていたその時、取り残されていた男が口を挟んできた。


「おい! まだ私の話が終わっていないだろうが! ……む、君はさっきすれ違ったな? はっ、歩きできたやつに追いつかれるとは、これでは早く来た意味がないではないか! どうしてくれるんだ!」


 嗚呼、うるさい。八木は内心毒を吐いた。しかし後半のある言葉が引っかかった。すれ違ったな? そこでようやく思い至った。あのイヤミなポルシェは目の前の男のものだったようだ。思えば、抜けてきた駐車場にあの車が停まっていた。

 だが、八木は基本的に面倒ごとが嫌いな性格であった。相手がどれだけ理不尽でも、こちらに否など無くても、それでも人の良さそうな笑みを浮かべてなあなあにしようとしてしまう。そんな自分が八木は嫌いだ。


「あの、その……すみません」


 なんで謝っているんだか。自虐的に現在の自分をどこかの自分が嗤う。早くこの時間が過ぎればいいのに。


「お気になさらず、八木様」

「全く……それが済んだのならいい加減私との話に戻りたまえ。せめてあいつと電話を繋げてもらえないか。執事であれば繋がるものを一つは持っているだろう?」

「旦那様は個人的に繋がる通信機器をお持ちになりません」

「だああっ!」


 いい歳した大人が叫んでやがる、帰りてえ。集合時間に早めにつくよう行動するのは八木の美点ではあったが、ここでは完全に裏目だったようだ。あと十五分はここでこのやりとりに同席していなければならないだろう。せめて海でも眺めようか、と船が何艘も鎮座する船着場の、船と船との間にちびちびと跳ねる波を眺めようと視線を逸らした時、目の前に灰色があった。


「うわっ」


 灰色、否それは地味な配色のスーツであった。音もなく、この場の誰にも気付かれないうちに、八木の背後に人が立っていたのだ。おそらくは、女性。なぜ断定できていないのかといえば、スーツはパンツスタイルであった為であるのと、背がかなり高かったためである。腰まで届きかねない長い髪と、大きく膨らんだ胸元さえなければ、八木は失礼にもその人物を女性的な顔立ちの男性だと思ったはずである。


「これは失礼しました。招待状を拝見させていただきます」


 漆田が恭しく女性に頭を下げる。女性は八木の叫びにも漆田の礼にも意に介さないように、無言でポケットから綺麗に折り畳まれた一枚の紙を取り出した。八木のそれと同じデザインである、招待状だ。鬣の男はちっと舌打ちをする。


「……確かに。失礼ですが、お名前を頂戴させていただきます」


 ようやく、女性は口を開く。


「【神大かみおお 路傍ろぼう】です。本来招待された【猫島ねこしま 吉都きっと】が来れなくなったために、代理で来ました」


 神大路傍と名乗る人物は、その場の男三人を順に見やる。その目つきは非常に鋭く、まるで狩人のようだ、と八木は連想した。それは連想ゲーム、ただの遊びのようなものだったが、彼女は何かを見定めようとしている。それだけは確かだった。それは何を? そこまで連想したところで、八木はぶるりと背筋を震わせた。そこからはゲームでは済まなそうだったために。

 もしかすると185cmはありそうな彼女のかなり高い背から伸びる長い髪が潮風に揺れる。櫛は通したのであろうが、髪質が硬いのかそれでも散っている印象だ。あまり身なりには気を使わない性質なのだろう。顔を隠す前髪が陰気な印象だ。

 大神は、全員をただ、睨みつけたまま。


「よろしくお願いします」


 と軽く頭を下げ、再び黙った。

 代理……? 八木の頭に疑問符が浮かんだ。どうやら彼女は直接招待されたわけでは無く、その猫島さんとやらから招待状を譲り受けたらしい。


「ええ、伺っております。問題ありません」


 漆田はさして驚いた様子もなく、受け入れている。

 未だ名前のわからない何かしらの社長らしい男も、目の前の女性の妙な迫力に気圧されたのか、再び漆田に食ってかかる気配は無い。しかし何かが起これば、それが誰であろうと、理由はなくとも、飛びかかりそうな嫌な雰囲気にその場は満たされた。人が増えたところで雰囲気は変わらない。八木の胸中はげんなりとしたものだった。

 そして八木の思いとは裏腹にその"げんなり"は加速する。


「あれっ、もう人こんなに来てんじゃん」


 人が増えるたびに重苦しくなる船着場の空気に、甲高い声が刃物のように飛び込んだ。


「最悪、散々迷ったんだけど。まさかアタシが最後じゃないわよね」


 再び女。だが今度はあまりにもわかりやすかった。小さなスーツケースをゴロゴロと引きずり向かってくる彼女は、そのスーツケースすら巨大に見えるほど小柄だったのだ。160cm、下手すればそれ以下の身長だ。

 黒い髪が背の中心まで伸ばされているが、その毛先は薄くピンク色に染められていた。おそらくは、かつてはピンク一色に染めていたものの、やがて染めることをやめた結果だろう。手には付け爪が目立ち、服装は胸元までしか覆わない、所謂クロップドジャケットを羽織ったTシャツにジーパンといったラフな装いだが、その全てに派手なプリントが大きく踊っていた。


「アンタがスタッフ? はい招待状。名前は【兎薔薇うさぎばら 真美実まみみ】。で、あとどのくらい待てばいいの?」


 小柄な女は漆田に矢継ぎ早に言葉を投げかける。しかし相手もプロなのだろう、その一つ一つに即座に答えを返している。八木が相手をしたならば彼の混乱ともたもたと下手を打つ様に最後には八木を心底嫌う、そういうタイプだ。


「兎薔薇、真美実……」


 どこかで誰かが呟いた。それはあまりにも小さかったために、八木は誰が発したものかわからなかった。だが名前の持ち主、兎薔薇にも届いたようで「誰? 何か言った?」と視線を彷徨わせ、最後はうっかり目があってしまった八木に向かって「何?」と放つ。どうやら目があったというだけで八木が呟いたのだと思われたようだ。


「え! 僕ですか、えっと、いや、珍しい名前だな、と……」


 自分の発言ではないと言っても面倒そうだったために、八木は適当に言い訳をする。


「そうでしょう? パパがつけてくれたの。気に入ってるのよ」


 兎薔薇はなるほど、と納得したようにうんうんと頷き、八木を見上げ、


「だから気安く呼ぶんじゃないわよ」


 と毒を吐いて背を向けた。

 どんより、げんなり。


 ※


 そこから、しばらくが過ぎた。集合時間は十二時半であるのに、すでにその五分前に来てしまった。漆田が動き少なく静かに視線を彷徨わせているところから察するに、まだ来ていない人がいるのだろう。

 その間、全員無言。目を合わせる者もいない。招待状に書かれている内容からは数日の共同生活が約束されているだけに、すでに八木の胃がキリキリと痛んでくる。仲良くキャンプ、仲良く語らい、仲良くおやすみの挨拶をして、仲良くベッドに入る。そこまでのものを夢想するほど八木は楽天的ではなかったにしろ、ここまでのものを想像するほど悲観的でもなかったというのに。予想外だった。


「ねー」


 スマートフォンから顔も上げずに兎薔薇。


「いかがなさいましたか?」


 気分を悪くした様子もなく漆田。


「アタシたちいつまで待たなきゃいけないのよ。もうとっくに予定の時間は過ぎてるじゃない」


 もうとっくに、という言葉に腕時計を確認したが、指している時刻はぴったり午後一時。三十秒ほど過ぎてはいるが。


「今朝参加者様全員にお電話で確認させていただきましたところ、全員の参加の意思が取れましたので、遅れる方がいた場合三十分ほどお待ちする予定になっております」


「……嘘でしょ」


 答えてくれたことに対して礼も言わずにため息で返事をする。八木はそっと目を逸らして遠くを見ることにした。車通りの少ない漁場脇の道路だが、そのうちの一つがウィンカーを出した。おや? と八木がそれに注視したのは、そのウィンカーの先には漁場の駐車場があったからだ。漁場の関係者だろうか。いや、その車、車種にして軽トラには「廃科工務店」という文字が並んでいた。ナンバープレートには宇都宮とある。ここからかなり遠い場所から来たようだが、このタイミングから察するに、まさかこのメンバーに新たな参加者なのだろうか。ならばせめて、快活とまでは言わずともコミュニケーションに明るい人間が来て欲しいと八木は切に願った。


 ※


「【月熊つきくま 大和やまと】だ」


 数分後、八木の願いは目の前の大男に木っ端微塵にぶち壊されていた。

 大男とは言っても、身長は175cm前後、漆田と同じくらいであり、この中での最高身長は獅子噛あるいは神大のままだ。しかし彼の場合は縦ではなく、横に大きいのだった。太っているわけではない、彼の全身は鍛え上げられた筋肉によって包まれていたのだ。獅子噛の筋肉が他人に見せるためにジムで鍛え上げられた筋肉だとすれば、月熊と名乗る彼のそれは、力仕事のために現れたものだろうと一眼でわかる。細身の八木など、彼の気まぐれで簡単に引きちぎられてしまうのではないだろうか。


 年齢は四十代……いや、無精髭が目立つものの顔の皺は深くなく、白髪が見えないためもっと若い……三十代前半ほどだろうか。服装は箪笥に押し込められていたものをこの日のために引っ張り出してきたであろうクシャクシャのスーツ、クシャクシャのズボンに大きな体を無理やり詰め込み、そして首元に軽トラに書かれていたものと同じフォントで「廃科工務店」とプリントされていたタオルを巻いていた。どこからどう見ても、ヘルメットと繋ぎの似合うドカタの大工さんと言った様相である。


 彼はズボンのポケットからクシャクシャの招待状を取り出して漆田に渡し、次いで名乗ったが、彼はこの催しにあまり興味がないのか、それ以来言葉を発することはなかった。逞しい腕を組み、どこともなく視線を投げているだけだ。

 ただ、目を引くものがあるとすれば、その組まれた両腕はスーツの袖から見える部分から指先までが、厚い包帯で巻かれていたことだ。

 仕事中に負った怪我のためだろうか。だが痛みを感じている素振りはない。ならば何故、両腕に過剰と言えるほど包帯を巻くのだろうか。


 とにかく、こいつもコミュニケーションには期待できないタイプか。八木は暗雲立ち込める思いでこれからの旅程を憂いた――その時。


「ずいぶん遅刻してしまったな」


 その声に全員が一点を見つめた。そうせざるを得ない引力を、その声は持っていた。そしてその声の主の正体を八木はその目に認めることになった。

 炎。

 ほんの一瞬だが、八木を含めたその場の全員、炎がそこに燃え盛っていると錯覚した。

 その炎は人一人ほどの大きさでしかなく、そもそもそれは炎などではなく、ただ人一人だった。

 大きなサングラスをかけ、巨大なスーツケースを引きずっている炎。それは、大袈裟な所作でサングラスを取り払った。その下の素顔があらわとなる。

 その炎とは、美しい高校生ほどの少女であった。なだらかで綺麗な輪郭を持った顔面には、メイクなどしていないだろうにもかかわらず黒く艶やかな睫毛に縁取られた緋色の瞳、高すぎないがすらっと伸びる鼻筋に、薄く笑みを浮かべる柔らかそうな桃色の唇が乗っており、その小さい顔立ちを覆う長い黒髪は夏の鋭い日光で輝き赤く煌めいていた。服装はというと、美しい顔立ちを引き立てるためか飾り気のないシンプルだが高級であろう黒いワンピースであり、首回りの襟に控えめに白いレースがあしらわれているのみだ。


「すまない、待たせた。私の名前は【鳳凰堂椿ほうおうどう つばき】。これから数日間よろしく」


 波止場に一瞬静寂が満ちた。波の音すら止まったようなそれは、ただ単に鳳凰堂と名乗る少女の堂々たる登場に呆気に取られただけでもあった。


「鳳凰堂様、ですね。お待ちしておりました、私は執事兼案内人でございます、漆田羊介と申します」

「うん、よろしく。これが招待状だ」

「……確かに」


 懐から特徴的な便箋を取り出し、渡す。鳳凰堂の動作は全て精巧な人形のように滑らかで、作画の良いアニメーションか、あるいはダンスを見ているようだ。


「で、お前たち」


 サングラスを器用に人差し指でクルクルと回しながら少女は他のメンバーに向き直り、「自己紹介は船の中で行おう。さ、行こう」などと勝手に決めて停泊している船の一隻へと向かう。

 妙に自信満々、そして自分勝手な女。その場の誰もが思い、しかしその後に続く好感度の変異はそれぞれであった。

 中でも八木が感じ取った彼女への想いは他の人と違う――既視感、であった。

 どこかで会ったことがある。八木黒彦は確かにそう思い、朧げな記憶を蹴散らすように船へと乗り込んだ。


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