第3話 陣取り合戦
薄暗くほんのり肌寒い冷気が空間を満たしている、あちらこちらに点在する灯りのおかげで辺りを見渡す事に苦労はしない。半径40メートル程の広い円形の部屋に出入り口が1つあり、その先には1本の大きな道が横に続いていてエド達のいる部屋の向かい側には同じような部屋があってそこには別のパーティが見えるが本来こちらのパーティであるはずのレイがそこで話をしている、そんな姿を見てクレアが話す。
「あいつ何してんのよ、テストはもう始まってるってのに」
「レイは俺たちの中で1番頭が切れる奴だからな、何か考えがあるんだろう」
「アッシュさんの言う通りですよ、信じましょう」
クレアがため息をつくとちょうどレイが帰ってくる。
「レイさんおかえりなさい、何をしてたんですか?」
「テストを突破し易くするために準備してたのさ、この洞窟はアリの巣のように1本の道に左右に部屋があってそれぞれの部屋がパーティの陣地になってるけど、俺たちの部屋はその中でも1番奥にあって追い込まれやすい場所にあるからそうならないようにな、それにこのテストの勝利条件は時間終了まで1パーティに2本与えられた旗を守り抜け、つまりは30分もの間他の敵から旗を守り続けなきゃいけない」
「それは、考えてみると確かにしんどいな」
「そこで俺は、今さっき俺たち以外の5パーティと同盟を組んで来たのさ」
「5パーティってつまりそれ全体の半分を味方に付けちゃったの? すごいじゃない」
「さすがだな」
「でもどうやって約束を取り付けたんですか?」
エドの問いかけに対してレイは自信満々な顔で懐から赤く輝く小さな石を見せる。
「これは、マジックストーンじゃない」
「これってそんな有名なやつなのか?」
「アッシュも知らないの? 装備の神気内包量を底上げしてくれる物で、この大きさなら金貨5万前後するのよ」
「それってつまりどうなるんですか?」
「つまりは装備をパワーアップできるってことよ」
「俺はこのマジックストーンを全部のパーティリーダーに渡してきた、もちろんただで渡したんじゃないぞ? テストが終わったら結果に関係なく他のパーティメンバーにもあげる約束をして来たこれくらいの金でテストが楽になるなら大した事じゃないさ」
「ええ! マジックストーンを全員分ってFランクのテストにここまでやるってあんたどんだけ金持ちなのよ」
「これでもホームズ家の王子だからな」
「納得したわ」
「もう集合時間になるし旗の1本はここに刺してさっさと行こうぜ」
道中思い出したようにエドはみんなに尋ねる。
「そういえば最初のテスト300人を50にしましたよね、今12パーティいますけど2人余っちゃった人はどうしてるんでしょう?」
「確かにそれ私も気になってた」
「どこか適当なパーティに入ってるんじゃないのか?」
「いや、俺がエントランスホールで見た時は48人だったもしかしたらこのテストかなり面倒な事になるかもな、いいかできるだけ最後まで力を温存しよう何が起こるかわからん」
集合場所はエド達の陣地から3パーティ分離れた4つ目の陣地の前だった、既に3組ほどのパーティが集まっている。その中でもリーダーらしき3人が話をしているのが見えた、そこにレイが小首を傾げ3人に問いかける。
「どうしたんだ? とっくに戦ってると思ったんだけどやけに静かだな」
「俺たちもさっぱりなんだ、だから偵察も兼ねて進もうかって話してたんだよ」
「そうか、じゃあそれで行こう他の奴らもすぐ来るだろう」
全員が頷くと適当に隊列を組んで慎重に歩き出す。少し歩くと最初の敵陣地の前に到着する、先頭にいたパーティの1人が恐る恐る覗くが中には1人もいない、陣地の中心には自軍の証として残したであろう旗が刺さってるだけであった。戻ってみんなに報告しもう1つの部屋を見ても同じ光景だったことを知らせたその時最後の部屋から身軽な男が血相を変えて愚痴をこぼしながら逃げるのが見えた。
「ちくしょー聞いてねぇよ、なんであんな化け物と一緒なテストなんだよふざけやがって」
瞬間逃げて来た陣地から誰かがその男に凄まじい速さで近づき拳による強烈な一撃を叩き込むと土煙りが上がりその姿を包み込む、土煙りが晴れて地面に転がる男のピクリとも動かない姿を見てその場の全員が臨戦態勢に入る。目の前に立っているのはエドと同じくらいの年齢に見える少女だった、青い長髪に先ほどの破壊力があるとは思えないほど女の子らしい身体に端正な顔つきで魅力的と言える容姿をしていた普段ならば男達が群がりそうな見た目もこの状況では男達が距離を置こうとして僅かに下がらせる程の迫力をしている。少女がつまらなさそうに見下して挑発する。
「立ち向かって来る奴はいないの? 腰抜けどもめ」
安い挑発だがその場の半分程度の人数が一斉に襲い掛かるが、たった1人であっという間に制圧してしまう。残された者達はレイの指示を仰ぐとそれに応える。
「散開してそれぞれ防御に徹してくれ、余裕のある奴から攻撃するんだ」
指示を受けると速やかに散開し青髪の少女を囲む、少女は目だけ動かして嘲笑うように呟く。
「愚策だな、圧倒的力の前に雑魚が何匹いても無意味なんだよ」
散開した男達を手短なところから殴り飛ばしていく、その光景を見た数人の男は恐れをなして来た道へ逃げて行く。
後ろからは合流するための残りのパーティがこちらへ駆けつけようと走ってきていたその時、その後ろに1人の男が転送されてきた、刈り上げた頭に195センチはある身長にそれなりに付いた筋肉にはタトゥーが入っている、その手には価値の低そうな剣が握られている。
「ん〜? 思ったより多めに残ってるなぁー、どれから始末しようかなー」
買い物に来た人が品定めをするように周りを見渡す、驚愕と謎に満ちた視線を全身に浴びた男は殺人鬼のような目つきで1番近くにいた者を斬りつける、斬られた男は肩から胴体が斜めに切断され倒れたその場に赤い水たまりを作る。洞窟全体に緊張が走り数人がそれぞれ刃物を持って謎の男に立ち向かう。
「てめぇよくも俺たちの仲間をやってくれたな」
「ただで済むと思うなよ?」
「ふーん、それでお前らに何ができるの?」
「てめぇをぶっ殺すことができるんだよ!」
怒号を合図に攻撃を仕掛けると謎の男はまず最初に斬りかかって来た男の腹部目掛けて蹴り飛ばす、次に左右から挟み討ちされるが右から来た男の剣ごとその男を横に両断しその勢いを残して反対側の男も両断する、自分の足元にできた死体を一瞥して一言つまらなさそうに呟く。
「脆い」
まさに門前の虎後門の狼である、絶望的と思われるこの状況で悪人のような笑みを浮かべてレイは発言する。
「その男倒せたら金貨5000万やるけど、どうする?」
その場に居た者全てがレイに目を向ける、信じられないと言いたげな表情をされてレイは付け加える。
「信じられないか? 俺はあのホームズ家の王子なんだ、嘘やはったりでホームズの名を口にする馬鹿がいないのはみんなわかるだろ、早くしないと誰かに先に5000万持ってかれてもいいのか先着1名だぞ」
ホームズの名を偽ることは自殺行為に等しい事を知っている男達はみんなレイの言葉には信憑性があることを理解して我先にと謎の男の首を狙う。雪崩のように押し寄せ、さすがに謎の男もその数に圧倒される、エド達は苦戦する様子を眺めていると先程の少女がレイに話しかけて来る。
「あんたなかなかの策士だねさすがはホームズ家の男ってことか、めんどくさそうな奴は足止めできてるみたいだけど私の事はどうするつもり?」
「取引しようぜ、お前アルフォート家のサラ・アルフォートだろ? お前の宝具の使い方教えてやるよ」
「え、アルフォート家って21国神徒の?」
レイはクレアの驚きを無視する、サラと呼ばれた少女はレイを睨みつけて疑問を口にした。
「は? なんであんたが私の宝具の事知ってるのよ」
「父さんの資料室には今まで戦ってきた奴らの詳細が載ってる本があるんだがその中にアルフォート家の宝具の発動条件が書かれていたんだ、その右腕の腕輪が宝具なんだろ実物は初めて見たが普通なら扱えるようになるのにかなり時間がかかるみたいじゃないか下手すれば一生使えないぐらい、俺が教えてやれるのは要はコツだそれでもコツを知ってるかどうかがどれだけのアドバンテージかわかるだろ?」
「発動条件があることまで知ってるのね、じゃあその情報と何を交換したいわけ?」
「簡単さ俺たちとこれからのFランクのテストを合格してくれもちろん全員でな」
「私1人でも合格なんてできるわよ、そんな甘い考えで大丈夫だと思ってるの? ちょっと頼りすぎなんじゃない?」
「ふ、いつものテストならそうだっただろうな」
「どういうことなの?」
「気づいてないのか、このテストは俺たち全員合格させないつもりだぞ」
「な、なんでそんなこと言えるのよ! いくらなんでもそんなこと」
「今まさにおかしな事が起きてるだろ挑戦者が2人余るという謎、急に参加してきたあのタトゥーの男間違いなくEクラスでも上位の人間だ、そんなやつがここで俺たちに無差別な敵意を見せてるんだ俺たちはみんな気づいてたけどお前、気づいてなかったのか?」
レイの素朴な疑問にサラは慌てる。
「そ、そんなわけないでしょ! 」
「とりあえず、そういう事だからどうする? まだこの先何が起こるかわからない状況でお前がいくら強いからって孤立するのは愚策だと思うぞ、それならいっそ俺たちと手を組もうぜ」
少しだけ考え込むとサラはレイとの取引に応じることにした、話が終わると同時にサラの仲間達がやって来た、先頭にいるのは坊主頭でいかにも弱そうな一般人といった見た目だが堂々としている男でどうやらリーダーのようだ。
「おーい、大丈夫か? ったく、勝手に突っ走りやがって一応俺たちは仲間だぞ」
坊主頭の男の背後には腰に刀を差した無造作なショートの黒髪を僅かに揺らしている男が姿勢よく付いてくる、端正な顔立ちにはまだ幼さを見せるがその雰囲気はどこか凛々しさを感じる。
「どうしたんだ、何か問題でも起きたのか?」
彼の後ろをその低い身長には不釣り合いな大きさのスナイパーライフルを担いだ少女が無表情でついて来る、綺麗に整えられた若紫色のショートヘアとどこか大人っぽい独特な雰囲気が特徴的だ。その4人がサラのパーティのようだ、サラが仲間達に事情を説明していると1人の死体が近くに飛んで来て緊張感が増す、タトゥーの男が肩で息をするほど疲労している、多少の傷があるだけで致命傷を受けてるようには見えない。戦っていた奴らは7人まで減っている、レイはエド達に視線を送るとエド達は頷きで返しそれぞれ臨戦態勢に入りあらかじめレイから聞いている作戦を思い出す。
「レイさんこっちは準備できました」
「私の方もできたわ」
「わかった、こっちもサラ達と話が済んだから今から作戦開始だ」
●
試験官たち責任者のみが入れる監視室、そこに2人の試験官がテストについて話していた。1人は金髪ですらりとした体型で軟派な男という外見とは裏腹に軍人のような立ち方でテスト会場を見つめている、そんな彼に赤銅色の髪をオールバックにした低身長の男、ロト・ローエンが楽しそうに話し掛ける。
「ねぇねぇミルは今回どんだけ生き残れる奴がいると思う?」
「そうだな、チームワークが良ければ10人くらいは生き残れるんじゃないのか」
「それにしても今回のイレギュラーにEランクの死刑囚を選んだのはなんでか知ってんの?」
「いや、私は知らないロトは何か聞いてないのか?」
「知らねぇよ試験監督の考えてる事なんて、あのいかれ野郎なーにが黙って言う通りにしろだふざけやがって」
空気が抜けるような音がすると2人の後ろの自動ドアが開き、飴色の腰まで伸びたロングヘアを揺らして170センチの身長にゆったりとした服装の女性が監視室に入って来る、大人っぽい顔立ちで終始微笑みを絶やさないのは彼女なりの処世術なのだろう。
「あら、私は野郎でも無いしふざけてもいませんよ」
突然現れた女性に驚きミルは平然とロトは慌てて姿勢を正して彼女ルア・ノアールに向き直り挨拶をする。
「こ、これは試験監督様いかがなさいました?」
「もう遅いだろロト、バレてるよ」
「ふふっいいんですよ、それよりミルさん状況はどうですか? どのくらい死にましたか?」
「31人の死亡を確認しました、今回は21国神徒の血縁者が2人もいるみたいですから10人くらいは合格するかと思います」
「そうですか、では最後のテストは予定通りで行きましょう」
そう言い残して彼女は微笑みながら監視室を後にする。
「はぁ〜なーんか企んでる感じだよな」
「そうだな、いつも何を考えてるかわからない人だけど今回は特にきな臭い気がする」
「あれでこの階層の最高責任者なんだからマジでたちが悪いぜ」
「みんな無事に登ってくれればいいんだがな」
ミルは試験会場を映しているモニターに目をやり小さくため息を吐く。
●
剣が上段から下段へと振り下ろされてそれをアッシュはエドから借りた鉈で全力で受け止める、金属と金属がぶつかる音が響きアッシュは歯を食いしばってその重みに耐える。タトゥーの男の重みある剣を次々に受けてはなんとか耐える、幸いにもついていけない速度ではなくアッシュの身体能力の高さもあって今は耐えられているがいつまで続くかわからない、タトゥーの男の背後から別のパーティの男達が攻撃を仕掛けるが身体に刃が入らずに弾かれる。
「ちくしょうなんなんだよコイツなんで斬っても斬っても傷1つ付かないんだよ」
タトゥーの男は後ろから斬りつけてくる男の頭を正面から鷲掴みにしてサラ目掛けて投げ飛ばす、それを軽く頭を横にやって避ける。先程から何度かその行為を繰り返しており待ちくたびれたようにサラに質問をする。
「なぁおい、そこの青いのてめぇがここで1番強そうなのになんでかかってこないんだ? やる気ねぇのか?」
「答える必要あるの? (体力の完全回復までもうちょっとってところかな)」
「まぁ確かにねぇな、今から死ぬんだからよー」
そう言い放つとサラに向かって一気に距離を詰める、サラは仕方ないといった様子でそれに応じる。叩き落とすような斬りつけをギリギリでかわして相手の脇腹に左足を軸に回し蹴りを叩きつけるがその感触に違和感を感じたサラは素早く距離を取る。
「神気による身体強化ね」
「おっとさすがにバレちまったかまだ教わってないはずだが今のでわかるってことはお前ただの挑戦者じゃないな?」
「まぁね」
「もう使い方は大丈夫なのか?」
「私もこれ初めて使うしどうなるか知らないけどね成功するかも微妙だしあまり期待しないで」
サラ達が戦ってる後方ではレイがサラ達のパーティに説明をしている。
「次のテストで何が起こるかはまったくわからないから今の内に仲間をあつめたいと思ってたんだ、ダリルだったなよろしく」
レイの差し出された手をダリルと呼ばれた坊主頭の男は握ると質問をする。
「ああ、よろしくでもなんで俺たちが仲間になると思ったんだ? 裏切るかもしれないぜ」
「これでも人を見る目に自信があるんだ、それにお前らが裏切ったら踏み台にする計画もあるから安心して裏切っていいぞ」
「安心できるか!」
「お前は黙ってるけどいいのか? えっと名前は」
「シンだ、俺は自分の腕を磨ければ細かい事は言わん」
「ふーん、えっとそっちの子は?」
スナイパーライフルを担いだ子供のような少女に目をやるがやる気の感じられない眠気を含む眼差しを向けられ名前のみ口にする。
「ネル」
「ネルは、特に無さそうだなこの子いつもこうなのか?」
「ああ、なんかマイペースなんだよ悪い奴じゃなさそうだけどな、ところでどうしてサラとアッシュだっけあの2人だけで戦わせるんだ?」
「サラが一騎打ちしたかったんだけど体力の回復にちょっと時間欲しいっていうからアッシュが時間稼ぎしてくれただけだよ、まぁ3分も持たなかったけど」
「あ、そうだネルの武器で致命傷は与えられるんじゃないか?」
「無理、あいつ身体強化してるみたい、火力足りないわ」
「そっか」
「とりあえずはこのくらいのテストならサラがいれば後はこっちのパーティでどうにかできるから次のテストで力を貸してくれ、今は高みの見物でもしててくれ(それに俺たちのパーティは俺以外圧倒的に経験不足だからちょうどいいからな)」
話が終わるとレイはアッシュと合流して1本の縄を渡し鉈を受け取る。
「んじゃ後はこいつで作戦通り頼むぞ」
「わかった任せてくれ」
タトゥーの男の剣筋が少し鈍くなってきて疲労感が見えてきたサラは振り下ろされる剣の柄に目掛けてタイミングよく上段蹴りを入れると剣は男の背後に落ちる、男は一瞬驚くが次の瞬間口角を僅かに上げて身をかがめると肩を突き出し突進する、サラは避けられず直撃する、10メートル程吹き飛び態勢を立て直そうとすると既に剣を手にした男が斬りかかる、もう避けるのは間に合わないと思いサラは歯をくいしばるが覚悟していた痛みは無く切られているのはエドの背中だった、もう一撃当てようと腕を横に伸ばした時男の両腕に縄が掛かる。
「あ、なんだこれこんなもんで俺を縛れると思ってんのか」
男が動く前にアッシュとクレアの声が重なる。
「解放!」
2人の声を合図に縄が徐々に蒼白く光る鎖へと変わっていく、男が引きちぎるように引っ張るが地面から生えるように伸びる鎖は微動だにしない。
「これは、上級アイテムか! なんでFランクのやつらが」
男に時間を与えないようにサラが渾身の一撃で殴る、歯が何本か折れて口から血を吐き出す男に握り締めた拳を間髪入れずもう一度その顔に叩き込む。
「ちっ、宝具の解放はしなかったか」
サラは悔しそうに呟くと全身を捻り男のボロボロになった顔に飛び蹴りを入れる、握られた剣が手から滑り落ち男は完全に気を失う。レイ達は斬られたエドに駆け寄り安否を確認する、息をしている事を確認するとレイはアッシュとクレアにエドの事を頼み急いで旗を刺しに行く。
音が洞窟内に響き放送が始まる。
「テストの終了をお知らせします、皆さんは動かないで下さい1歩でも動けば反則とします合格者数は9名です皆様お疲れ様でした」
放送の終了と同時に転送が始まる。
なんとか今年中に投稿できました、思ったよりも目を通してくれる方が多くてとてもありがたいと思ってます、皆さんありがとうございます。
スマホから編集や投稿をしてるのですが空白の開け方がわからず字下げ機能もつい最近気付きました、違和感を感じた人はごめんなさいわざとじゃないんです。
登場人物が増えてきたのでそのうち活動報告にキャラ一覧を書きたいと思ってます。
今年の投稿はこれで最後になります、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。