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砕牙~白銀の破壊者~  作者: 伊東 無田
再会の物語
30/76

27話 アトランドの休日 その2

タイトルをビミョーに変えました。

ちなみに読み方は「はくぎん」と「しろがね」のどちらでもかまいません。


・追記

やっぱり読み方は「はくぎん」でお願いします。理由は無い!

「はい、それではクエスト達成を確認いたしました。それではまたのおこしをお待ちしております。」


昼過ぎ、クエストを完遂したからゼノはギルドに報告をした。

(それにしても--)

「安い割にはなかなかの業物だな」

(まさか青鹿の角を正面からぶった切るとは…

オーダーメイドだったらどんだけ凄いんだろ?)


青鹿とは全身が青葉の様な色(緑)でその体毛は痺れ効果がある毒を宿しているという珍しい動物である。また、角には解毒作用があるため今回のようにクエストの対象となる。なお、この角は半年程度で新しく生えてくるため青鹿自身を狩ることは禁止されている。



「さてと、そろそろ昼飯でも食いに行くか…」

朝から何も食べていなかったのでゼノは手っとり早く目についた喫茶店に入った。--いや入ってしまった。



カランコロン--



「ハイハ~イ!いらっしゃい、ってゼノ君じゃな~い!!久しぶ『バタン!!』

ザッザッザッ…

『ゼノは逃げ出した!』


ガシッ!!!

『しかし捕まってしまった!』


「一名様ごあんなーい!!」

そのままゼノは店の中に引きずり込まれた





「ご注文はお決まりに成りましたでしょうか!?」

「落ち着きのある静な店員をお願いします」

「ご注文はお決まりに成りましたでしょうか!?」

「…落ち着きのあ「ご注文はお決まりに成りましたでしょうか!?」………ランチセット一つ」

「それより久しぶりだね!元気!?今日はミリアちゃんは一緒じゃないの!?そういえば聞いたよ~編入早々大活躍じゃない!!生徒会室ってどんな感じだった!?やっぱり綺麗なの!?それとも逆に散らかってたりして~!!ねえねえどうなの!?教えて!?ねえねえねえねえ!?!?」


「チェンジで!!!今すぐ店員チェンジで!!!!!!」

ゼノの魂の叫びが店内に響き渡った





~二十分後~


「お待たせしました。こちらランチセットでございます。」

別の店員によって料理が運ばれた。

「それからこちらがロイヤルハニートーストでございます。」

「キタキタ、おいしいのよコレ!」

「いや、何してんですかスズカ先輩?」

先程まで店の制服を来ていたスズカがいつの間にか私服に着替えてゼノと同じテーブルに座っていた。


「え?だって私のバイト時間は終わりなんだもん!普段はこのまま帰るけど今日は特別よ!」


(何が特別なんだろう?)


「そういえば聞いて聞いて!この前ね--」


その後スズカからゼノへの一方的なおしゃべりは続いた。


~一時後~

「それから、え~と!?」


(勘弁してくれ!!!)

ゼノに限界が訪れようとしたその時--



カランコロン--



「いらっしゃいませ。三名様ですか?こちらの席へどうぞ!」



「お腹すいたね」

「わたしはコレにするわ。」

「僕はコレで」


隣のテーブルに見覚えのある三人組がやってきた。

「あれー!?ナっちゃんじゃない!!それにサラちゃんも!!」


「「え!?」」

「どうしたの!?久しぶり~!元気にしてた!?最近会わないから心配してたのよー!!」

「お、お姉ちゃん!今日のバイトは終ったんじゃ…それにゼノくんも!」

「お、お久しぶりですスズカさん…」

話しかけられた二人は苦笑い


「そうだ!紹介するね!この子達は…」

「大丈夫です。知り合いですから。」


「ゼノくん、お姉ちゃんと知り合いだったの?」

「うん…この前ね」


「「………………………………………」」


「どうも姉がご迷惑をお掛けしました。」

「いえいえ、それほどでも」

「あれ~?二人共どういうことかな?」


ちなみに一連のやりとりを横で見ていたマルクは微妙な顔をするしかなかった。



-----------



「ふう~!満腹満腹♪それじゃあ四人共またね!!」

その後さらに一時間しゃべり倒してスズカは帰って行った。ちなみにスズカは樹の学生寮に住んでいるので夜に遭遇することはない。



「………悪い人ではないんだけどね。」

「………悪い人ではないのよね。面倒見も良いし…」

「それ以上に面倒くさいけどな…」

上からマルク、サラ、ゼノの順番である。


「お姉ちゃん…昔からあんな感じなのよ…。」

ナズナが申し訳なさそうに呟いた。


「そ、それより三人共どうして北地区に?確か学内支部からクエストを受けたはずじゃなかったか?」

「ああ、それはクエストが順調に終わったからそのお祝いにと思って……ゼノの予定も分からなかったから仕方なく三人だけで来たのよ。」

「ついでにいえばさっきの喫茶店でお姉ちゃんがバイトしてるのも知っていたから時間をズラして来たんだけど…」

「ま、まあいいじゃん。それよりそろそろ日が暮れるから帰ろう。」


四人はとぼとぼ寮に向かって歩いて行った。




-----------



~その頃、水の学生寮~


「じゃあそういう手筈で、頼んだよアニキ。」

「わかったわかった。行ってくれば良んだろ?」


シグマは面倒くさそうに返信をして寮を出て行った。


「…さ~て!今に見てろよ…バカゼノ…」



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