夜風が囁く、ひとりごと
休日の夜、久しぶりに夜の街を歩く。
今日は風が強く、夜でも騒がしく街の中を駆け抜けている。
上着を着てきたが、鋭い冷風が私の顔を刺す。
もはや寒いを通り過ぎて痛くなってくる。街を歩くのは悪くないがいかんせん寒い。
コンビニに行こう、寒すぎて風邪をひきそうだ。
街はまだ、明かりがともり不夜城のように足元がしっかり見える。
それはとても、便利だし安全だしいいことが多いが、そういった明かりがなく星がしっかりと見える裏山もまたいい。暗くて怖いけど
街頭が、減り山の方に向かっていく。
コンビ二は山のふもとにある、会社に行く前に寄っていたコンビニだ。
夜とは思えないほどまぶしく、それでも安心感はある。
中に入る、暖かい空気が顔に当たり、痛く冷たかった手も、感覚を取り戻し始めた
レジの方を見ると、おでんが湯気を立たせていた。
食べたいけど、今日コンビニに来たわけはおでんのためではない
「あった、よかった…昔から無性にたべたくなるんだよね」
あったかい、おわんを持ち、コンビニの外でゆっくりと食べる。
誰もいない、一人の駐車場
寒く流れる空気も少しずつ暖かくなってきている。
恐らく今年最後に食べるおでんだろう