小説は私の何…?
見たか、お前。
存分に後悔するがいい。
ふ・・・
私は本が、小説が大好きである。
ものすごい大好きである。
文字を読むのが大好きである。
でも、ときどき読んでいる時文字を読みたくなくなる。
ものすごい嫌になる。
文字を読むのが好きなのに、なぜか文字を読みたくなくなる。
そう思った私は、なぜ、文字を、小説を読むようになったか思い出した。
そう、あれは好きな人に恋をした時だ。
その好きな人は小説を読むのが好きで、
私もその話題で好きな人と距離を縮めて話そうと思った。
だから、私は小説を読み始めた。
好きな人が読んでいる小説を。
ラノベを…
そして私は小説を読むのが好きになった、と言うつもりになっていたのだ。
あぁ…あぁああぁ…
そうか…そうなのか…
だっだらその好きな人と話してたことは嘘なのか?
『私、小説好きなんだ』
『へぇ。君とは気が合いそうだ』
『今日ね、新しい小説買ったの。ほら』
『あ、これおもしろいよな』
『私、死ぬほど小説が好き!命と同じぐらい大好き!』
…全部…全部…嘘なんだ…
小説は私の何…?
それは、
『彼との距離を縮めるたった一つの物だった・・・』
う〜ん?
まぁとりあえずいいかな…うん…
なんか気色悪い…