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今を生きる第6問(医療と軍事の間でコロナってどうすればいいの?)

作者: カズ ナガサワ

 今を生きるシリーズを暫くお休みしておりました。

 その間に、別のジャンルの作品に取り掛かっており。今の時代に足りないものはいったい何だろうと思って、たどり着いたのが子供向けの作品でした。


 子ども騙しと言われるのに、何故か信じてしまう不思議なコロナ。『コロナはただの風邪だ!』という発言はせめて『コロナは風邪の一種だ!』と言い直してもいいんじゃないかと思っております。公共のメディアで『コロナはただの風邪だ!』と言った人や、これを取り上げたマスコミに、ただとは?!‥ただより高いものはない!と言ってみたい気もします。


 ところで、それ以上にロシアがまた戦争を始めてしまったので、産業バランスが医療から軍事にシフトすると予想される昨今です。しかし、そうはさせまいと、ロシアをなだめ、タダでは済まないと経済制裁を加えると『これはタダの隣国への武力行使だ!』と、タダと言えば何でも通用する強烈な世界が来るかもしれません。


 それから、ワクチン供給含めた陰謀論が言われていたましたが、よく考えれば有り余る莫大な金を手にした人は、陰謀を企ててもリスクだけしかないので何ら意味もない。従って、陰謀論を主張した人の陰謀だったので、これにも『タダの陰謀論』だと想像できます。また細菌兵器についてもテロリストか精神異常者であれぱ可能性はありますが、先ず自分で効果のあるワクチンを開発してから、細菌兵器を使うのが順番ですよね。


 ちょっと身近な話題として、今回ようやく感染対策を完璧にやれば、飲み会で会えると思っていたやさきに、会社の同僚二人が相次いでオミクロン株に感染しました。そして今日また、声優の師匠が休んでいた理由がコロナだと知り、なんだか周りから攻め込まれて、私も何れは感染すると思っております。これも『タダの時間の問題』でしょうが?!


 こんな中、この今を生きるで『コロナってどうすればいいの?』と聞かれたら、既に答えは出ていると説明したいのですが、情勢が医療産業から軍事産業にシフトするようなロシアの動きで、このままでは不況になるという新たなシナリオが出たので、これをいつものように、楽しく、分かりやすくお話しします。



◎先ず、気になるコロナから

 医療体制が何とか崩壊しない状況になれば、次第にインフルエンザと同じように取り扱われます。要は、一つの感染症に対して、4つの対策が整えば、徐々に危険性が下がったと見なされ、日常的な対策にシフトするということです。その4つの対策とは、これです。

①ワクチン効果が一定以上見込める(安全で副反応が少)

②抗ウイルス薬がインフルエンザと同程度に供給できる

③しっかりと根拠のある日常的な感染対策が定着する

④救急医療体制を2倍程度強化し人材を育てる

※亜種、変異種に対して③、④は絶対的要素

ところが、何故か来年度予算案に反映されていない。もしかして、自民党からやらせの改正要求でも出させるつもりかもね!


◎ウクライナ情勢について

 簡単に経済制裁と言っても、相手も制裁に対して反撃するというのは当たり前です。実状は経済制裁と言う名の制裁関係国とロシアの我慢比べです。

 ロシアの得意技は、エネルギー、海産物、海上警備(だ

捕)、情報テロ(サイバー攻撃)、軍事行動など。

 日本の得意技は、アメリカ頼み、国民の忍耐強さ、わざと甘く見られて油断させる、他の国から高価いものを輸入しても誰も驚かない。


 ロシアは、制裁協力国以外を経由して普通に輸入し、逆に輸出もします。当然、軍事的圧力や政治的圧力(逆らえば暗殺?)でお値段据え置きのままで。

 日本は、他の国が値を釣り上げた高い品物を輸入し、税金で赤字を補填、輸出も資源不足の影響で低調になる。


※ロシアは西側諸国の弱点を知り尽くした国です。ワンパターンの経済制裁を軽々とかわすシナリオを持っていて、ウクライナ攻撃を仕掛けて来ていると言えます。


 それじゃあ、何でプーチンは戦争するのか???

 目的は幾つかありますが、もしロシアに損害が出ても、それ以上のメリットがあると踏んだからです。例えば、

①ロシアは国境国に軍事的脅威をチラつかせ、経済や軍事体制を自国有利に展開できる。NATO加盟を妨害する。

②国連の権威の限界を示し、国際的な実質支配は軍事力や自国保有の資源だということを訴えたい。

③西側と緊密な反プーチン勢力の粛清による国内統治

④軍事産業やエネルギー産業への需要増強(ロシアから買った国に優しい外交、買わない国には圧力を)


 こんな情勢なのに、日本の外交政策は、マスコミを使い目立ちたがり屋の政治家がパフォーマンスをするのが外交だと無能さを示し、ロシアに安心感をわざと与える戦略を取っているのです。→そう信じたいだけ。

 これに反して、一番ダメージを受けるエネルギーや輸出産業は、商社を通じたり、他国協調等により様々なカードを切ってダメージの最小化を図っているところです。この状況は、漫才のボケ役が日本の政治、突っ込みとネタ作りは外商や輸出産業と、わりと分かりやすい構図で、経済界は最初から政治をあてにしていません。


 それでも影響が長期化し、金融や保険など資金運用の焦げ付き等で、特に社会保障制度に影響が出始めれば、一気に国や地方が財政破綻し、不況に突入すると考えられます。

 要するに、政治が邪魔をしなければ、短期間の対応は経済界で何とかできる。しかし、長引くとコロナと国際政策という日本政治の苦手な部分が足を引っ張り、息が続かないということです。


◎更にポイント深堀

 今一度、深堀して整理します。

 このままでは、コロナ対策を優先する前に、国際協調の立場で、紛争対策という避けては通れない事態を優先しなければなりません。天然ガスや石油、木材等、ロシアの資源に依存した部分を他の国に振り分けたり、現地法人への支援や難民問題は想定できますが、北方領土問題は再び頓挫し、逆に緊張が増すと思われます。日本にとって一番嫌なシナリオは、北海道の安全を脅かすカードをロシアが切ったときの対応です。

 ウクライナは正式な国家ですが、親ロシア系の国民が住んでいるというだけで軍事介入する。北方領土も同じようにロシア人が住み続けると、領土として何処の国に属したとしても、いつでもロシア軍が軍事介入するという現実を見せ付けられているのです。


 また、ウクライナには福島第一原発事故と同じように、チェルノブイリがあります。チェルノブイリの遮へい壁を壊すようなカードを切らなくても、放射能レベルが軍事介入以降上がっていると情報を流すだけで、NATOやアメリカ、それに絡んでいる中国もダメージを受けます。プーチンが核兵器使用をちらつかす、えげつない国際戦略を出すのは、その脅威が北朝鮮の感覚に近づいているという話と言えます。

 ウクライナは遠くても、ロシアは北海道の直ぐ側の隣国であるという認識を間違えないように願います。


※プーチンに弱点はないのか?

実は、彼の弱点は彼自身です。彼はコンプレックスの塊です。ロシア人であって低身長で顔もキツネのようで、頭も剥げている。今の地位に上がるまで多くのライバルを蹴落とし、長期政権により権力を一手に握りました。しかし、国政では、国内の不満は力でねじ伏せるという旧ソ連と同じようなことを行い、対外政策では戦争と軍事圧力で西側諸国から経済制裁を受けている。ロシア国民は昔から本音と建前をわきまえ、自分が良ければ何でも有りの国民性が未だに強い。だから、ドーピングや賄賂、アル中率というモラル低下が国の中にはびこるのです。その国民性の存在が軍事介入という、我々が疑うような行為に走らせているとも言えます。

 プーチンが憎まれれば、暗殺と言う懸念が付きまとい、彼は周りを信じられなくなり心を病みます。それを政権内部がどう捉えるかが問題です。


◎関連事項

 今の時点では推測に過ぎませんが、プーチンがとことん西側に反旗を飜えすとすると、コロナの影響にあやかり、細菌兵器を使う可能性をチラつかせることです。

 例えば、新種のコロナがウクライナの首都キエフでまん延したとします。新種と言ってオミクロンでも構いませんが、戦時下の医療体制は脆弱で重症化は避けられません。ロシア軍は停戦に応じ、撤退するかと思いきや、医療支援としてウクライナに駐留し、親ロシア住民やロシアに従う者を優先して診療にあたる。


※シメの一言

ハバロフスクにいるロシア海軍の潜水艦が、津軽海峡をわざと通過して太平洋に出ると、マグロの値段が上がる? ロシアは自国の海域を通過した方が近いでしょうね! そう言えば海底トンネルが通っている場合、どこまでが領土でしたっけ? 日本の弱点の多さに逆にロシアが困りはしないかと心配です。ロシアの潜水艦がトンネルを攻撃目標にしないことを祈ります。

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