第1話
昔々、魔王と言う者が今した。魔王の力はとても強大で、人類は支配されてました。人々は何度も魔王に立ち向かいましたが、その度に敗れ、皆は生きる希望を失いつつありました。そんな、ある時異世界から魔王と同じ強大な力を持ち、そして、正しい心を持った者が現れました。人々は。その奇跡を持った者に希望を託し、こう呼びました。勇者と……昔々、魔王と言う者が今した。魔王の力はとても強大で、人類は支配されてました。人々は何度も魔王に立ち向かいましたが、その度に敗れ、皆は生きる希望を失いつつありました。そんな、ある時異世界から魔王と同じ強大な力を持ち、そして、正しい心を持った者が現れました。人々は。その奇跡を持った者に希望を託し、こう呼びました。勇者と……
「ふ~ん。ここがティンタジェル学園か」
ティンタジェル学園。人類を守る。英雄を育成を目的とする伝統校である。勇者によって魔王は倒されたもののいつ来るかもしれない、新たな魔王に備えるため、英雄の卵たちを教育をメインとする。才能と実力を認められた一部の人間しか入学てができない超一流のエリート校である。
「まったく、俺は死んで表舞台から消えたんだから、このまま静かにほっといてほしかったな……」
この少年の名前はブレイ・カナスト。今日このティンタジェル学園に転入してくる生徒だ。
「見ろよ……」
「おっ! 魔のイフリート様だ」
「今日もお美しい」
そこには、美しく真っ赤な髪をなびかせてる美女がいた。彼女の名前はナターシャ・オルネイスト
「ナターシャ様」
「うん? どうかしたか?」
「あ、あの、午後の授業の変更を伝えたいので、昼休みにガストン先生の元に来るように、と言っておりました」
「そう、わかった。ありがとう、クレアさん」
「は、はい~」
ナターシャは学園のな高嶺の花的な存在、彼女は文武両道で美人、更に彼女の序列は4位つまり、この学園で4番目に強い。そんな、彼女に生徒達は憧れて、ファンクラブまで出来ている。
「ねぇ~、君今暇? 暇なら俺とお茶しない?」
「……それは、私に言っているか?」
どうも、ブレイだ。学園の門を入ったらいきなり美少女がいたので、ナンパした。
「だ、誰だ!? あの命知らずは!」
「ナターシャ様にナンパしたぞ!」
「こ、殺される!」
「てか、ナターシャ様に近づくな! 死ね!」
何か周りがどよめいてるけと俺は気にしな~い。ぜって~、捕まえる。
「見ない顔だな?」
「あ、俺今日からここへ転入して来たんだ」
「そう、私はナターシャ・オルネイスト。貴方は?」
「ブレイ・カナスト。よろしくね、ナターシャちゃん」
「おい! あの野郎ナターシャ様にちゃん付けで呼びやがったぞ!」
「ナターシャ様! そのヤバン人から放れてください!」
「そうだ! 消え失せろ!」
おいおい、何か酷いことを言われてない?
「ふむ……良いぞ」
「おっ! マジ!? そらじゃあ、そこの……」
「貴様ーーーー!!!!」
「な、何だ?」
「エミリー達だ」
何か物凄い勢いでこちらに向かって来たんだが……俺って今モテ期?
「死ね!」
「ごは!?」
じゃなかった! いきなり顔面にドロップキックされたよ! なぜ!?
「何をする!?」
「てめぇーこそ何しちゃってくるてるんだ? あっ? このボケが!」
「す、すみません」
思わず謝ってしまった。え、何? 俺が悪いの? ナンパってそんなにダメなの?
「こちらの方は誰だと思ってる!」
「……ナターシャちゃん?」
「様をつけんかい! このボケが!」
「ガハッ!」
今度は蹴られたー! 何この子!?
「すまない、大丈夫か?」
「あっ、ナターシャちゃん。優しい」
ナターシャちゃんは蹴られた顎に、ハンカチで押さえてくれた。
「エミリー、理由もなく人を蹴るのはよくないぞ」
「理由ならあります! この野郎はナターシャ様にナンパをしました。これは万死に値します!」
え~、マジで……?
「……今のはナンパしたのか?」
え~、そうですよ。逆に何に思ってたの?
「とにかくこの男は今すぐに殺します」
逃げよう。
「エミリー、それは良くない。彼はナンパしただけだ」
「いえ! この男は絶対に殺し……あれ? いない!?」
「エミリー隊長! あそこにいます!」
「待てや! ごらー!!」
怖! 今は逃げれば勝ち! 去らば!